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総動員させるのは知識ではない

TENDER Co. / Long Sleeve Boomerang Shirt / 48,000+tax

青写真をテーマに染め上げられた鮮やかなブルーは絵画や図面にも採用されるプルシャンブルーの染料で染め上げられ、さらに斜めにストライプ柄の入る変わったパターンはブーメランのようなパーツを中央で縫い合わせて作られていたり...というようにTENDER Co.のアイテムは「語ることの出来る」要素がふんだんに盛り込まれています。

このことを販売員の目線から考えてみると、悪い言い方ですが「語り口が豊富で有難いアイテム」だということです。もし仮に自分にコーディネート提案力が欠けていたり、ブランドの世界観への理解が浅かったりしても(そんなことはあってはならないのですが)、服自身が、語るべきお題を自らで発信してくれるので、接客の際に完全に服に寄りかかってしまうことも出来てしまうのです。

勿論私は、それは服のプロフェッショナルとしての販売員という仕事を全うする上では間違った方法であると思っています。ましてや当店をご利用いただくお客様に対しては特に、買い物経験や洋服に対する知識が豊富なのでそんなごまかしは通用しないでしょう。そんな中で知識に頼った接客やご紹介をしたところで、お客様の買い物のサポートなど出来るわけがなく、満足いただく体験を提供することなど不可能なのです。

私たちはプロフェッショナルである以上、知識以上の付加価値を提供することこそが、遂行するべき「絶対的な職務」であるのですが、ではそれは何を持って示すべきなのでしょうか。

私たちは日々圧倒的な量の衣服に触れ、試着をすることで肌感覚に裏付けされた経験と知識を持ちます。そして私たちは、十人十色なスタイルを持つお客様の着用のサポートをすることでサイズ感や似合わせる色に関する経験と知識を持ちます。また、それらの経験の中で培った独自の美意識や価値観を持ちます。

私たちはそれらを総動員させて、お客様と衣服との出会いの場に立会い、サポートをすることで、与えられた職務を全うします。だからこのブログにおいても、インターネットで検索すれば簡単に手に入るウンチクや商品情報を書くことは何の付加価値も生まないと思っています。このブログを見たお客様に、あるいは紹介したアイテムを欲しいと思っていただくことは出来ないかもしれませんが、洋服選びのサポートが出来る指針のようなものとして機能すればいいなと思っています。(守屋)

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