JOURNAL

INJIRIと過ごす初夏の毎日
- INJIRI

2020年の春夏シーズンに初めての別注アイテムをリリースしてから、BLOOM&BRANCHのスタッフはじめお客様にも大変ご好評いただいているINJIRIのドレスやブラウスたち。毎年4月から5月を過ぎて夏の香りがほのかに感じられるようになってくるとともにインドからの便りが楽しみになっている私たち。今年も無事に、手紬ぎ手織りのカディやシルク素材をふんだんに用いたドレスやジャケットが届きました。

 

 

「INJIRIのアイテムはインドの職人が手紬ぎ手織りで仕立てたカディコットンや、インドのシルクを贅沢に使ったアイテムなど、素材の魅力がまずあります。繊細でいながらからりと軽快な素材感は、蒸し暑い日本の夏でも快適に過ごすことができます。アクセントになっている綺麗な色のステッチや、あたたかみのある手刺繍などのディティールは、お天気のいい春から初夏のお出かけのときにもぴったりで、袖を通すだけで気分をぐっと押し上げてくれる力がありますよね」(中出)

 

 

「特に去年あたりから明るい色物を取り入れたい気分が続いていて、スリップドレスの鮮やかなピンクを別注していましたが、それに引き続き、新しくお願いしたラバリジャケットの桃色や、細やかで美しい刺繍ジャケットなども新しく登場します。それぞれのアイテムはINJIRIのオリジナルでリリースされている形からより日常に馴染みやすいものにするためにデザインを変更いただいています」(中出)

 

エスニックなムードの漂うアイテムは、ともするとエキゾチックになりすぎたり、個性が強すぎたりと、日々に取り入れるのが難しいイメージも。そんな不安を払拭してくれるBLOOM&BRANCHの別注アイテムについて、ウィメンズディレクターの中出が、自身の日常に取り入れるときのイメージやポイントをご紹介します。

 

 

 

ワークデイに取り入れるラバリジャケット

 

 

まず、ワークデイに取り入れるならおすすめしたい一着。今回新たに別注したシルクのラバリジャケットは、桜色のような優しいピンクや白と黒の3色展開。仕事に出かけるとき、モダンな着こなしをしたいときにぴったりだと中出は話します。

 

Silk Rabari Jacket / ¥37,400-

 

「仕事に出かける時に取り入れるなら、モノトーンでスタイリングできる白のラバリジャケットをおすすめしたいです。このジャケットはインラインではボレロ丈でデザインされていたもので、それをより日常にも取り入れやすいように腰丈まで伸ばしてもらった別注アイテムです。私自身、お休みの日よりは仕事の日のほうがモノトーンスタイルが多くなります。きれいめのスラックスやレザーシューズ、レザーバックをプラスしてめりはりのあるスタイリングにすると、そんなワークデイにぴったりです」(中出)

 

 

「今回は紐をすべて結んでブラウスのような着方にしていますが、開けて着たときに見えるフロントのカッティングがとてもきれいなので、前を開いてジャケットのように羽織っても素敵なんですよ。いろんな表情を楽しめる一着です」(中出)

 

 

 

 

公園で過ごす何気ない休日に
華を添える刺繍ジャケット

 

 

Embroidery Jacket / ¥49,500-

 

「なんでもない休みの日にも、家でじっと過ごすよりは外に出かけて美味しいパンや焼き菓子を買いに行ったり、公園を散歩したりするのが好きです。特に4月の晴れた日には気持ち良い外にでるだけでリフレッシュできますよね。そんな気分を高めてくれるような、明るい色合いの刺繍が美しいジャケットをTシャツにデニムのスタイリングに羽織って。それだけでぐっとスタイリングがしまります」(中出)

 

 

「カラフルな裏地のついたロングコートのようなアイテムをリデザインしていただいた別注です。こちらもやはり他のアイテム同様に、日常には取り入れづらいなと思ったので、裏地を無しにして着丈を短くし、軽いシャツのようなジャケットのようなアイテムになればと思ってお願いしたものです。レモンイエローのTシャツオレンジのエスパドリーユ、そしてフィリピンメイドのバッグを合わせてINJIRIの持つ雰囲気を活かしたスタイリングにしました」(中出)

 

 

 

友人とゆったり過ごす街での休日には
優しい色合いのカディのドレスでリラックス

 

 

Embroidery Shirt Dress / ¥41,800-

 

毎シーズンリピートでオーダーしている、BLOOM&BRANCHの夏の顔ともなっているカディの刺繍ドレス。生地幅が狭いカディの生地のミミの部分が裾に使われ、全体のアクセントになっています。

 

 

「カディのミミがこれまでは黒に近いグレーだったのですが、優しいベージュの柄が綺麗な昔のカディを見て、そのようにできないかなあと思っていました。お願いしたところ今回、生地から特別に織ってくださり、それに合わせて刺繍の色も柔らかいベージュトーンに揃えてもらっています。より日常のスタイリングに取り入れやすくなり、合わせるアイテムの幅も広がるように思います。気のおけない友人と過ごす休日には、近所のカフェへ出かけてそれぞれの近況を報告したり、それぞれの家を尋ねてゆったり過ごしたりすることが多いです。そんな時には肩肘はらずにリラックスできるカディのドレスが重宝しています」(中出)

 

 

「dragonのポシェットやビーチサンダルなどを合わせて身軽な着こなしにしています。程よい抜け感がでながらも、カディの素材由来の繊細さが女性らしく品よく見せてくれます。とことんシンプルに、ドレスを活かしたスタイリングもいいですし、ジャケット、カーディガンを重ねたり、デニムを合わせたりとスタイリングは無限に広がりますね。私はとくに休みの日に着るなら今日のようなシンプルな着こなしに、ジュエリーは大振りなものを合わせたくなります」(中出)

 

 

 

少し足を伸ばしてアクティブな日には
初夏の太陽に映える一着を

 

 

Silk Slip Dress / ¥16,500-

 

「海に出かけたり、ちょっと足を伸ばしてアクティビティを楽しむ日には滑らかなシルクのスリップドレスを。ビーチやリゾートでも肌にまとわりつかない着心地のいいシルクが使われています。ぱきっと映えるピンクは夏の太陽がぴったりです。ワークスタイルの時にも着用していたカシュクールはピンクをチョイスして同色のグラデーションを意識してスタイリングしてみました」(中出)

 

 

「生地の薄いカディの刺繍ドレスのペチコートのように活用できるスリップドレスですが、シルクの美しい生地なのでこのドレスをメインにしてももちろん楽しめる一着になっています。これからの季節のお出かけにはサングラスはやっぱり欠かせないですね。SCHAのハンドメイドのハットも、国こそちがいますがクラフトのアイテム特有の表情があるのでINJIRIのアイテムと合わせやすいかと思います」(中出)

 

 

「インドの職人たちが手作業で作るINJIRIのアイテムは、着るだけでその土地の雰囲気を体感できるような、移動をせずとも旅心地を味合わせてくれるような楽しさがあります。そういった体験ができるのもファッションの醍醐味のひとつです。心を旅させながら、日常からは飛躍し過ぎず、日々の明るさを少しだけ明るくしてくれるような、そんなアイテムとして活用いただけたらと思っています」(中出)

 

 

 

 

photo : Ryuhei Komura
text : Yukina Moriya