BLOG

ある映画から

KIJI / Linen Red Cross Knit / 25,000+tax

先週のご紹介の際にウォンカーウァイ監督の作品について触れましたが、ウォンカーウァイ監督初の英語作品である「MY BLUEBERRY NIGHTS」は、おそらく氏の作品の中でも最も日本で人気のある作品の一つではないでしょか。ニューヨークの雑踏やネオン、そして登場人物の心情の描写の端々にどこかアジアの街や空気を連想させるような、監督らしい湿度のある映像がとても印象的です。同じくニューヨークを舞台とする作品を数多く手がけているウディアレンのそれとは全く異なる風景をみせてくれます。

ウディアレンの監督作品ではニューヨークが舞台となる傷心の主人公とその人間関係をコミカルに描いた作品が多くありますが、そこに描かれるニューヨークは前者と異なりとてもドライで軽快。長い台詞が連続するテンポの良さや、さっぱりとした人間模様がその所以でしょうか。また、氏の作品の特に70年代後半から80年代頃の作品は、登場人物のスタイリッシュなルックスが注目を集め、今でもファッションアイコンとして様々な場面で取り上げられるほど、圧倒的な影響力を持っています。そんな当時のウディアレンやダイアンキートンのように、マニッシュに程よく肩の力を抜いたスタイリングを楽しんでほしいのがKIJIのリネンニット。

ニットが入荷した当初、インナーカットソーの上からざっくりと大きめに被り、柔らかなコットンツイルやシルクのパンツを合わせてルーズに着こなしたい気分でした。ですが改めて「マンハッタン」や「アニーホール」に登場するダイアンキートンやウディアレンの着こなしを振り返ると、シャツを合わせたり、ジャケットを合わせたり、しっかりとした生地のチノトラウザーをオーバーサイズで合わせたり、そういったナードでトラッドな要素を盛り込んだ着こなしも新鮮で面白いなと。トレンドを追うのも勿論楽しいですが、少し気分が変わりました。ふとした時に、映画だけでなく古い雑誌を繰ってみたりすると、新しい発見があるかもしれません。(守屋)

BLOOM&BRANCH WEB SHOP
BLOOM&BRANCH Facebook / Instagram
BLOOM&BRANCH SHOP Instagram
KIJI Instagram
Phlannel Instagram
THE BAR by Brift H Instagram
COBI COFFEE Facebook / Instagram