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慎ましさという個性

松原竜馬 / マグカップ各種 / 3,500 〜 4,000+tax

個人的な話ではありますが、もともと民藝への興味から器の魅力へと引き込まれていった私にとって、作家さんの作品を手にする機会があまりなく、自宅で実際に使っているのも民藝の器ばかりでした。民藝の無名性を好んでいたためか、作家の方の名前の通った作品をどのように日常で使えば良いのか分からず、抵抗感があったのも否めません。そんな私が初めて購入させていただいた作家さんの作品が、松原竜馬さんのスリップウェアでした。

別注カップアンドソーサー / 6,000+tax

民藝のような慎ましさと実用性のある佇まい。しかし民藝の器と異なるのは、決して大胆に描かれないその透き通るような絵柄。民藝を元に個性を出そうと試みた加飾の結果というよりは、松原さんのお人柄がそのまま現れたような控えめな個性で、きっとどんな食卓にもすっと馴染んでくれるだろうという安心感がありました。

黄釉マグカップ / 3,500+tax  黄釉面取りマグカップ / 3,800+tax

飴釉掛け分けマグカップ / 3,500+tax  灰釉茶色マグカップ / 3,500+tax  茶色マグカップ / 3,500+tax

日本民藝館が好きで良く足を運ぶのですが、そこで初めて英国のスリップウェアを実際に目にした際にすごく日本的だなと感じました。そしてそれと同じように、松原さんの作品を見た際にはすごく西洋的だなと感じたのも私にとっては新鮮な発見でした。実際に松原さんにお話を伺ったところ、古いものにとても興味があり、そこからインスピレーションを受けて形を作り出すこともあるとのこと。和の土ものの温かみや渋さのある釉薬の色の中に、どこか西洋の雰囲気を感じたことに納得がいきました。英国の圧倒的な存在感を持つスリップウェアとはまた違う、ごく控えめな個性を持った松原さんの作品は、まさに現代の民藝品のようです。(守屋)

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