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どこにでもありそうなどこにもなさ

KaILI for BLOOM&BRANCH / UTOU US (LIGHT GRAY) / 16,000+tax

BLOOM&BRANCHが常々やっていることといえばいかに普通を貫けるのかということだけであり、どれだけ奇を衒うことを避け、生活に馴染ませていけるかという限界点の突破へと邁進しているのみです。これだけ多様なものに溢れ、フォトジェニックな場所やものが珍重される時代において、全く逆の方向へと歩を進めているようにも見えてしまいます。

このKaILIのエクスクルーシブアイテムは何が特別なのかと言えばその色のみであり、さらにはかなり普通の色を特別に作ってもらっているものです。どこにでもありそうなLIGHT GRAYとSAND BEIGEですが実はどこにもないのです。特に今年らしい色であるわけでもなく、どんな時代にもありそうな、本当にありきたりな色なのですが、何度も言いますがどこにもないのです。

KaILI for BLOOM&BRANCH / UTOU US (SAND BEIGE) / 16,000+tax

ミルクコーヒーのような柔らかなSAND BEIGEは流行りのグレートーンのベージュとはまた異なりカーキを帯びた格好良いベージュともまた異なります。落ち着いていて優しそうで、安心感や懐かしさを感じるような、どこにでもありそうなSAND BEIGEです。コンクリートの冷たさはないけれどしっかり青さはあるLIGHT GRAYはBLOOM&BRANCHの店内に同化してしまって本当に目立たなくなります。それくらい普通のLIGHT GRAYです。それなのにどこにもない色です。

その“どこにでもありそうなどこにもなさ”は、UTOUというデザインとの親和性がとても高いと感じています。どこにでもありそうな普通のデザインに見えて、その実力や隠されたギミックは使った本人にしか分からないし、それも雷が落ちたような衝撃的な感動体験を提供してくれることもないのです。美味しい食べ物の栄養がじわりじわりと体内に染み渡って、気がついたら身体を健やかに育ててくれているような、かなり意識しないと見逃しそうになるほどの感動を提供してくれます。そんなものどこにあるでしょう。(守屋)

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