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  • 2018.9.17
  • CATEGORY : AOYAMA

林拓児 / 陶 / 入荷のお知らせ / 18.9.22- / AOYAMA


貫入楕円皿 豆 1,800+tax /  貫入楕円皿 小 2,500+tax / 貫入楕円皿 中 4,000+tax / 貫入楕円皿 大 8,000+tax (上から順に)

貫入リムプレート 5,500+tax (左) / 黒釉リム平皿 七寸 4,000+tax (右)
黒釉楕円皿 大 8,000+tax /  黒釉楕円皿 小 2,500+tax / 黒釉楕円皿 豆 1,800+tax / 黒釉楕円皿 中 4,000+tax (上から時計回りに)


貫入汲出 2,000+tax (左) / 貫入湯呑 2,000+tax (右)
貫入ティーカップ 3,000+tax


貫入蓋付浅碗 3,500+tax


黒釉蓋物 5,000+tax

9月22日(土)より、初の常設展開となります。長く活動された瀬戸を離れ、2016年より山と田園に囲まれた岡山市の自然豊かな地に身を置き、新たな環境で作陶に打ち込まれています。林拓児さんが影響を受けたと話されるのが古い陶磁器や骨董。ただ焼き直すのではなく貫入、黒釉を主に、白化粧、灰釉、炭化などその表現は多岐にわたり、自分なりの新しい形を求められています。普段使いを意識しながらも初めて見た時にはっと心が動くような有機的なフォルムを追及し続け「今、この時代の骨董」と言わんばかりの美しいうつわを生み出します。

父を三代目とする窯業会社を営む家系に育つ林さんですが、うつわとは異なる仕事に就く時期が長く一時家業を手伝いながらも最終的に選んだ道は、作家として量産ではない手作りのうつわと共に生きることでした。愛知県・瀬戸市にて作家活動に専念すると2010年には松本クラフトに参加。その後は国内外で高く評価され、現在では個展を中心に多忙な日々を送られています。

その「美しい形をしたうつわ」はどうやって生まれてくるのか。成形には一部、轆轤を使用されますが、その大半は型打ちの仕事に集約されます。自作の石膏型に一つ一つ丁寧に土を被せ、掘りを入れ、エッジを削り時間をかけ理想の形に近づけていきます。本焼きされたうつわは料理映えする土ものの温かさを持ちながら、細部に到るまで緊張感が及んでいるように研ぎ澄まされています。

最も林さんをイメージしやすいのが貫入作品と言えるでしょう。古い焼きものに魅了されていく中、17世紀から18世紀にかけ地元瀬戸周辺で焼かれていた御深井焼(おふけやき)の石皿に辿り着きます。彼の貫入作品はこの御深井焼を今に焼き直したものです。土には瀬戸産の白土、釉薬には長石を主体に灰をわずかに加えたものを用います。これを焼成し冷ます際、縮小率によりガラス質となった釉薬に無数の貫入(ひび)が生じます。本焼きした際は白に透明な釉薬がのったうつわにしか見えないのですが、松かさ(松ぼっくり)を水に浸した渋液に一晩漬け込むことで、自然に渋が釉薬のひびに入り込みはっきりとした貫入が顔を見せ、白かったうつわは全体的に黄味がかります。さらに使い続けることでうつわも貫入も色濃くなり、育っていく過程もまた楽しいものです。

他にも代表的な作風として、赤土を使用し鉄とマンガンを原料とした釉薬とした黒釉があります。ガス窯の中の位置により赤茶っぽくも、黒っぽくも反応し、個体差のある光沢加減も選ぶ楽しみがあります。さらに年末にかけて入荷予定なのがマットな仕上がりが特徴の炭化(たんか)。素焼きをせずに生の状態のうつわを籾殻や炭を敷き詰めた箱に入れ、還元焼成します。自然のマットな仕上がりと凛とした佇まいが美しい作品です。

前述した様々な手法と並々ならぬ形へのこだわりが詰まったうつわには、紆余曲折しながらも作家として独り立ちし、家業を継承する気持ちで作陶に励む彼の生き様が反映されているようにも思えます。初回は代表作の貫入・黒釉オーバル皿の大・中・小・豆皿や、七寸リムプレート、湯呑、汲出、ティーカップなど林さんの定番と言えるべき型にスポットをあてご用意しております。

秋刀魚、栗と食欲の秋と言わんばかりの食材も揃う頃、スタッフ一同、お待ちしております。

 

BLOOM&BRANCH AOYAMA
場所:東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101
TEL:03-6892-2014
営業時間:11時〜20時

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