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時間の価値とその使い方、そして丸い鍋を囲むこと

林 拓児 / 土鍋 平 大 / 25,000+tax 大村 剛 / 黒手付小皿 / 4,000+tax 醤油差し / 3,500+tax

冬のこの時期の我が家では、奥に潜んで休憩する間も無くスタメン選手としてガス台の上で活躍し続ける土鍋。電化製品を減らすことを目的として土鍋でお米を炊く生活を数年前に始めたのですが、そんな習慣も相まって欠かすことの出来ない大切なポジションを担っています。そして土鍋ご飯は、慣れてしまうと炊飯器にお米をセットするよりも簡単で、何より初めて自分で炊いた炊きたてご飯の美味しさには文字通り目を丸くして驚きました。

もちろんそれだけではなく、野菜や肉団子やお豆腐など好きな具材をこれでもかと放り込んでぐつぐつ煮立つ鍋で温めて食卓にそのまま出し、誰かと一緒に鍋を突く晩御飯も冬ならではの楽しみです。共働き家庭の増加とともに家族皆で食卓を囲むことが当たり前でなくなった家庭も少なくないかと思いますが、誰かと一緒に食事をすること、一つの鍋を一緒に突くこととその時間の共有は、おろそかにしてはいけない大切な時間の過ごし方であり家庭の本来あるべき姿なのではないかと思います。

 

食卓の真ん中に丸い鍋を置き、あたたかな部屋で毎日追われていた仕事から束の間の解放を得て、心からゆっくりと過ごしてみることは、時間に追われる日々の中の贅沢な贅沢な自分へのご褒美にもなるでしょう。そして新たな気持ちでまた次の日の朝目覚め、健やかな気持ちで家を出て、出来る限り懸命に誰かのため、何かのため、そして自分のために働き、またあたたかな家へ帰ること。その繰り返しの困難さを可能にするのは、きっと心休まる家での時間があるからに違いないと、そう思っています。

新しい年こそ、そんな日常の大切な時間をもっと尊ぶ心の余裕を持ちたいと、自分自身に言い聞かせる思いで本年最後のブログ記事を終えようと思います。本年もBLOOM&BRANCHをご愛顧頂き、またこのような拙文のブログをご覧頂き、誠にありがとうございました。(守屋)

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冬の言い訳

Phlannèl / Mix Tweed Belted Coat / 89,000+tax

「今年は暖冬だ」という言い訳を武器に、コートを買わないつもりでいました。ですが、特段寒くて必要に駆られた訳でもなかった先日、ツイードの織り目の素敵な一着に出会い、ついつい準備していた言い訳を撤回して購入してしまいました。買い物ってそんなものなのだと思いますし、目の前に素敵な、出会いの一着が現れたならば、手にしないことほど虚しいことはありません。

そんなこともあり最近は購入したツイードのコートをよく羽織っているのですが、初めて羽織ったツイード生地の、驚くほどの暖かさに着る度にうっとりとし、買ってしまったことへの後悔など微塵もなく、暖かく幸せな気持ちに包まれるのです。ウールをしっかり縮絨したメルトン素材ももちろん満足の防寒性なので以前は頻繁に着用していましたが、コーディネートによっては少しカジュアルに落ちてしまったり、暖かさと引き換えに重量感が両肩にのしかかってくることがネックとなり段々とワードローブから遠のいていました。

その点、しっかりとした織り生地のツイードは、縮絨ウールほどの重さはなく、身体に馴染むような柔らかさを併せ持っています。重いコートが苦手だからウールは着たくない、という安直な心理に異議を唱えるように立ち上がったツイード素材は私にとっての新しい発見でした。そして何より、Phlannèlのツイードは、どんなスタイリングにもがさっと羽織ってしまえば上品な着こなしへと昇華してくれる大人の一着です。

「今年は暖冬だから」という言い訳を心に固く誓っている方は、その言い訳に少しばかりの猶予を与えてみてもいいかもしれませんという、年の瀬の提案です。オンラインサイトでのPhlannèl ×2 point campaignも本日までとなりました。クリスマスの贈り物にも是非ご検討ください。(守屋)

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猫を被った名品たち

BLOOM&BRANCH / Shinimi Bag / 1,800+tax

ルーツを辿り、伝統を重んじ、革新を求めるという姿勢を表したBLOOM&BRACH創業当時からの定番アイテムである「しじみ袋」。持った時の形が貝のしじみに似ていることからその名がついた、日本の風呂敷と西洋のバッグが融合したアイテムは、和の文化が西洋の文化に大きく影響を受けた時代そのものを表します。

オックスフォード素材を使用し現代的なアイテムへと昇華させたオリジナルバッグは、風呂敷がかつて日本人の生活に欠かせなかったのと同じように、日常で荷物を運んだり、お風呂道具を入れて温泉へ行ったり、手土産を詰めて実家へ帰省したり、旅へ連れて行ったり、包んで贈り物にしたりと生活のどんな場面でも手を差し伸べてくれる懐の深い存在です。

Garment Bag / 4,000+tax

日本の「包む」「折る」「結ぶ」という手法を取り入れたデザインが特徴のガーメントバッグには、肩から下げたり、スーツケースの持ち手に掛けても収まりが良いように調節されたショルダーの長さに至るまで細部までデザイナーの拘りが散りばめられています。そして何より、使い込むことで風合いが増し味わい深い表情へと変化していく厚手のキャンバス素材が美しい一品。

生活に一番寄り添うものだからこそ、常に店にひっそりとご用意してお待ちしておりますこれらのアイテムを、WEB SHOPにてPhlannèlをお買い上げのお客様に、金額に応じてプレゼントさせていただくことになりました。使えば分かる、けれど主張がないばかりに目に触れにくい隠れた名品を、この機会に多くのお客様のお手元にお届けさせていただきたく思います。

これらのアイテムの何よりの良さである「素材感」は写真では伝えられない、触れてみなければ分からない本物の良さを持ち合わせています。いつも思うことが、本当に良いものはどこまでもシンプルであるが故に、静止画像に納めるとまるで見ず知らずの人の前では猫を被ったように押し黙ってしまう子供と同じく、きらきらと輝くその魅力を内に隠してしまいます。キャンペーンは本日12月15日(土)から12月24日(月)まで開催しておりますので、一人でも多くの方の生活の一部にご活用いただける日がくれば嬉しく思います。(守屋)

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冬の寒さに潜む温かな時間

Phlannèl / Shetland Wool Crew Neck Sweater / 21,000+tax

クリスマスの贈り物をお探しのお客様を店頭で多くお見かけするようになりました。贈り物を探される際にまず悩むことは、相手がもらって喜んでくれるかどうか、使ってくれるかどうか。そしてその第一関門を晴れて突破し選択肢の一つとしてお洋服が挙がったならば、次なる関門は好みやサイズです。

贈る相手の着こなしのサイズの好みもさることながら、そもそも、相手がどれくらいの体型でどれくらいのサイズの服を着ているのか、正確に把握している方はごく少数かと思います。そんな大多数の方へ是非ご提案させていただきたいのがニットです。ニットは、パンツやシャツほどサイズ選びにデリケートにならずとも、着こなしに大きく響くことはないでしょう。少し大きく着用するバランスが案外ぬけ感を生み出したりしてくれます。

そしてどこまでも「オーセンティック」、「ベーシック」を追求したPhlannèlのシェットランドニットならば、流行の波にも流されずに、時代を超えてその人らしい着こなしを可能にしてくれます。更に、Phlannèlらしい肩や袖口の編み地など、洋服に拘りを持つ玄人の方にもしっかりと満足いただける意匠もしっかりと盛り込まれた一品は、第二関門を突破し、なおかつ嬉しい付加価値までもが備わっているのです。

カラーバリエーションの豊富さも、ベーシックな色をチョイスするのか、はたまた遊びの効いた赤やグリーンをチョイスして思い切りクリスマスらしさを演出するのか、選択の幅を広げてくれるでしょう。苦労しつつも贈る誰かを思いながら、贈り物を選ぶ時間を過ごしたならば、冬は更に深まり、寒さの中に柔らかな温もりを感じることが出来るはずです。贈り物を贈る嬉しさや楽しさは、そんな意外なところにもあるかもしれません。(守屋)

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時間という「道具」

「時間を持ち運ぶことが出来る」ということにどれだけロマンを感じるでしょか。今や、スマートフォンを一目見れば、一瞬の狂いもなく動き続ける時計がそこに煌々と提示され、そんな思いを感じることもなく当たり前に、「時間」はそこにあります。

90's must de CARTIER / 215,000+tax

そんなスマートフォン、ましてや携帯電話など無かった時代に、手軽に時間を持ち運べることを叶える確かな道具が誕生したことは本当に革新的であっただろうと思います。当時の人々はそんな背景のある道具を、我々が欠かさずスマートフォンを持ち歩き手放せないのと同じように、生活の道具として持ち歩き、慈しみ、大切にしてきたことでしょう。そして今当たり前に私たちがスマートフォンの充電をするように、彼らは毎日時計のねじを巻き、時間を確かめていたことでしょう。

90's must de CARTIER / 220,000+tax

そんな「持ち歩ける時間」の中身は、世界最高峰の職人の技術の結晶です。時計をオーバーホールするという体験は、多くの人が経験することではないかと思いますが、私は初めて時計をオーバーホールした際にようやく大人への一歩を踏み出せたような気持になり、また「時計」というももの中身を、技術の結晶を、精密な機械をはじめて意識したきっかけになりました。そして漠然と感じていたロマンを「時計」という姿で表していたものは、その時初めてしっかりと私の「道具」にもなり得ました。

CARTIER SANTOS / 200,000+tax

ROLEX OYSTERPERPETUAL / 280,000+tax

大切にメンテナンスを施されたそれらの過去の時計たちが、今なお時間を刻み続けているという事実は、現代を生きる私たちに何かを伝えようとしているかのようにさえ思えます。過去と今を、しっかりと「時間」という概念を通してつなぎとめてくれる、そんな一本にロマンを感じたのならば、是非人生の中で一度は触れてほしいと思います。そしてそんな一本を是非ご自身の「道具」へと導いてほしいと思います。(守屋)

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