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肌馴染みとはつまりバイアスなのか

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ファッションの市場においてはまだまだ合成繊維や化学繊維に比べ、天然繊維が重宝がられる傾向があるように思います。"シルクのような"、または"麻のような"という前置詞を伴った合成繊維の紹介文言をどれだけ見てきたことかと振り返ってみるとその結果は明らかです。

一方で、化学繊維や合成繊維は天然繊維に劣るもののように一蹴しているのは、全くもってこちら側の勝手な偏見に過ぎないように思います。化学繊維は本来人間の知の結晶のような繊維であって、例えば心臓と同様の組織構造の素材を開発出来るからこそ救える命があったりだとか、ゴアテックスやプリマロフトが存在するから快適に過ごせる環境があったりだとか、人間は化学繊維により大いなる恩恵を受けているはずなのです。

「肌に合わないから」と一言で片付けてしまえばそれまでなのですが、やはり素材の成り立ちや素性が分かるもの、あるいは人間と同様にこの地球に自然に生まれ育っているものを必然的に私たちは信用してしまうのでしょう。私自身、この色感と番手が異なる糸の織りなす表情を見た時に、「茣蓙のような素材だな」と感じたとともに、不思議と安心感を得ていたことにはたと気がつきました。

もし技術発展がこのまま続いた先の未来に、環境負荷を全くかけない化学繊維が一般的に用いられるようなファッションの業界の流れが生まれていたとしたならば、私たちは布の次元を超えたそれらのものたちに馴染みや安堵の気持ちを抱くのでしょうか。(守屋)

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