BLOG

二つの接合点

Lunor / A5 226 / 37,000+tax

日差しから身体を守ためにある帽子、寒さを防ぎ手を保護するための手袋、足を傷つけないように包み込む靴などの道具と違い、眼鏡に託された役割は「補うこと」です。低下した視力を回復させるため、視力を補助するための道具として眼鏡は誕生し、知識人を中心に愛用されてきたという経緯があります。

そんな補助器具としての役割は、コンタクトレンズに始まり、レーシック手術などの誕生もあって代替可能な機能となりました。いつしか時代遅れの道具と化した眼鏡という補助器具ですが、それにも関わらず今もこうして無くなることなく存在し続けています。

Lunor / Aviator Ⅱ / 46,000+tax

おそらく、眼鏡に装うための道具という新たな役割が付与されたからでしょう。人の第一印象を決定づける顔というパーツに装着する道具は、必然的にそのデザインのアップデートを求められることになります。そして装身具として、金、銀、チタン、鼈甲、セルロイドなど様々な素材を用いて美しく見られるための道具としての役割を少しづつ増していきました。

Lunorの創業者は、補助器具としての眼鏡の存在意義が強かった時代のアンティークの眼鏡や顕微鏡、望遠鏡、ひいては検眼機までをも収集していたそうです。そんな彼はきっと、眼鏡に託された二つの役割の接合点となった人そのものと言えるでしょう。(守屋)

BLOOM&BRANCH WEB SHOP
BLOOM&BRANCH Instagram

RECENT POST
cantate for BLOOM & BRANCH / 21.8.7- Release / Ueda
良いものは誰にとっても良いものなのか
m's braque / 21AW Collection Vol.1 / New Arrival / Suzuki
KIJI / Cotton Tencel Denim / 21AW New Collection / Terashima
SIRI SIRI POP UP STORE / 21.7.31-21.8.9 / EVENT /Okawa
ARCHIVE

RSS Feed