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KaILI for BLOOM&BRANCH / TRANSFORM BAG L , ACTION BACK ROLL / 21.7.10- Release / Suzuki

融合する事の大切さは、それぞれの感覚により違うものが個々にあるかもしれない。その感覚を一つの物体へと形成し、時代、材質、用途などを上手くプロダクトに落とし込むことができるのはKaILIというブランドが多くの人に支持されている理由の一つである。「矛盾あるデザイン」をコンセプトにしているものの、そこには計算された美しさや用途、品質など一切妥協のない、矛盾を感じさせないプロダクトへと変貌させるのである。今回、BLOOM & BRANCHではKaILIと共に時代背景や色の組み合わせ・質感などの拘りを更に詰め込んだ2型の鞄を製作した。

Bag / KaILI / TRANSFORM BAG L / 33,000
T-Shirt / blurhms ROOTSTOCK / Layered 2 Pack Tee / M / 17,600
Pants / PHLANNÈL SOL / FW-128 / 2 /25,300
HEIGHT / 169cm

KaILIを代表するTRANSFORM BAG Lは本来のインラインならばブラックなどベーシックな色やナイロン素材など綺麗目で癖のない仕上げとなっていた。今回、BLOOM & BRANCHが別注として製作した物は、ドイツ軍のUSEDテント地を使用し製造年代やロットによって色や質感の違いを思う存分楽しんで頂ける仕様となっている。その時代背景による色の違い等は組み合わせる事で程よい色の違いを一つの鞄で見せてくれる。そして素材の裏側の質感にほれ込み敢えて裏側を使用する事で「ただ一つの鞄」ではなく「たった一つの鞄」となる。また軍物テント生地の特徴でもある経年変化は見過ごすわけにはいかない。程よく皺がはいりアタリが出る事で 所有者の生きざまが鞄へと反映され愛着あるものへとなっていく。

上記でも示したように一つの鞄の中に色や質感の違いがみてとれる。これは今回の別注で最も拘った部分でもある。カーキといっても様々なカーキが存在する。今回の別注はカーキのなかでもグレーやベージュよりの物を選び鞄に落ち着きを与えると共に土っぽさを残した力強いものにもなっている。この色合いにする事でテントとして使われていた補修の痕跡やダメージ、汚れなどは程よくインパクトのあるデザインへとなる。新しい形の中に過去に使われてきた傷跡は将来つくであろう傷跡と融合し唯一無二の存在となるだろう。私たちの生きざまをアップデートしていくのも所有する嬉しさでもある。

KaILIには「矛盾あるデザイン」のほかにいくつかのコンセプトがあると私は思う。一つ目は「機能性のあるデザイン」。KaILIは「1つの鞄」ではなく「1つの中に2つの鞄」があることが多い。このTRANSFORM BAG L も名前の通りショルダーバッグからトートバッグへと変形する。そしてその形の変貌は元々の形を一切、感じさせない為、使用用途やコーディネイトに合わせてみるのも良いだろう。また内側に大き目なポケットが付いている為、iPadなど楽に収納ができ必然的に鞄が整理されるのである。

2つ目が「人にやさしいデザイン」。TRANSFORM BAG Lのショルダーベルトは一見すると普通のベルトに見えるかもしれない。調整などは当たり前のように出来るが調整部の金属が私たちの体に直接当たらない様に作られている。また持ち手などは滑りにくい素材を使用する事で重さの感じ方の軽減や手への負担を少しでもなくすKaILIの優しさがこの1つの鞄の中に散りばめられている。

2つ目の別注モデルである ACTION BACK ROLLは様々な特徴があるデザインである。正面から見た時のS字に曲がったショルダーはデザイン性の他に体に沿うように設計され肩への負担を軽減させてくれる。またチェストストラップはアジャスターを比翼で隠すことで肩回りをよりすっきり見せてくれる。またチェストストラップも外せる仕様となっている為、使い手がより持ちやすいように配慮されている。

通常のデイパックは上部に凹みができやすいがKaILIの ACTION BACK ROLLは上部の凹みを軽減させるため、メインファスナーは大き目の80サイズを使用しデザインだけでなく操作性にも拘りを持たせた。また多容量にするためマチを大きくとり立体的なデザインも程よく溶け込んでいる。

ACTION BACK ROLLの最大の特徴でもある開口部は上部をロールトップの巻き方にすることで容量が調整可能となる。そして巻いた時のデザインは通常のデイパックよりもデザイン性を増し楽しませてくれる。また持ち手を付ける事で全体のバランスを整え様々なシーンで役に立つであろう。

利便性の面でも2通りの開け口があり、ロールトップとは別に上部にもう一つの開ける為のファスナーがある。何かと忙しい私たちの生活スタイルでは少しの時間も合理的に使い無駄の少ない時間をより求める。その為に動作一つでもより早さを求めてしまう。そう考えがちな私たちにとってこのような利便性の高いデザインは非常にありがたい。

Bag / KaILI / ACTION BACK ROLL / 49,000

私たちは日々の生活のおいて、それぞれの様式がある。それは特別な個性でもあり、当たり前のように過ぎてしまう普通の時間なのかもしれない。ただ日々の時間で生活スタイルが変わるタイミングは必ず訪れる。その時間の中で私たちは持つ物も変わり、どんな時間の変化にも対応できる丈夫さでもあり、多機能性のある物を求めていくのではないだろうか。そして時間が経過する中で過去から引き継がれた物を新しいものへと変化させ、そこに私たちが生きざまを加えていくことができるこの鞄は唯一無二の物へと更に変化するのであろう。(TOKYO 鈴木)

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