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THE BAR by Brift H / HALF LEATHER SOLE

〔Half leather〕<br />
PRICE / 8,000+tax~<br />
DATE / 2week<br />
〔Half leather & Stitch〕<br />
PRICE / 9,500+tax~<br />
DATE / 3week<br />

〔Half leather〕
PRICE / 8,000+tax~
DATE / 2week
〔Half leather & Stitch〕
PRICE / 9,500+tax~
DATE / 3week

靴磨き職人の嶋香です。街で見かける人の足元が軽くなるこの季節は当店でもサンダル、エスパドリーユ等、夏特有の修理のご依頼が多くなります。連日の酷暑だと革靴を脱ぎ捨てたくなる気持ちも分からないでもないですが、こんな時こそ必要な補修をまとめてしてあげてはいかがでしょうか

今回ご紹介する修理はハーフレザーソールです。言葉通りですがハーフラバー(半張り)をレザーで施す修理なのでレザーソールの雰囲気を損ないたくない方やソールのウエストにある刻印を消したくないといった方にお勧めです。見ただけだとわかりにくいですが、レザーソールの中央(歩行の蹴り出しで反る辺り)を指で押した時にペコっと簡単に凹むようであればソールを補修するタイミングなので履く頻度に応じて確認してみて下さい。当店ではハーフレザー、ハーフレザー&ステッチの2種類の補修コースを用意しております。ハーフレザーは減ったソールを均した上からレザーを接着する方法で、パンプスやフラットシューズなどの厚みのないレザーソールに適しております。ハーフラバーソールのレザー仕様というイメージで、実際も見た目もソールに厚みが出ます。ハーフレザー&ステッチは前半分のウェルト(コバ部分ステッチのある細革)から下の交換でオールソールと同じような施術になります。グッドイヤーウェルト製法の靴などに適してますが、マッケイ製法の靴でもソールに厚みがあれば補修は可能です。ソールのウエスト部分で切り替えが出ますが、横から見た時は最初のソールの厚みと変わらず自然な仕上がりになります。ステッチを隠すヒドゥンチャネルなど加工する事も可能なのでこだわり全て職人までご相談下さい。思い立った時にキレイに履けるよう、夏の内に革靴のケアと補修をしっかりして秋のお洒落を楽しんで下さい。

 

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Shoe Lace

<Shoe Lace><br />
丸紐<br />
PRICE / 1,000+tax<br />
平紐<br />
PRICE / 1,200+tax<br />
※先端チップ込みのお値段です。長さ100cm以上で+500円頂いております。<br />
<TIP><br />
PRICE / 600+tax<br />
※現状の紐のまま、金具チップのみの交換です。

<Shoe Lace>
丸紐
PRICE / 1,000+tax
平紐
PRICE / 1,200+tax
※先端チップ込みのお値段です。長さ100cm以上で+500円頂いております。
<TIP>
PRICE / 600+tax
※現状の紐のまま、金具チップのみの交換です。

靴磨き職人の嶋香です。

当店のカウンターにはメニュー表の他に靴紐のサンプルをご用意しています。興味をもって頂く方が多いので、今日はシューレースについてお話したいと思います。

<Shoe Lace><br />
丸紐<br />
PRICE / 1,000+tax<br />
平紐<br />
PRICE / 1,200+tax<br />
※先端チップ込みのお値段です。長さ100cm以上で+500円頂いております。<br />
<TIP><br />
PRICE / 600+tax<br />
※現状の紐のまま、金具チップのみの交換です。

実際に靴を磨く時にほつれていたらお勧めする事はありますが、シューレースのほつれは通した裏側から磨耗する事が多いため、普段履いていても気づかない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
シューレースが磨耗してくると、履いていて突然切れてしまう恐れや、甲の押えが弱くなってしまう事があります。反対に、蝋引きされた張りのある紐に変えるだけで、靴のフィット感を高めてくれる効果も期待できます。何よりも、同じ色同じ形のものでも新しいシューレースで靴の表情が変わるのも魅力的ですし、アッパーの革と違う色味にしてお洒落を楽しむ方もいらっしゃる程、シューレース1つで大きく印象が変わります。

当店では、丸紐と平紐の2種類と、先端の金属チップを4色ご用意しております。お好きな組合せでお作り致します。靴に合わせて長さをとり、その場でチップをかしめますので、5~10分程お時間頂いております。

なんとなく飽きてしまった靴など、1番手軽に出来るイメージチェンジですので、是非お試し下さい。また、革だけでなく、靴を履く時にいつもより緩めに解いてシューレースの状態の確認もしてみて下さい。

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TEL 03-6892-2014

THE BAR by Brift H / RAINY SEASON

職人の嶋香です。先週から8日間、THE BAR by Brift Hは社員研修の為お休みを頂いておりました。ご不便をお掛けしました事をお詫び申し上げます。また、10日より通常営業しておりますので宜しくお願いいたします。

社員研修では、イタリアで様々な靴ブランドでの靴磨きを始め、タンナーで革なめしの工程やソールが出来るまでの工程を見学してきました。今回の研修で学んだこと、経験してきたことを、今まで以上に皆様の大切な一足に発揮出来ますよう今後も精進して参りますので変わらず御愛顧頂けますと幸いです。
研修の間に日本では梅雨入りが発表され、靴選びに悩む季節がやって参りました。「革に雨は天敵」とまでは言いませんが、やはりトラブルの原因にはなりますので雨の日用の靴が必須になります。
実は雨のトラブルで1番多いのが、レザーソールからの染み込みによるクレーターや潮吹きです。雨の日用の靴にはハーフラバーやオールソールラバーに交換し、ソールからの水分の吸収を防ぐ事が大前提となります。アッパー素材はパテントやガラスレザーはもちろん、濃い色味であればスウェードなどの起毛素材もお勧めです。日頃お手入れされていてクリームがしっかりと蓄積されている靴は濡れてもトラブルになりにくいので、こんな季節こそクローゼットを見直してお家で靴磨きというのも良いのではないでしょうか。万が一、染み・クレーターなどのトラブルになってしまった靴も基本的には回復させることが出来ますので、是非一度ご相談下さい。

嶋香

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THE BAR by Brift H / HEEL

靴磨き職人の嶋香です。
この数日晴れやかな天気が続くのでお気に入りの靴を履く機会が増えたのではないでしょうか。当店でもローファーやサンダルといった春夏に向けての靴のケアのご依頼が多くなったように感じます。
靴を長く履く上でアッパーのケアも大事ですが、どうしても必要となってくるのがヒール、ソールの交換です。今回は当店でも1番ご依頼の多いヒール交換についてお話したいと思います。
基本的にヒールを補修する場合はトップピースの交換になります。ここ数年でレディースでもよく見かけるデザインになりました、ドレスシューズで言えばヒール積み上げの1番下の層になります。トップピースがラバーの場合は分かりやすいのですが、レザーだとだいたいのトップピースがレザーと先端部ラバーのコンビのものなので一見どこまでが一層なのか分かりにくいかと思います。部材の種類にもよりますが、サイドから見た時に1番下のレザーの上に薄いラバーの層がありますので、そこまでがトップピースになります。

 

トップピースより上部層まで削れてしまった場合でも補修は可能ですが、減った箇所のアタッチや状況によってはヒールの積み上げをしなければならない為、踵の先端1番減っている箇所が2層目にかかる前を目安に交換する事をお勧めしております。ヒールの減りは避けられない事ではありますが、踵は歩行の際に着地点となる重要な役割を担います。ヒールの減りによる傾きで無意識のうちに歩行がしづらく足に負荷をかけてしまう事もある為、こまめに確認して交換してあげて下さい。

〔HEEL RUBBER〕
PRICE / 3,000+tax〜
DATE / 2week
〔HEEL LEATHER〕
PRICE / 4,000+tax〜
DATE / 2week

レザーからラバーなどの部材の変更、ラバーソールやスニーカーのヒール補修なども承っております。ご不明点、詳細は職人までお問い合わせ下さい。

嶋香

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THE BAR by Brift H / PRE MAINTENANCE

靴磨き職人の嶋香です。
新年度が始まるこの時期は街中でも新しい靴を履いてる方が目立ちます。新生活を迎える方のみならず、なんとなしに普段身に纏う物を新調したくなる気持ちになる季節ではないでしょうか。今回は靴を購入した際に是非お勧めしたいプレメンテナンスのお話です。

プレメンテナンス(ファーストケア)は新品の靴をおろす前にする最初のシューケアです。履いてもない靴を磨くという事に驚かれる方も多いですが、実はプレメンテナンスをするかしないかで革の馴染み方が大きく変わってきます。私共の靴磨きでは、プレメンテナンス時にまず甲の履き皺が入る箇所のライニング(裏側の革)までしっかりと乳化クリームを塗ります。この工程だけで新品特有の革の張りがほぐれ、足に沿った綺麗な履き皺が入りやすくなり、クラック(ヒビ割れ、裂け)を防ぐ効果があります。
靴は出来上がった時に工房でクリームや仕上げ剤などを施されていますが、実際に主人の手元に来ておろされるまでに月日が経っている為、履く前にしっかりと内側外側に栄養クリームを入れる事が大切なのです。履いていてどうしても付いてしまう傷やスレ等も鏡面磨きをする事でそれがクッションになり革を守ってくれるプロテクターの役割をしてくれます。

〔SHOE SHINE MENU〕
○FULL ¥2,500(+tax)~ 30~40min
鏡面磨きを含むフルコース
○MIDEUM ¥1,800(+tax)~ 15~20min
栄養補給をメインとしたコース
※ロングブーツ、パンプス、その他靴のデザインによっては金額が変更しますので、こちらも職人までお問い合わせ下さい。
日々のお手入れはもちろん大事ですが、プレメンテナンスは気合い入れて購入した靴を大切な一足にする最初のお手入れです。ご自身でやりたいという方はご相談だけでも承りますし、私共にお任せ頂ければ誠心誠意磨かせて頂きます。是非その一足が思入れのある愛靴になりますよう、ご来店お待ちしております。

 

職人 嶋香

THE BAR by Brift H / THE CLEANER

THE CREAM <br />
COLOR / NURTRAL,BLACK<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 3,000+tax<br />
<br />
THE CLEANER <br />
TYPE/ SOFT<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 2,000+tax<br />

THE CREAM
COLOR / NURTRAL,BLACK
Made in Japan
PRICE / 3,000+tax

THE CLEANER
TYPE/ SOFT
Made in Japan
PRICE / 2,000+tax

靴磨き職人の山地です。

発売を開始致しましたBrift Hオリジナルの靴磨き用品であるTHE CREAM・THE CLEANER。大変嬉しい事に、連日多くのお客様にお求め頂いております。発売して間もなく完売となり、先月末に再び入荷致しましたので、気になられていらっしゃるお客様は是非店頭にてご覧頂きたく思います。

前回はTHE CREAMをご説明させて頂きました。美容成分を配合することで乾燥によるトラブルを防ぎ、浸透力の高さにより革に柔軟性を与えます。そして女性にも化粧品感覚で安心してご使用頂けるよう、無香料でベタつきを抑えて開発致しました。手が汚れたりご自宅に石油系の匂いが広がってしまうことで革製品のお手入れを懸念されていらっしゃった女性の皆様にもお勧めできる商品です。

さて、今回はTHE CLEANERについて書かせて頂きます。是非御一読下さい。

THE CREAM <br />
COLOR / NURTRAL,BLACK<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 3,000+tax<br />
<br />
THE CLEANER <br />
TYPE/ SOFT<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 2,000+tax<br />

THE CLEANER
靴磨きにおいて、こちらも非常に大切な用品です。スキンケア用品で例えるならば洗顔料やクレンジング。つまり古いクリームや表面上の汚れを分解させる汚れ落としの効果があるものです。

靴は常に地面に接しているため、砂埃や泥、または飲み物などが溢れてしまったりなど、見た目には綺麗な状態だとしても実は表面に汚れが付着しているものです。その他、乳化性クリームを塗り続けていると古いクリームが蓄積され、革の硬化の原因にもなり得ます。肌へのスキンケアでもそうですが、化粧水や美容液の成分を肌の奥へ浸透させるためにも、一度リセットさせない事には効果的に成分を与えられません。即ち乳化性クリームによる栄養補給のための準備として欠かすことができない用品であると言えます。

写真のTHE CLEANER 'SOFT' は、靴磨きに慣れていない方が使用して頂いてもトラブルが少なくなるように分解力を調整して開発致しました。特に色や革表面がデリケートな女性靴やファッションメーカーの靴に、安心してご使用頂けます。是非THE CREAMとセットでお使い下さい。

「10年履いて靴になる」という言葉があるように、仕立てや素材が良い靴は育っていきますし、修理が行いやすい物作りをされています。その良さを活かすには、履かれているオーナーが如何に手入れと修理を施して愛情を注いであげられるかどうか。靴磨きに限らず洋服のブラッシングやアイロンがけ、時計やジュエリーのメンテナンスなどを自身で行っていくことで、物の本質に気付けたり向き合えていけるような気がします。トレンドが移り変わる中で、いつの時代も世の人々を魅了して止まないブランドやアイテムが昔も今日も変わらず頂点に君臨し続けている所以は、それらが上質で普遍的であり、使っていく程に錆びれないどころか時の経過に伴い良さが増していく物であるからだと思います。10年後、自分の身の回りのワードローブが育って深い味わいと輝きを放ってもらえるように、そして一緒に心豊かに生きていくための嗜みとして、是非大事にされている物をメンテナンスして差し上げてはいかがでしょうか。

職人 山地・嶋香

THE BAR by Brift H / THE CREAM & THE CLEANER

THE CREAM <br />
COLOR / NURTRAL,BLACK<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 3,000+tax<br />
<br />
THE CLEANER <br />
TYPE/ SOFT,STRONG<br />
Made in Japan<br />
PRICE / 2,000+tax<br />

THE CREAM
COLOR / NURTRAL,BLACK
Made in Japan
PRICE / 3,000+tax

THE CLEANER
TYPE/ SOFT,STRONG
Made in Japan
PRICE / 2,000+tax

靴磨き職人の山地です。

Brift H aoyama本店にて発売中のオリジナルクリームと汚れ落としローションが、当店のTHE BAR by Brift Hでもようやく発売を開始致しました。靴磨き専門店がケア用品を開発、そして化粧品会社との共同製作の靴磨き用品、どちらも世界初の試みが形となりました。本日は、"THE CREAM"の詳細についてご説明致します。

THE CREAM
一般的に乳化性クリームと呼ばれておりますが、用途としては革に栄養を与える際に使用するものです。スキンケア用品で例えるなら美容液。乾燥によるトラブルを防ぎ、潤いと栄養を与えて革の寿命を延ばします。THE CREAMの特徴として、他社の製品に比べても極めて浸透力が高いことが挙げられます。化粧品会社との共同開発に拘った理由としては、とにかく革の奥深くに浸透させて柔らかくしなやかにさせることを重要視したからです。つまり、本当の意味での革の美容液を作ることを目的として開発致しました。
内容成分に関しても、他社製品に比べて美容成分を多種配合しております。その一部をご紹介しますと

スクワラン…深海鮫の肝油が原料の天然保湿成分

シアバター…シアバターノキの種子から抽出される油

ホホバ種子油…ホホバの実の油、全ての肌に合う理想の美容液と言われている

ラノリン…羊毛脂とも呼ばれる動物性の脂、乳化性が強く水分によく馴染み、革に動物性油分を与える

上記の他にも、様々な成分を配合しておりますが、いづれも手で直接触れても肌に害がなく安全なものです。また塗り込んだ後に布で乾拭きすれば、しっとりとした上品な革本来の艶が生まれます。艶が出過ぎてしまうことを懸念される女性靴でも違和感のない艶感が与えられますし、他社製品の乳化性クリームのような石油系の匂いがなく無香料なので、女性にも安心してご使用頂けるかと思います。

革への栄養補給と良好な状態に保つことを第一に考えて製品化が実現致しました。自信を持ってお勧めできるクリームなので、使用感を是非体験してみてください。革が柔らかくしなやかになれば、歩き心地にも変化が見られます。ご来店をお待ち申し上げております。

職人 山地・嶋香

THE BAR by Brift H / MIND

靴磨き職人の山地です。

少々遅いご挨拶となってしまい大変恐縮ですが、皆様新年明けましておめでとうございます。2015年、Brift Hは現状維持に固執せず益々攻めの姿勢と意欲で躍進し続けて参りますので、どうぞ変わらずのご愛顧を宜しくお願い申し上げます。昨年末から、多くのお客様よりご依頼を頂いております。我々の靴磨きは1足平均40分程度かかるため、1日で磨ける足数に限りがございますが、できる限り早急にお渡しができるよう山地と嶋香ともに努めております。ただ、靴磨きのみの施術の場合もお預かりの状況によっては少しお日にちを頂くこともあるかと思いますので、皆様ご協力頂きますようお願い申し上げます。

昨年末よりBrift H aoyama本店にて先行で発売致しました、Brift Hオリジナルの汚れ落としローション・乳化性クリームも、近日中にこちらのTHE BAR by Brift Hにて取扱う予定です。他社製品にはない栄養吸収率と浸透力、革を柔軟に且つしなやかにさせるコンディショニングの効果、透明感のある上品な艶、これまでにない最高のクリームです。入荷次第こちらのブログでもお伝え致します。その際に具体的な内容を明記致しますので、もう少々お待ち頂ければと思います。

お客様の靴を磨かせて頂く上で、私自身が常に心がけて続けていることがございます。それは、自分の靴を磨くことです。私は20歳から独学で靴磨きを始めまして、当時は仕事が終わり帰宅してから夜中ほとんど寝ずに自分の靴を磨いて、翌朝輝いた靴を履いて出勤するという生活を送っておりました。誰も教えてくれる方がいなかったので、自腹で靴磨き道具を買いあさり、休日は都内の靴磨き職人さんの技術を盗むためにホテルや駅近隣の路上へと出向くなど、友人や親族などに心配されたり馬鹿にされながらも靴磨きに時間と費用を費やしておりました。当時は本当に靴磨きが下手で、1足に2時間くらいかけて磨いた結果失敗して革をダメにすることも多々ありましたが、そんな失敗ばかりの中で上手く仕上がったときの、あの達成感。高揚感。そして輝いた靴を履いて外に出かける時の気持ち良さ。今日も一日頑張ろうと、靴が綺麗であるということだけで毎日の朝が清々しく新鮮な気持ちで迎えられます。この20歳の時の初期衝動と靴磨きへの思い。Brift Hの靴磨き職人としてデビュー以来この気持ちを忘れないためにも、Brift Hの靴磨き職人として毎日お客様の靴を磨いている日常の中で、私は自分の靴を磨いております。

新年は、新たな目標や挑戦などに向かって前進するきっかけになりますが、同時に初心に振り返って改めて自分の事を見つめ直すことができる良いタイミングかとも思います。私も初心を忘れず、作業ではなく1足1足に思いを籠めた靴磨きを行うよう精進して参りますので、2015年もTHE BAR by Brift Hをどうぞよろしくお願い致します。

 

職人 山地・嶋香

 

THE BAR by Brift H / BRIGHTEN FOOTWEAR

靴磨き職人の山地です。

 

日々情熱とプライドをもって靴と向き合い、仕事に没頭しているといつの間にか年の瀬が押し迫っております。皆様今年の初めに立てられた目標は無事達成できましたでしょうか。心身ともに健康で楽しく日々を過ごせましたでしょうか。環境の変化や人との出会いと別れがある中で、去年気付けなかったことに今年は気付くことができたり、新たな事に挑戦されたりなどほんの少しでも以前の自分より成長できたのだとしたら、これほど素晴らしい事はないかと思います。時代が経過するにつれ世の中が動くスピードが増していき、それと共に生きる人たちの感性や価値観も急速に変化しております。今年は特に、物をメンテナンスして出来る限り長く愛用し育てていくという考えや、身に着けるものをきれいに手入れを施して第三者に"心地良い"や"気分が良い"と思ってもらうための思いやりや気遣いも、少しずつ拡がっているのではと日々実感して過ごして参りました。我々Brift Hの靴磨き職人は靴磨きを通して様々な考えや価値観を提示していきたいと思っておりますが、もっと多くの方に靴を大事に育てることの大切さや、美しく輝いた靴を履いた時の気持ち良さを知って頂きたいと願っております。その願いはこちらのTHE BAR by Brift Hでも変えることなく信念を持って日々取り組んで参りまして、その結果OPEN後から数多くのお客様にご利用頂き、支えて頂き、素敵な靴とお客様に出会えました。全てのお客様に心からお礼を申し上げたいです。本当にありがとうございます。

今年の3月にOPENしてから、いつの間にか10ヶ月が経とうとしております。最初は新品で初々しかったこの革のカウンターテーブルの上で、恐らく約1500足ほどの靴達を美しく輝かせてきました。今では摩擦で穴が開き、染料やクリームをしっかり吸ってここまで育ちましたが、改めて見ると非常に感慨深いものがあります。靴と向き合いながら常にお客様の事を思い、我々Brift Hの靴磨き職人はプライドと魂を籠めて磨いておりますが、これからも変わらず職人らしく常に攻めの姿勢と意欲で取り組んで参ります。

さて、残り半月となった2014年。是非、今年足元を支えてくれた靴をきれいに磨いて差し上げてはいかがでしょうか。当店も年末はかなり込み合いますので、普段より長いお預かり期間を頂く可能性もあり、内容によっては年を越してからのお渡しになってしまう可能性もございます。出来る限り早急にお渡しできるよう職人全員が必死で施術しておりますが、是非お早めにお持込頂くようにお願いしておりますので、ご協力頂きますようお願い申し上げます。

2014年 最終営業日 12月30日火曜日 12:00~18:00
2015年 営業開始日 01月04日日曜日 12:00~20:00

皆様にとって良き年越しとなりますように、少し早いご挨拶とさせて頂きます。
2015年も、THE BAR by Brift Hをどうぞ宜しくお願い致します。

職人 山地・嶋香

THE BAR by Brift H / COUNTER LINING

COUNTER LINING<br />
PRICE / 3,000+tax~<br />
THE DATE / 3weeks~4weeks<br />
※靴の構造や状態によっては10,000+tax以上の修理代金が発生する場合もあります。基本的には店頭にてお預かり後、10日以内にお電話にて確定したお見積もりをご連絡致します。

COUNTER LINING
PRICE / 3,000+tax~
THE DATE / 3weeks~4weeks
※靴の構造や状態によっては10,000+tax以上の修理代金が発生する場合もあります。基本的には店頭にてお預かり後、10日以内にお電話にて確定したお見積もりをご連絡致します。

靴磨き職人の山地です。

 

前回に引き続き、本日も修理のお話をさせて頂きます。これまでは靴底の修理を中心に書いて参りましたが、今回は靴の内部に関しての修理。その中でもかかと周りの修理についてご紹介させて頂きます。上部でご覧頂いているものは修理後の写真ですが、元々はかかと周りの内貼りの革(カウンターライニングと呼ばれています)が摩擦により大きな穴や破れが生じていました。この箇所の破損は修理せずそのまま履き続けると、形状が保てず歪みが発生したり靴下の破れの要因ともなります。男性靴・女性靴共に、お持ちの靴は靴底だけでなく是非カウンターライニングなどの内側もチェックして頂きたいと思います。そしてもし破損が見当る場合は早めに修理対応されることをお勧め致します。

 

このカウンターライニングの破損は、靴本体もしくは持ち主の靴との向き合い方に始まり様々な原因が考えられます。ただ、基本的には長く愛用されていれば必ず破損する部位です。歩く度に微動の摩擦が生じるため、履いていればいつかは穴や破れが生じますが、問題視しなくてはならない点は履き始めから破損するまでの”期間”にあります。購入されてから半年ほどで生じた場合は、サイズが合っていない・かかとの形状が合っていない・履く際にシューホーンを使用していない・靴底が削れた状態で履き続けている・靴自体の構造や仕立てが悪い等の原因がある可能性が高いです。特に脱ぎ履きの際の靴との向き合い方は非常に大切であると考えます。あまり重要視されることがないかかとの仕立てですが、歩行する際にストレスがないかどうかという点において非常に大切な部位です。ただ、シューホーンを使用せずに体重任せに履く・脱ぐ際は紐を緩めず無理やり引っ張るなどの負荷がかかるような事をしていれば折角の良い仕立ても崩れてしまいます。そうするとフィッティングに甘さが生じてしまい、結果摩擦が大きくなり破損するという事態が起こりうります。シューホーンの使用は見た目がスマートで紳士的というだけでなく、靴の仕立てを保つ為には非常に理に適った振る舞いです。大切に長く愛用する為にも、こうした取り組み一つ一つがとても重要です。

 

とある雑誌で、イタリア人の紳士がワードローブを紹介する特集がありました。カメラマンが靴を撮影しようとすると、その紳士が一瞥。その靴にはシューツリーが入っていなかったようで、「写真に収めて第三者に見せるべき状態ではない」と言われていました。靴は人の足、ないしシューツリーが入っている状態で、初めて靴本来の立体物として成りえるというその紳士の美意識。考えてみれば、ジャケットも人が羽織ったりハンガーに吊るした状態であれば美しい仕立てが見受けられますが、平面に置かれただけの状態ではあまり良さが表れない事と同じかと思います。靴愛好家であればシューツリーがどれほど大切であるかは共感頂けるかと思いますが、靴を通してこうした第三者に対して考える美意識はとても素敵ですね。ただ、靴を脱いで屋内に上がる文化であるここ日本では、このような美意識も少し無理があります。シューツリーを持ち歩くわけにもいきませんので、日常生活で必ず靴の内部が露わになる状況に直面します。その際に靴の内部が穴や破れが生じていては見た目が悪く、目にされた方が不快に思われるかもしれませんし、シューホーンを使用せず履くなども良い振る舞いとは言えません。靴磨きと靴修理ともに、靴のためにも、そして第三者の方のためにも美しい状態で履いて差し上げてください。

 

職人 山地

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