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肩書きというのは非常に曖昧なものである

TENDER Co. / COTTON MOHAIR TAMMY YOKE POCKET SHIRT #1 / 48,000+tax

洋服をデザインする人の中には、構築的なパターンと立体的なシルエットを作り出す建築家のようなデザイナーや、美しい絵画を描くように色彩と操り眼前にその表現を魅せる芸術家のようなデザイナーもいます。そしてウィリアム・クロール氏のように対象物に対しての溢れ出るほどの探究心を持って向かい合う研究者のようなデザイナーもいます。

もともと持っている彼の探究心の深さは言うまでもなく、その研究者としての眼差しは、きっと彼がセントマーチンでの教授職についているという彼自身の生き方が寄与するところが大きいのかと思います。学びの場に身を置くということは、実際的にも多くの文献に触れる機会が多いのではないか、そういった現実は彼の持つ研究熱心な姿勢をより加速させるのではないか、ということは容易に想像が出来ます。

そしてそういった研究者のような眼差しを持つデザイナーが生み出す服はアーカイブの単なるサンプリングに終始することは決してなく、例えば労働服としてデニムが機能していた時の時代背景、その時代の人々の生活、その土地の風景全てがしっかりと咀嚼されていて、彼の中で醸成され、彼のフィルターを通して、全く新しいものとして生み出されているのです。

また、いつも実験的な植物染料などを用いた染色は研究者としての実験の様子を想起させます。そしてそれによって表れる見たこともないような色彩は、化学反応を起こした実験結果のようです。良い結果がもたらされた際にはその染料は長く使用されますが、それが使用できなくなった際には新しい染料を求めて新しい実験がまた繰り返されます。研究と実験は終わることがありません。(守屋)

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