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流動的なファッションの中に「不変」を見る

POOL by CLASS / Calton Brown / 73,000+tax

基本的に洋服は大好きだが着道楽ではなく、洋服というプロダクトは好きだしデザインという領域の話は好きだけれどファッションは好きではなく、マーケティングなんて出来ることなら考えたくないという業界人として間違いなく失格の烙印を押されてしまう欠点が私にはあります。ちなみにこの考え方は、シンプルで長く使える洋服や上質な日常着をベースとして提案しているBLOOM&BRANCHの世界観が好きなお客様には少しは理解してもらえる部分があるのではないかと淡い期待を抱いています。

これは決して根拠のない自信や願望ではなく、その価値観に共感してくださるお客様がいるからこそ毎シーズンPhlannèlでは変わらない定番品をリリースするSOLというレーベルが誕生したわけですし、それらを求めてくださるお客様が沢山いらっしゃる事実があります。ですがそんなお客様にも、日常から少し距離を置いたようなファッションアイテムに是非触れてみて欲しいという一見矛盾する考えを今回はお伝えさせていただきたいと思っています。

POOL by CLASS / Manashiki / 43,000+tax

上質な日常着を基本とする店内では、ファッション性の強いアイテムやデザイン性の強いアイテムはより際立って見え、必要以上にそのファッション性だけが目に入って来がちなのですが、これらのファッション性の強いアイテムは、流行とは無縁ながらそのシーズンの中でデザイナーが表現したい世界観を強く反映している、その時のリアリティが凝縮されたアイテムなので、正直なところ次のシーズンになっても愛用していられるかと問われると私自身にも疑問が残ります。ですがこれらのアイテムの多くはファッション業界を第一線で長く引っ張ってきたデザイナーが作るものであり、そこに一時的な感情は多少含まれていながらも芯の部分では確固たる世界観をどっしりと構えています。「変化」の中に必ず「不変」を持っているのです。

この「不変」がしっかりとあるからこそ、1年目に飽きるほど着て2年目にはそっとクローゼットを温めるだけになったアイテムも、3年目になるとまたじわじわと袖を通したい感情が湧いてくる。その理由は時を経て初めて、そこに表現されていたのは流行や気分ではなく「不変」の拘りの世界観やメッセージなのだと気づく事が出来るからです。更に彼らの作る洋服には、経年により美しく変化する表情を持つものがほとんどです。彼らはファッション性の中に「不変」を表現する方法の一つとしてそのような経年の美しさを選んでいるのかもしれません。

そして、BLOOM&BRANCHにあるアイテムは全てにその「不変」の役割を求める事が出来ると断言できます。何故かというと、そのような信頼のおけるデザイナーの作るものしかセレクトしていないからです。その時流行っているだけだったり、信念のないマーケット重視のブランドのアイテムは、ここにはありません。ここにあるそれらのアイテムを多く買って、一定の時を経た今だからこそ、自信を持ってお伝え出来るようになりました。(守屋)

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