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春のニットへの憧れはいつのまにか

NICENESS / SERGE / SVR-BORO CARDIGAN / ¥94,600

“品の良い大人たちはみんなニットをうまく着ているな、それも春に。”
それは男女問わず共通することで、パワフルな女性も、シックな男性も、エレガントなあの人もみんな春先には上質なニットをとても心地良さそうに素肌に近いところで着ていました。そんなことを、20代も終わりのカウントダウンを始める頃にふと思ったことがありました。それからというもの、春先に街中でコットンやシルク、その他上質そうなニットを着ている人を無条件に探してしまう自分がいます。

おそらく過去にもニットを着る大人への憧れについて書いたことがあったように記憶していますが、その気持ちは自分が歳を重ねるにつれ、憧れの気持ちからだんだんとパーソナルな悩みや嗜好に近いものへと変容していったように思います。今の私は、薄汚い古着のカットソーやスウェットに目がない反面、着るならどう着るべきか?ということをTPOを含め考えずにはいられなくなり、『この歳にもなって…』と誰かから注がれる冷ややかな視線をどうやって掻い潜ろうかを考えたりもしてしまうのです。

自分のファッションといいますか、自分らしさは壊したくないし、いわゆる30代相応の着こなしというものに興味があるわけではないものの、歳とともに出会う人の幅も広がり、自分が似合う服も変わっていきました。その変化の中で、ボロボロのスウェットを着るときは首元にパールのネックレスをあしらうようになったり、ボロボロのスウェットの代わりにニットを着て、ボロボロのデニムを履いてバランスをとったり、あるいは品の良いシャツにスラックスのスタイリングではシャツにアイロンをかけずにラフに着てみたり。

アイテム同士の相性が、一瞬で判断できるようになってきたことも歳を重ね経験を積んだことに起因するメリットでもあります。そんなこと全てを活かしながら、ぼろい古着も綺麗なドレスシャツもジャケットも、アンティークウォッチもジュエリーも、そしてヘアメイクも、その日その日を大切にしながら、楽しんで自分らしく選び取っていきたいと改めて感じた3月の終わりでした。(守屋)

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Phlannèl Scene Staff Tamura

春の暖かい気候がやって来て桜が咲いたと思ったらまた冬の気候に逆戻り。新しい季節がやって来たり何かを新たに始める時って何かと障壁がありますよね。3月に雪が降ったりと激しい気温低下に服選びも迷われている事と思います。僕はPhlannèlのメンズデザイナーとして12月に入社して現在はBLOOM&BRANCH東京店で皆様のおもてなしをしています。

Knit/ Linen Cotton Guernsey Cardigan / 1 / 33,000
HEIGHT / 177㎝

こういう端境期にどんなアイテムが欲しいかなと考えると素材と素材の"良いとこ取り"をした服が丁度良いかと思います。
こちらは麻と綿の良いとこ取りをしたガンジーカーディガン。麻特有のドライタッチで清涼感、落ち感と綿特有の肌触りの良さ、吸湿性を兼ね備えています。混紡をする事で両方の素材の良さを持ち合わせ、弱点を緩和した素材が生まれます。

現代、特殊な機能性を持った化合繊が各社から出ていますがそう言う素材は基本的には経年変化が美しくありません。Phlannèlは買った時に完成する服ではなく皆様と一緒に過ごす日常の中で緩やかに成長していく為に天然素材のみを使う事をブランド創業当時から続けています。優しく日常に寄り添う所以はそういう信念から生まれています。最近は素材開発が進み、ナイロンやポリエステル、レザーのような表面感、タッチなのに綿100%といった素材も出てきています。

今後新しくPhlannèlのデザインをする上で変わらなければいけない部分と変えてはいけない部分が出て来ると思います。その境界線を見極めて更なる良いPhlannèlを創っていきたいなと考えております。是非、店頭に見にいらしてください。お待ちしております。

 

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Phlannèl Scene Staff Okawa

BLOOM&BRANCH YOKOHAMAがオープンしてから、6月で2年が経ちます。私はオープンより変わらず横浜の店頭に立っておりますが、メンバーや環境の変化が日々少しずつあるなかで、自分自身は目の前のことに精一杯で、今より成長したいと思い続ける日々を駆け抜けています。オープンしてから変わらずに自分の中で思うことは、店頭でお客様とお話する時間が1日の中で最も楽しい時間だと感じることです。店頭に置いている商品に関するお話は勿論ですが、良くご来店下さるお客様との最近の世間話や、初めてご来店してくださった方との好きなお洋服の話、桜がもう咲いたね、という季節のお話など。これも一期一会ですから、同じ場所に立ちながら日々違う毎日を楽しく有難く働かせて頂いています。

Dress / Cotton Paper Cloth Shirt Dress / 1 / 44,000
HEIGHT / 168㎝

最早自分の中で『好きな場所』と言っても過言ではない横浜店に出勤する時間は、電車に揺られるゆったりとした時間のなか、この後に楽しいことがあるという嫌いではない時間。勿論人間なので日々いろんな感情が起こりますが、朝の出勤の時間はぼんやりと時間や景色が過ぎていくのを心安らかに見つめています。自分の好きな装いを着て、静かな時をゆったりと楽しみます。

Phlannèlの服は日常着として着易く、そして都会的なイメージを持たせてくれる、バランス良く主役にも立役者にもなれる。休日にも出勤時にも背伸びしたくなるシーンでも手に取りたくなるアイテムが多く、実際にラフな休日での出番も多いです。以前のPhlannèl Sceneでも書かせて頂いておりましたが、私個人としては特にドレスが好きなアイテムです。女性らしい上品さを醸し出しながらメンズライクなパンツなどとレイヤード、羽織として重ねても良いバランス感。今日はネイビーの綺麗目なタイトスカートとレイヤードしてレディライクな気分に。ギャザーから下はボタンを留めずにスカートを見せながら、歩くとなびくイエローのドレス。春らしく軽やかに、上品に。

日々スタイリングで大事にしている事は感性を信じることかもしれません。他人から見て自分がどう見えるかも勿論大事ですが、自分がどうしたいか、どう着たいか、季節や体調や日々の気持ちと相談しながら決めています。大それたことのように書いていますが、当たり前にするのは意外と難しいかもと感じたりします。勿論、お客様とお話しする中で新たに発見することもありますし、他のスタッフにひらめきを与えてもらったり、過去の自分やクローゼットと対面して思い返したり、新たな洋服との出会いにワクワクしたり。季節と共に新たな出会いやひらめきを楽しみつつ、日々の生活に彩りを与える装いをしていきたいですね。(YOKOHAMA 大川)

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Phlannèl Scene Staff Ueda

朝起きて、しばらくボーっとしてシャワーを浴びる。まだ時間があればコーヒーを飲み、身支度をしてせわしなく家を出る。天気の良い日は自宅の近くからバスに乗り込み渋谷まで向かい、渋谷から青山の職場まで歩いてみたり。特にこれといったものはない出勤の朝。代り映えしない日常でも洋服は僕の気持ちを少し上向かせてくれる気がします。とは言え毎日の装いを考えるのは億劫と思ってしまうことも事実。自分の中で気に入っているバランスと新鮮さを両立させるのが難しいのでしょうか。そこに天候や生活スタイルなどが合わさるのでさらに厄介です。

Jacket / Harrington Jacket / NAVY / 3 / 41,800
HEIGHT / 175㎝

何かが変わる訳ではないのでしょうが、家を出るタイムリミットまで洋服に悩み込むこともしばしば。それはきっと自己満足の他はなく、振り返ればそういった自己満足にどれ程の時間とお金を使ってきたか省みることもありますが、結局好きなことに没頭できなければ、何をやっても無理だと悪い意味で自分を甘やかしております。

ジャケットフリークな僕はこの季節の羽織りもやはりジャケットが支配的。変わったことと言えば、ラペルドのジャケット以外も着る機会が増えたというところ。先程は出掛ける前にあれこれと考えると書きましたが、結果シャツとデニム、そしてジャケットという装いに落ち着くことは分かっています。ある種完成された合わせ方にも自分なりの発見や楽しさというものがアップデートされるので、まだまだ終わりはなさそうです。

爽やかな色が並ぶ店頭に背中を押されるように僕たちの装いもすっかり春。寒がりな散歩好きにとっても待ちに待った季節の到来。あれこれ洋服を悩む時間の為にも少しだけ早く起きて、ふらっと喫茶店やパン屋に寄るような朝の時間を充実させたいものですね。(AOYAMA 上田)

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選ぶ基準は自分の中に

KIJI / KUWA / ¥27,500

最新のBLOOM&BRANCH JOURNALでは、Phlannèlデザイナーの浅川とKIJIのデザイナーでもあるディレクターの中出がデニムについての個人的見解を示しながら、今欲しいデニム、自分に必要なデニムについて話しています。常に時代を反映した素材や形や履きこなしがあり常にトレンドアイテムとして存在し続けるデニムは、同時にオーセンティックで普遍的なワークウェアでもあり続けます。

デニムを履きたい動機としては、単純にその時のスタイリングに抜けを出したり、色として、素材としてのデニムを取り入れたいというファッションの純粋欲求としてが一つありますが、あるいは子供と遊ぶ日だったり作業が多い仕事の日だったり、アウトドアアクティビティを予定している日に手に取るという実用の動機も存在するはずです。

動きやすさ、履きやすさ、耐久性、そしてなにより今回のJOURNALで二人のデザイナーが述べていたように、「自分の体型にいかに合うか」、「デニムというアイテムをいかに野暮ったくならずに自然に無理なく格好良く履けるか」という見た目の問題が、やはりファッションアイテムである以上無視できないものであることが再認識されました。どれだけトレンドの形があろうとも、サイジングがあろうとも、自分が格好良く履けないならばそれはいつかは箪笥の肥やしになるのみで、ずっと長く愛せないならばそれこそがサスティナビリティとは無縁の悪きファッションの姿を見せてしまうのみなのです。

デニムというのは衣服の中でも特にオーセンティックなアイテムだからこそ、選ぶ幅も広く種類も豊富です。だからこそ、いかに自分のニーズを満たすことができるものかを見定める力と、自分の体型や生活週間に対する高解像度の目を持つことが大切になるのでしょう。(守屋)

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Phlannèl Scene Staff Saito

柔らかい日差しが心地よくて、ほんのりと春の優しい香りも感じ、なんだが気分も高まる季節となってきました。淡く綺麗な青い空の下をのんびりと歩いて、気になったお店に入ってまったり。ガチガチに決めた予定を過ごすよりも、休みの日くらいはその日の気分でゆっくりと過ごしてみたい、と最近は思うようになりました。みなさまはどんな休日をお過ごしでしょうか。

Pants / Cotton Banana Denim / Bleach / 1 / 30,800
HEIGHT / 160㎝

服選びも同じで、その日の気分でチョイスします。この日は綺麗な青空で、空の様に鮮やかなブルーが着たくなったのでリネンのブラウスにPhlannèlのカーディガンとブリーチデニムを。あたたかくなるとブリーチのデニムを履きたくなるのはきっと私だけではないはず。シンプルで、上質で、この日もPhlannèlとともにお出掛け。花粉で苦しむ方も多いと思いますが、爽やかであたたかい陽気になると私はゆっくり散歩したり、ついつい大好きな珈琲とパンをもとめて歩き回ってしまいます。身軽で行ったのに、時間を忘れて帰りにはパンや花などその日に調達したものを抱えて帰宅、なんてことも。

いつどこへでも共にしたいと思う服、毎日着てしまうほど、Phlannèlにはお世話になりっぱなし。上質で、いつでも心地よくて、そしてシンプルで。手持ちのアイテムとも合わせやすく、日常にそっと寄り添ってくれる優しくあたたかみのあるブランドなのです。拘り、魅力たっぷりのPhlannèl。店頭にはたくさんの春夏アイテムが続々と入荷し、心擽る服ばかり。みなさまにも是非お手に取ってみて頂きたいです。これからも変わらず服も食も人も、長く大事に、大切にしていきたいですね。(TOKYO 齊藤)

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Phlannèl Scene Staff Yonamine

就職や転職、入学や卒業など、春は1年の中でも一番晴れやかで清々しい印象がある一方で、希望や不安の入り混じった難しい感情に直面する方も多いと感じます。皆さまにとっても何かと変化の多い季節かと思いますが、どうお過ごしでしょうか。僕もまさにその中の1人で、横浜の店長業務と並行し昨年から仕入れブランドの買い付けにも携わっていますが、この春からはWEB業務や諸々の掛け持ちも増え本社勤務も多くなったりと、今まで約15年ほど続けてきた接客業とは全く違う生活リズムで仕事を楽しみながらも勉み強している最中です。

Pants / Cotton Banana Denim / Bleach / 3 / 30,800
HEIGHT / 173㎝

最近は展示会が多い時期だったこともあり、1日のほとんどの時間を費やし展示会回りで1日終えることもありました。実際に取引先の方々に話を伺いながらアイテムをピックアップしたり、ディレクターと別注を考えたりする中で、扱わせていただいているブランド1つ1つへの理解が深まったり、シンプルに楽しい日々を過ごしています。今後の入荷もぜひ楽しみにして頂けたら嬉しく思います。

あと最近気づいたのは外回りやWEB、その他諸々を経験する事が増えたことに伴い、BLOOMがどうあるべきなのかと、自分たちの立ち回り的な事も改めて考え直したり、自分や店を見つめなおす事も増えた気がします。皆さまは自分や周りの変化を感じ取り、今までとは異なる心境や思考の変化が生まれる実感はあるでしょうか。僕個人としては、何事も変化は必然だと思う方なので自分を取り巻く環境や人、勿論自分自身の変化には結構柔軟な部類だと思っています。それが良いか悪いかはわかりませんが、とりあえず自分の中に表層や中層の変化と深層の変化があるとすれば、今自分にとって起きているのは何処の層の変化なのか、を意識して感じとる事で自分の理解もしやすく、うまくマインドを導けるのではないかなと思っています。

日々時間が流れる中で、自分や自分以外の人の変化や成長に対しポジティブで柔軟な気持ちを持っていると、逆に変化してはいけない(させたくない)物も必然的に見つけられる気がしています。そのすみ分けを考え、個人や社会、いま自分が置かれている環境の中でどう自分を表現しようかと考えていると、何か見えてくるものに気付けるのだと思います。

 

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Phlannèl / Cotton Banana Denim / New Arrival / 22.3.19-Release / Okawa,Kusakabe

Phlannèlの今シーズンのテーマである「青色のコレクション」を象徴とするインディゴカラーのアイテムとして、コットンバナナデニムを3月19日(土)より発売いたします。Phlannèlからデニムを制作するのは15AW以来という、私個人としても、とても楽しみにしていたアイテムです。バナナの繊維を使用したブランドらしい遊びのあるデニムを、ユニセックスにて着用しご紹介いたします。

Denim / Phlannèl / Cotton Banana Denim (Bleach) / 2 / 30,800
Belt /  Le Yucca's / Ostrich Belt / 71,500
Bag /  foot the coacher / Tote / SS / 26,400
HEIGHT / 168㎝

元々バナナ栽培において発生してしまう不要な葉や茎が廃棄処分され、焼却処分により環境への負荷が問題になっていたものを再利用する形で開発されたバナナ繊維の生地。リネンと似た雰囲気でドライな質感やネップが特徴的。90年代のリーバイスを元に、ワイドシルエットな今の気分にあうゆったりとしたシルエットに。ブリーチはデニムがファッションとして世界に普及した70年代以降によくみられるブルーをイメージして加工を施しています。

Blouse / Phlannèl / Cotton Silk Satin Smock Blouse / 1 / 37,400
Necklace /  R.ALAGAN / Black Classic Pearl Necklace / 52,800

Denim / Phlannèl / Cotton Banana Denim (One Wash) / 3 / 28,600
Shirts / ULTERIOR / Overlaid Box Shirt / 3 / 28,600
Belt /  Le Yucca's / Ostrich Belt / 71,500
Hat / SCHA / Traveller „D“ / 29,700
HEIGHT / 171㎝

メンズはワンウォッシュを着用しています。低温で洗って糊の残った天日乾燥風の風合いにあえて仕上げており、履いていくうちに色落ちの楽しめるような生地に。バナナは繊維がリネンに比べて太く不均一なため、ネップを楽しむ遊びの存在する1本かと思いますが、そのネップ故ワンウォッシュは最初少しざらっとした着用感で、肌当たりを気にされる方も多いかと思います。着用していくうちにネップも落ち着いていき、風合いも変化していきますので、その生地の変化も楽しんでほしいカラーです。

通常よく目にするフラッシャーもゴミを減らす観点も含め、紙ではなくバンダナを採用しています。デニムのポケットに、カバンにとアクセントとして共にご愛用ください。バナナにちなみ耳の色も黄色にするなど、遊び心を感じるバナナデニム。フランネルでないと出会えないアイテムかと思います。是非この機会に店頭にてご覧くださいませ。JOURNALでは、デザイナー浅川とウィメンズディレクター中出によるインタビューも行っております。併せて是非ご覧ください。(YOKOHAMA 大川)

 

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Phlannèl Scene Press Nishimura

緩やかな春を告げる風の合図と共に、土の中でじっとしていた植物たちが芽吹く季節となりました。木々の枝葉の間から小さな新芽が顔を覗かせ、蕾微かに鮮やかな色をほのめかす花々は、私たちの暮らしに活力を与えてくれます。きっとこの春の訪れに心踊る方は多いのではないでしょうか。私も御多分に洩れず、自然からの招待状を楽しみにしている一人です。少しずつ気温が上がるたびに、明日は何を着ていこうかしら?、長らく寒さを凌いでくれたウールのコートは、一旦おつかれさんと労い、お休みしてもらおうかななどと、軽やかな装いへ進むプロセスにワクワクと胸がときめきます。そして、古来より日本独自の繊細な季節の移ろいを表す七十二候があるのですが、歳を重ねるごとにその短文に込められた情景から装いのヒントをいただくこともしばしば。西洋とはまた異なる東洋ならではの柔らかな色、心地よく内面に響くその表現は、私のワードローブに欠かすことのできないPhlannèlの服にもどこか近しい感覚を覚えるのです。

私が日々のコーディネートを考える際、はじめに意識するのは色。その次に季節や気温にあった素材をチョイス。そこに最後添えるのが遊び心という小さなマインド。この3つを基にほぼ感覚頼みでコーディネートを組み立て生活がスタートします。そのなかでもPhlannèlの服はこの3つの要素がうまいこと入っていて、日によって主役、助演と多岐に渡った立ち位置で私の装いに寄り添ってくれます。加えて、あとはアナタの心のキャンバスでその日の装いを自由に描いてねと、イマジネーションを静かに促してくれるのもPhlannèlの懐の深さだと思っています。これはあくまで勝手な主観ですが、Phlannèlの服が醸し出すなんとも言えぬニュアンスは、植物たちの凛とした佇まいや世を静観する姿と通ずるようにも思え、暮らしに彩りと想像をもたらす服と言っても過言ではないと思っています。

Coat / Phlannèl / Cotton Twill Gabardine Long Trench Coat / 0 / 77,000
HEIGHT / 152㎝

こちらを書いている候は、「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」という、暖かい陽の光で青虫が蝶となり、万物にさらなる生命力を宿す頃です。Phlannèlの22SSは様々な青色を連想させるコレクションとなっており、ベージュと水色の糸で織り上げられたこちらのトレンチコートは、内側のグレイッシュな水色にこの季節ならではのうつろ気な空を感じさせ、やわらかなベージュと共に華やかなドレスをそっと包み込んでくれます。三寒四温が続いておりますが、そろそろウールコートにさよならを告げ、軽やかに纏えるスプリングコートを主に春の装いへとステップアップいたしましょう。この柔らかな春光を受け取りながら、和やかな日々をお過ごしください。桜が美しく咲き誇る季節はもう間もなくです。(PRESS 西村)

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春の日に

Phlannèl / Linen Cotton Guernsey Cardigan / ¥33,000

カーディガンは、とりわけ春先には様々な用途で活躍してくれる万能なアイテムの一つです。例えばジャケットのように、あるいはシャツのように。そしてニットとして防寒アイテムにもなり、シャツのように軽快に羽織れるものとして。冬のニットのそれと異なるのは、季節柄防寒性を強く意識する必要がないためでしょう。

ジャケットほどにかしこまる必要がなければ、シャツのようにアイロンがけもいらずに手軽で、暑くなったら折りたたんでバッグにしまうこともできるし、肩に掛けるだけにしてスタイリングのアクセントとして使ってもいい、そして肌寒くなったらそのニットに袖を通すこともできる。利便性だけが洋服の全ての意義ではないですが、やはり一枚で出来るだけたくさんの用途を含んでいるもののほうが手元にあって安心するものではないでしょうか。

ただ一方で、ネイビーでもベージュでもグレーでも、何にでも合わせやすい究極の万能服が想定されますがそこには少しだけ個性や、キャッチーな明るさや、着ることの楽しさが感じられるものが心の充足度は高まるようにも思います。真っ白のシャツにぱきっとジャストサイズのデニムを合わせて、ネイビーのカーディガンを上品に羽織ることも素敵ですが、そこに柔らかなブルーのニットを合わせたならば、春のあたたかな光もより一層暖かく感じることができたり、ただの白いシャツが一層白さを増して見えたりすることもあるかもしれません。

ウールからコットンへ、そしてリネンへと、季節とともに移ろう素材軸も楽しみながら、毎日がなんてことのない日々であるよう願うのみです。何事もないいつもの毎日にささやかな幸せを見つけましょう。(守屋)

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Phlannèl / New Arrival / Adachi

Phlannèlより、22SSアイテムが続々と入荷しております。ご紹介させていただくのは、青山店にて展開中のロングワンピースとサテン生地のイージートラウザーです。今回のスタイリングでは、柔らかで、肌と馴染みの良い色味のPhlannèlの服と相性が良い、R.ALAGANのジュエリーを合わせております。

店内の中でも一際目を惹く、イエロー。軽やかで、春の暖かな季節につい手が伸びる素敵な色味です。派手やかな黄色ではないので、他のアイテムとのコントラストも楽しめます。素材は、綿糸を高密度に織り、洗いざらし加工を施した綿素材。落ち感が綺麗で、しなやかな着心地と、夏でも快適に過ごしていただけます。
背中とウエストのギャザーが特徴的なドレスは、両サイドのリボンでギャザーを寄せたウエストマークの着方もメリハリがあり素敵です。耳元には R.ALAGANのオリーブイヤリングを。植物のオリーブのような深緑、コロンとした形と、ゴールドの配色が素敵なジュエリーです。

Onepiece / Phlannèl / Cotton Paper Cloth Shirt Dress / 1 / 44,000
Earring /  R.ALAGAN /  Olive Earring / F / 46,200
HEIGHT / 158㎝

Onepiece / Phlannèl / Cotton Paper Cloth Shirt Dress / 1 / 44,000
Skirt/ Phlannèl / Hard Twist Cotton Half Circular Skirt / 0 / 35,200


シルクにコットンをミックスし、洗い加工を入れることでエレガント過ぎない印象が特徴的な素材のイージトラウザー。たっぷりとった分量感に、バルーンシルエットのトラウザーはとろみのある落ち感が、ラフすぎない印象を受けます。きっちりとジャケットなどの合わせもよいですが、このディテールを活かしたCOMOLIのヘンプニットをトップスに。手元には寄木細工をイメージしたR.ALAGANのリング、職人さんの手で仕上げられた、見るだけでも美しい指輪です。軽やかな装いに、目を惹くようなリングやピアスの合わせは春夏時季だからこそではないでしょうか。

Knit / COMOLI / Hemp Guernsey Knit / F / 50,600
Pants / Phlannèl / Cotton Silk Satin Easy Trousers / 0 / 37,400
Ring / R.ALAGAN / Parquet Ring / 11 / 66,000

Shirt / YLÈVE / Cotton Poplin Big Shirt / 1 / 35,200
Pants / Phlannèl / Cotton Silk Satin Easy Trousers / 0 / 37,400

段々と、春の訪れを感じる日が多くなってきました。寒さから体を守る冬の装いから、軽やかな装いへとクローゼットをシフトしている方も多いのではないでしょうか。AOYAMA店では、Phlannèlの他にChristian WijnantsやSTUDIO NICHOLSON などの春夏アイテムを揃えております。是非お手に取ってご覧下さい。(AOYAMA 安達)

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旅の行き先はそれぞれ

Cristaseya / OVERSIZED CLASSIC COLLAR SHIRT / ¥77,000

人工的な新しさや刺激的を欲していた時期ももちろんあったはずなのに、最近はもっぱら自然的な色彩やテクスチャー、プロポーションのものを無意識に好むようになりました。時代性がその感覚にさせているのだろうと考えると合点がいきます。不安定であらゆる情報の波にのまれながら、何かに裏切られ、何も信用できないような気持ちになるとき、ずっとそこにある自然的なものに心を惹かれ信仰心にも似た安息を求めているのでしょう。

柔らかな陽光のようなイエローや砂を連想させるライトベージュ、土の色、空の色、草の色、海の色。自然には限りないほどたくさんの色彩であふれていますが、そのどれもが目に優しく自然な速度で私たちの目に吸い込まれるようにじんわりと歩み寄ってきます。Cristaseyaのコレクションは常に旅をインスピレーション源としているからか、広大な大地や海を見渡したときのようなおおらかさで包み込まれるような景色を見せてくれるようです。

一見刺激的に思われるようなグリーンやはっとするブルーや人工的な印象を受けるパープルやその他鮮やかな色彩たちは、よくよく見るとどこかで見覚えのあるような温もりある情景を連想させ、それでいてどこか新しく、まだ行ったことのない土地をあてもなく歩いて彷徨っているようなわくわくどきどきした気持ちを感じさせてくれるようでもあります。例えばこのグリーンは、もしかしたら青さが深まった真夏のどこかの木々の色かもしれません。それは決して春のうららかな気候に見る草原の緑とは異なります。

私たちが見慣れた花の色と違い少しの毒々しさを携えたピンクやパープルは、厳しい環境の中で必死に生きた花たちの花弁の色かもしれないし、ぎらぎらと燃えて今にも溶けて無くなってしまいそうな夕日に染まった街の景色かもしれません。どこにいてもどこへでも旅をさせてくれる新しい切符がまた、手に入りそうです。(守屋)

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ULTERIOR for BLOOM&BRANCH / RAYON RIPSTOP MIL JACKET, SHORTS / 22.3.4- Release / Terashima

厳しい寒さの冬、冬らしい冬を長々と目の当たりにし、まだかまだかと春の陽ざしを切望するこの頃でした。そして先日京都御苑へ行き寒梅や蝋梅、桃の花の開花を確認し、ようやく春が到来したなと実感しました。まだまだ風が強く油断ならない寒さが朝晩と続きますが。。京都は盆地特有の気候で春と秋は短く、"気づけばもう初夏だな"と一月後にはつぶやいていそうで怖く感じます。梅雨の湿っぽさに加え、40℃近くまで気温が上昇します。肌がじりじり焼けている音が聞こえてきそうなくらいの陽ざしが強く、半袖を着ようとクローゼットに手を伸ばすことをする方は年々減ってきているように感じます。麻や綿といった素材が春夏の定番素材ではありますがそこに割って入っていける新素材のセットアップが3月4日(金)より発売いたします。華美なデザインでなくとも、その機能美を十二分に堪能でき、素材に袖を通した時に感じる高揚感と特別感が格別な、ULTERIORより新素材のレーヨンリップストップを纏った別注のミルジャケットとショーツをご紹介いたします。

Jacket / ULTERIOR for BLOOM&BRANCH / RAYON RIPSTOP MIL JACKET / Blue / 3 / 46,200
Cut&Sew / Phlannèl / Cotton Swedish Rib Trainer / 3 / 22,000
Pants / ULTERIOR for BLOOM&BRANCH / RAYON RIPSTOP MIL SHORTS / Blue / 4 / 36,300
Height / 174cm

1960年代、ベトナム戦域における熱帯雨林での戦闘に使用されたジャングルファティーグの要素にオマージュした今作のセットアップ。ジャケット、ショーツを合わせて着用することで本来のポケット4つが見える顔になりますが、勿論単体での着用もお勧めです。肌離れの良いレーヨンリップストップの機能性を活かしたワタリの広いワイドパンツや、タックインしたドレスパンツに合わせるのも面白そうです。

フロントドローコードのイージーパンツ仕様になりますのでベルトをすることで生まれる、夏場のお腹まわりの蒸れなども気にせずご着用いただけます。

ジャングルファティーグ特有のマチのある4つの大きいポケットが特徴的ですが、ショーツに付帯するポケットは重量感のあるものを入れても底が変形がしないよう、内側にもう一つポケットがついているのも表面上見ただけではわからない拘りになっています。

冒頭でもお話いたしましたが、京都の夏は他のどの地域とも比較できない独特な気候で、高温多湿な空気に加えじりじりと肌を焼く強い日差しがあります。レーヨンリップストップの生地はタテヨコ共にレーヨンを織り上げ、折り柄の様にも捉えられるドライタッチなシボ感もデザインの特徴に。またサラッとしている冷涼なタッチに加えレーヨン特有のトロっとしたとろみもあり、ドレープが美しい素材に仕上がっています。またシャツにはロールアップボタンが付属し、長袖・半袖をシチュエーションに合わせて変化を付けていただける、わがまま仕様にしています。冷房の効いた場所で上から羽織る手間、持ち運ぶ手間、少しの手間を省くことでストレスの多い夏時期でも快適にお過ごしいただけることかと思います。今回着用したBlueはBLOOM&BRANCHだけの別注カラーで、見た目も着心地も軽やかに。また今週は店頭に多くの新作が到着しております。併せてご覧いただければ幸いです。ご来店をお待ちしております。(KYOTO 寺島)

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ULTERIOR POP UP STORE / 22.3.4-22.3.13 / Ogawa

日本古来の美意識である余白や不均衡(不完全)を洋服で表現し、使用する素材・パターンにこだわりをもつブランド「ULTERIOR(アルテリア)」。アイテム自体に派手さはなく、纏うことで着用者の個性がより活かされるような服作りを理念に掲げています。

この度横浜店にて、ULTERIOR POP UP STOREを3月4日(金)から3月13日(日)の期間で開催いたします。これまでにないボリューム感でブランドの世界観を余すことなくご堪能いただけるイベントとなっております。では早速ご紹介させていただきます。

 L/S Twill Work JKT / 52,800
L/S Twill Work Pants / 41,800

 Brush Marks OX 2P Shirt / 28,600
Rayyon RipStop Military Shirt / 35,200

Bizen Gabardine 6 Paneled Cap / 11,000

Dry Feel Silky Terry Cut Off P/O / 25,300
Dry Feel Silky Terry Sweat Shirt / 28,600
Dry Feel Silky Terry Zip Up Parka / 33,000

Dry Feel Silky Terry Sweat Pants / 29,700

Recycle Twisted Cotton Guernsey P/O / 27,500

Organic Cotton Waffele H/N Tee / 23,100
Organic Cotton Waffele P/O / 25,300

Standard Tubular CREW-N Tee / 11,000
Organic Cotton Wide Fit Tee / 17,600

 Bizen Gabardine Military Pants / 39,600

今回はULTERIORが長きに亘り展開を続けるESSENTIALラインもご用意しております。年月を重ねても飽きのこないプロダクトをシーズンレスで販売し、洗練され、普遍的なデザインとこだわりのマテリアルによって展開されているラインです。普段取り扱いのないラインになりますので是非この機会にご覧ください。また、イベント開催に合わせてRayon RipStop素材を使用した別注Mil Jacket,Mil Shortsの2型をリリースいたしますのでそちらも併せてご覧くたさい。

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UNION LAUNCH for BLOOM&BRANCH / Riding Jacket / 22.3.4- Release / Shinohara

3月4日(金)より、初の別注企画となるUNION LAUNCHよりRiding Jacketを発売いたします。気がつけば3月に突入し、寒さが残りつつも徐々に暖かな陽ざしも増してきたこの時期にぴったりの一着となっておりますので是非最後までお付き合いください。

Jacket / UNION LAUNCH / Riding Jacket / XS / 82,500
Shirt / Scye / Washed Cotton Poplin Collarless Shirt
Pants / KIJI / HINOKI / 2 / 24,200
Necklace / R.ALAGAN / Short Tento Necklace / Free / 41,800
HEIGHT / 153cm

「共同体として服をつくる」「時代に流されることのない本物とアイロニー」をコンセプトに2016年に誕生したUNION LAUNCH。消費者と職人の間に立ち、技術のつなぎ手としてデザインと向かい合い、未来に繋がるもの作りを提案するブランドです。京都店では21AWより展開が始まったのですが、全てのアイテムに”Thanks to~”の形でそれぞれの生産元が記されていることに驚いたのを今でも覚えています。「消費者と職人の間に立つ技術のつなぎ手」の本気を垣間見たような気がしました。そんなUNION LAUNCHに今回初の別注として制作依頼をしましたのがこちらのライディングジャケットです。21AWファーストシーズンにリリースされたライディングジャケットをベースに再構築されたミニマムなダブル仕立て。グリーンベースのチェック柄デッドストック生地を別注素材として選び、それに合わせ裏地もグリーンを採用しております。

釦には経年変化が楽しめる白の本ナットボタンを使用しております。南米地域、エクアドル原産のタグワ椰子という椰子の実の種を原料にしたナットボタンは水牛に次ぐ高級天然素材ボタンとされています。細かなところにも確かな拘りを感じられる今回の別注企画、普段ジャケットを全く着ない私もこれは良いなと袖を通して感じました。153cmの私がXSを着用して肩幅や袖丈、着丈はジャストサイズでしたので小柄な女性にもお勧めです。ボックス型シルエットでユニセックスな面持ちをしているので、お気に入りのブラウスやジュエリーを組み合わせて「カッコよくて女性らしい」ジャケットスタイルをお楽しみいただければと思います。(KYOTO 篠原)

 

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