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日々を問い続けること

UNION LAUNCH for BLOOM&BRANCH / SAILOR SHIRT / ¥27,500

先日出会った、とあるショップを営むオーナーの方が話の途中でさらりと話していたことには、「私は考え続けるということがわりあい好きだから、いつでもこのグラスをいつ差し出したらお客様が喜ぶだろうとか、どういう料理にしたらもっと喜んでもらえるかとか、なんという一言をかけてあげたら心地よくなるだろうとか、常に考えているんです」ということでした。

毎日ルーティンのように行われる、自分の仕事について、慣れれば慣れるほど無考えにも言い慣れた言葉が口をついて出てくることもあれば、汚れた店内を見ると自然と掃除をすることができたりする反面、そのとき頭では何も考えていないという事実にすら気付くことができないでいるということは少なからずあるのではないでしょうか。これは何も現場仕事に限らず、デスクワークや商談や、フィールドワークにおいても同様のことが言えるはずです。

ファッションの世界には当たり前にシーズンという2つに区切られたシステムがあり、その2つのどちらかに入り込めるような洋服をデザインするものであるということは、ファッション業界に身を置く人間にとってはもう何の疑問も持たずに飲み込める事実である反面、その意味を問い、考え、自分やカスタマーや地球やありとあらゆることを包括的に吟味し、その2つに区切られたシステムに乗ることは果たして正しいことなのかを考えるという姿勢は、必ずしも多くの人が持ちうるものではないのでしょう。

あるいは、売れるためのデザインや、自己表現としてのデザインがある一方で、作り手が作りやすいことや機能・技術に見合うデザインをすることなど、180度方向転換された視線も往々にしてこの世には珍しいもののように感じます。日々に疑問を感じ続けること、誰かにではなく、自分自身に問い続けること、そして考え続けることの大切さというような、生きる上での本質を垣間見ることができる一着です。(守屋)

*6月23日にWEB SHOPはパルクローゼット内ショップへ完全移行いたします

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