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服の寿命を考える

KIJI / SHU / 23,000+tax

ファッションが民衆化することによって、洋服の寿命というのは圧倒的に短くなりました。早く、安く生産して届けられるトレンドのアイテムは、言わずもがなトレンドと共に着倒されることもなく捨て去られていきます。トレンドはより瞬発的になり、熱狂はより短期間になり、買い物はますます衝動的になり、そして洋服の寿命はこれでもかと短くなっていきました。

まだデニムがファッションではなかった頃、それは労働者のものであったため、デニムが求められることはいかに長く着られるか、という耐久性でした。ここ数年までファッション産業において、長く着られるかどうか、というのはほとんど考えられておらず、一部のエシカル消費者が考えていたにすぎないことのように思います。長く着られるものである以前に、洋服には、ファッションには、トレンドが求められていたからです。

そんなデニムもファッションアイテムになり、トレンドの形というものが数年おきに切り替わるようになり、その生産には大量の汚染水を伴うことが指摘されていますが、数十年前のデニムを今でも「王道」として多くの人が求める様子はどうでしょう。デニムというアイテムが悪いのではなく、トレンドとして消費するためのファッションアイテムになることが悪いのであって、一着のその洋服が数十年着ることが叶うものなら、それはある意味では正しい姿なのではないでしょうか。(守屋)

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