BLOG

Phlannèl Special Interview vol.1 - 繊細で真面目な日本人の気質

Phlannèl / Cotton Pin Tuck Dress Shirt / 29,000+tax

今19AWシーズンより新たなレーベルも立ち上がり更なる世界観の追求を続けるPhlannèl。そんなPhlannèlの変わらない価値観や、洋服の持つ役割についての独自の解釈など、幅広いお話をデザイナーに伺いました。

決まりごとと、それを貫くことで見える独自の個性

19AWシーズンのPhlannèlのテーマや試みについて教えてください。(守屋)
--毎シーズン特にテーマは設けていませんが19AWは本来のPhlannèlに立ち返って、シックで渋めな色合いで組み立てました。また、昨今の気候変動が今までとは変わってきていることもあり、シーズンレスで長い期間活躍する素材とアイテムを提案することを意識しました。(Phlannèl 浅川)

19AWにPHLANNÈL SOLが新たにローンチしましたが、それによってPhlannèlのコレクションラインの立ち位置や役割に変化はありましたか。(守屋)
--SOLは日常の道具に近い立ち位置のアイテムで、よりプロダクト的な意味合いが強いです。そんなSOLがあることでコレクションラインではこれまでより一層上質でスタイルのあるPhlannèlの表現が出来るようになったと思います。実際に、コレクションラインで使用する素材のクオリティーはアップグレードしています。(浅川)

より一層スタイルの表現が出来るようになったとのことですが、それでもPhlannèlの服にはどこかいい意味で無個性さや無名性を感じます。そんな印象の中に「Phlannèlらしさ」を成立させることが出来る所以はどんなところにあるのでしょうか。(守屋)
--Phlannèlの企画をする上でいくつかの決まりごとを作りました。例えば「天然素材しか使わない」など。その決まりごとを守り、貫くことで、ブレない「らしさ」を保っています。かといってこれを一寸違わず守り続けるだけでは新鮮さもなくなってしまうので、新しい挑戦をいつも試行錯誤しながら繰り返しています。もしPhlannèlらしからぬアイテムを見つけたら、その挑戦と思ってください(笑)(浅川)

Phlannèlらしさ、日本人が作ることの意味

そもそも「Phlannèlらしさ」についてなのですが、いつもこうしてブログ記事を書く時や人に伝える時などに言語化するのが難しいと感じます。「日本人に馴染むニュアンスの色表現」とか「職人並みに拘り抜く素材」がPhlannèlの良さだという個人的な解釈はあるのですが...(守屋)
--よく「どこの国の服ですか」と外国の方にも聞かれますが、色はヨーロッパをベースに日本人なりの解釈で組み立てています。素材については、新人時代から国内外問わず本当にたくさんの素材を見せていただける環境にいましたので、その中で素材を選ぶ基準やテイストが培われてきました。今はそれに裏打ちされた感覚や勘を大切にして、こだわる部分は拘り抜いて素材選定をしています。ただ、拘りが強すぎても逆に伝えたいことが伝わりにくくなったりもするので、やはりバランスが大事だとは思います。(浅川)

そんな「らしさ」のあるPhlannèlを一言で表現するならどんな言葉を使いますか。(守屋)
--「生真面目な日本人が作る服」、「日常を品良く丁寧にしてくれる服」...。
Phlannèlはユーロビンテージなどヨーロッパをベースに日本人がデザインし、日本人が作ることで、繊細で真面目な日本人の気質が出ている服です。日本人でも勿論いろんな気質の方がいて、大胆でパンチの効いているデザインもあります。良くも悪くも真面目なデザインは 面白みが足りないとも思われてしまうかもしれません。でもそれくらい、着る人の個性を大切にし、そっと寄り添う服、でもなくてはならない存在でありたいと思っています。(浅川)

(後半へ続く)

BLOOM&BRANCH WEB SHOP
BLOOM&BRANCH Facebook / Instagram
BLOOM&BRANCH SHOP Instagram
KIJI Instagram
Phlannel Instagram
THE BAR by Brift H Instagram
COBI COFFEE Facebook / Instagram