男の身だしなみ徹底解説|清潔感を得るために今からできる13の対策

身だしなみは、仕事や女性と会うときなど、生活のさまざまなシーンで重要になります。
「身だしなみを整える」とよく耳にしますが、そもそも何から始めれば良いかわからないという方も多いはずです。
しかし、身だしなみを整えることに大金やセンスは必要ありません。
これから紹介するポイントに気をつけるだけでも、身だしなみを大幅に整えることができます。ぜひこの記事を参考に、普段の身だしなみを意識してみてください。

編集部
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身だしなみとは、一言でいえば「清潔感」
身だしなみという言葉はズバリ、「清潔感」と言い換えることができます。いくらセンスの良い着こなし、高級なアクセサリーを付けていても、清潔感がないと周囲からの印象は悪くなります。
この記事では、以下の4パターンに分けて具体的に注意したいポイントをまとめています。普段気をつけることができているかを振り返りつつ、チェックしてみてください!
顔まわりの身だしなみ
人と対面する際に最も目線の集中する顔まわり。第一印象を決定する重要な要素のうちの一つであると言えます。顔まわりの身だしなみポイントを解説していきます。
スキンケア
目線の集中する顔まわりにおいて、お肌のケアは欠かせません。「洗顔」「化粧水」「乳液」の3ステップのスキンケアを、毎日欠かさずに行いましょう。
男性は女性に比べて肌の水分量が少ない一方で、皮脂の分泌量が多いのが特徴です。水分量と皮脂のバランスが崩れてしまうと、肌荒れにつながってしまうことがあります。男性こそスキンケアが重要と言えるのです。
実際に顔まわりのスキンケアを行う際には、以下の点に注意をしてみてください。
ゴシゴシ洗わない。洗顔料を十分に泡立ててから、力を入れずに優しく洗顔する
熱いお湯や冷たい水でなく、32~34度くらいのぬるま湯で洗い流す
洗顔後はなるべく早く化粧水で保湿をする
夜と同様に、起床時もスキンケアを行う
ガサガサした肌触りやオイリーな肌質で悩んでいる場合には、これらの点に注意してみるだけでも、肌の状態が改善する可能性があります。
また、誤解されがちなのが、皮脂の多いオイリ―肌のスキンケア方法。「乾燥肌ではないので化粧水は不要では?」「テカりを抑えようとゴシゴシこすってしっかり洗顔している」といった声も聞きますが、実はこれらは誤った方法です。
オイリー肌であっても保湿はキーポイントですし、強く洗いすぎると肌の水分が失われ、逆に肌をバリアしようと皮脂が多く分泌されてしまいます。
”過剰な皮脂”だけを優しく洗い流すイメージで洗顔し、洗顔後の肌の水分補給もしっかりと行ってあげましょう。
洗顔料選びも大切です。むやみに洗浄力の強いものを使っても、かえって肌の状態を悪化させてしまうことがあります。
肌に必要な水分をきちんとキープできるような、自分の肌に合った洗顔料を見つけましょう。
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髪の毛・頭皮のケア
頭髪のケアも、顔まわりの身だしなみにおける大切なポイントです。
髪というと、真っ先に「髪型」をイメージしがちですが、髪型よりも重要なのは清潔感。
乾燥した頭皮が原因で発生する「フケ」は不潔感が増してしまうので特に注意が必要です。
肌に合わないシャンプーを使うとフケが発生しやすいとも言われているので、自分の頭皮に合ったシャンプー選びに注意を払いましょう。
どうしてもフケが改善しない場合は、フケ対策専用のシャンプーを試してみるのもおすすめです。
身だしなみを整えるために、最先端のヘアスタイルにする必要はありません。なぜなら、年齢・顔の形・生活スタイルなどによって最適なヘアスタイルは千差万別だからです。
どのような髪型が自分に似合うか分からない場合は、美容師に相談してみてもいいでしょう。自分の見た目を客観視することは誰でも難しいので、周りの人やプロの意見を積極的に取り入れることは大切です。
どのような髪型にした場合も、清潔感を出すために「整髪料の量」には気を付けましょう。
特にワックスの量が多すぎると、髪にワックスが固まって付着してしまったり、香りが強すぎてしまったり、といったことが起こり、せっかくの清潔感も台無しになってしまいます。
フケが出ないように対策する
清潔感のある髪型にする
整髪料をつけすぎない
ヒゲは整えるorしっかり剃る
剃り残しや不精ヒゲなどのムダ毛は、身だしなみにおいては好ましくありません。一般的には、女性からも、ヒゲが無いほうが清潔感があり好まれます。
人によっては、前日の夜にヒゲを剃っても翌日の日中には気になるほどに生えてしまう人もいますよね。その場合は、なるべく朝にヒゲ剃りを行うようにしましょう。
また、ヒゲ剃りなどのムダ毛処理は、肌に少なからずダメージをもたらします。洗顔後と同じように、保湿剤でしっかりとケアをしましょう。
ファッションやオシャレの一環でヒゲを生やしている場合も、日々整えているのと伸びっぱなしにしているのとでは、見た目に大きな差が生まれます。ヒゲ専用のトリマーなどを活用して、ヒゲの手入れを定期的にするようにしましょう。
なお、毎日のヒゲ剃りは、肌への負担が大きいことに加え、時間もかかります。シェーバー代やジェル代などの費用も毎月かかります。
脱毛サロンやクリニックでヒゲ脱毛を行えば、時間と初期投資はかかりますが、長期的に見て時間・費用・労力のコストダウンができます。日々のヒゲの手入れを面倒に感じている方は、「ヒゲ脱毛」も検討してみると良いでしょう。
脱毛はサロンやクリニックによって脱毛方法や施術料が異なりますので、ぜひ下調べをして、自分に合ったお店を見つけてみてくださいね。
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剃り残しや不精ヒゲはNG
髭を剃ったらしっかり保湿する
髭を生やす場合はトリマー等でしっかり整える
髭剃りが面倒ならヒゲ脱毛も検討する
口臭はもちろん、健康のためにも歯のメンテナンスを
口臭はビジネスにおいても女性関係において最も気をつけたいところです。
毎日の歯磨きを欠かさないことはもちろん、歯と歯の隙間も歯間ブラシやフロスを使ってしっかりとケアしましょう。歯の表面がきれいでも、隙間に歯垢がついてしまうと口臭の原因となります。
数カ月に一度は、定期的に歯科医院で歯垢除去などのメンテナンスも行いましょう。歯周病の予防にもつながります。
特に、タバコを吸っている人は、吸い終わった後の口臭に注意しましょう。自分が思っている以上に、口臭は広範囲に広がります。
プライベートだけでなくビジネスシーンにおいても、話し相手に口臭で不快な思いをさせないように注意が必要です。
歯ブラシだけでなくフロス等も使ってケアする
歯科医院の定期検診に通う
身体の身だしなみ
顔以外の部分に関しても、身だしなみを整えるために気を付けるべきポイントがあります。どれも難しいことではありません。ひとつひとつに気を配れば、すぐに身だしなみの整った男性になれます。それでは見ていきましょう。
爪・指先のケア
力仕事をしている人や職人さんをはじめ、どのような仕事に就いている人も、爪はしっかりと切りましょう。
爪が伸びていると、それだけで相手に与える印象が悪くなってしまいます。女性は異性を見るときに、男性よりも視野が広いと言われています。
特に、向かい合って食事をする際などは、相手の爪がしっかり視野に入る状態です。爪が伸びたままにならないよう、こまめに爪切りを行いましょう。
加えて、指先のケアもしたいところ。最近は男性の中にも、ネイルケアに興味を持つ人が増えています。女性よりも肌の水分量が少ない男性は、指先も乾燥しがちです。
ハンドクリームを使ってしっかり保湿をすることで健康的な見た目となり、身だしなみのレベルがさらにアップしますよ。
爪はこまめに切る
ハンドクリームで指先を保湿する
ムダ毛(体毛)の処理
体のムダ毛を処理すれば、清潔感は格段に増します。代表的な部位として、すね、腕、胸、お腹、アンダーヘアが挙げられます。
特に、すね毛は夏の暑い季節にハーフパンツを履いた際に気をつけたいところ。体毛が濃い人は、除毛・脱毛することで見た目を良くすることができます。
比較的手入れのしやすい部位なので、入浴に合わせてムダ毛処理をしても良いでしょう。
半袖のTシャツを着たときに目立つ腕の毛も同様です。濃すぎるムダ毛は好まれません。
胸毛は、女性が男性のムダ毛の中で最も気にするポイントです。女性1705人に聞いたアンケートでは56%、実に半数以上の人が「異性の胸毛が気になる」と答えています。
胸毛は男らしさの象徴でもありますが、清潔感を重視するのであれば処理したほうが無難です。薄着のときに気になるくらいの濃さの胸毛がある人は、処理を行う習慣をつけましょう。
最近は、20代などの若年層を中心に、アンダーヘアの処理を行なっている男性が増えています。男性専門のサロンやクリニックもあるので、アンダーヘア処理で悩んでいる場合は利用してみてもいいでしょう。
※ 参考:ボイスノートによる調査
体毛は定期的に処理する
毛が濃い人は脱毛も検討
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体臭のケア
口臭と同じく、体臭のケアも大切です。体臭と言っても場所や臭いの種類はさまざま。中でも特に気をつけたい場所は、ワキ・足・頭部です。
体臭の原因は、汗、皮脂、皮膚の常在菌が合わさることで発生すると言われています。汗や皮脂そのものには臭いがありませんが、それらを皮膚の常在菌が食べることにより臭いが発生します。
臭い対策で最重要なのが、部位の清潔を保つことです。汗をかいた際は、なるべく放置せずにウェットシートで拭き取りましょう。デオドラント効果のあるスプレーや、ニオイ菌に効果を発揮する直塗りタイプの制汗剤を使うのも効果的です。
ワキ汗対策としては、シャツの下にインナーを着用することがおすすめです。インナーが汗を吸収することで、臭いの発生を防ぎます。
シャツとインナーを重ねて着ると一見暑そうに思いますが、吸湿性のあるインナーであれば汗の乾きも速くべたつかないため、シャツ単体で着る場合よりもむしろ快適に過ごせます。
脇汗が多い方は、メンズ用のワキ汗パッドの活用もおすすめ。汗を吸収して臭いの発生をしっかり防いでくれるうえに、汗ジミも防ぐことができ、見た目の印象もアップします。
足の臭い対策は、日々の入浴時にしっかりと指と指の間を洗うことがポイントです。
足の臭いの原因は、エクリン汗腺と呼ばれる汗腺から出る汗です。エクリン汗腺は全身に存在しますが、足の裏には特に多く分布しています。足が想像以上に汗をかくは、そのためです。
足を丁寧に洗浄しても臭いが気になる場合には、足用の直塗りタイプの制汗剤を活用してもよいでしょう。
足の洗い方のほかに気を付けたいのが、毎日同じ靴を履かないこと。足は季節を問わず、日々大量の汗をかきます。汗を吸った靴は、通気性の高い靴でないかぎり1日では完全には乾きません。同じ靴を連日着用することは避け、2足以上の靴を交互にローテーションすることを心がけましょう。
靴のお手入れの際には、靴用のデオドラントスプレーを活用する手もあります。また、木製のシューキーパーを使うことで湿気を吸収することができます。
衣服の身だしなみ
衣服の身だしなみは、衣服そのものの手入れのほか、シーンに応じた服装をすることも重要です。以下のポイントを意識すれば、身だしなみが整うだけでなく、周りからオシャレに見られるようにもなりますので、ぜひチェックしてみてください。
靴は超重要ポイント
足元はどうしても見落されがちなポイント。しかし、「おしゃれは足元から」と言われるように、いくら着飾ったり顔回りを整えたりしていても、靴がボロボロだと一気に台無しになります。
紳士の文化の根強いヨーロッパでは、足元こそが全体を引き締める一番大事なポイントであるとも言われています。
毎日同じ靴を履き続けると、靴の汚れやキズが目立つようになります。汗による臭いの対策も兼ねて、連日の着用は避けましょう。
また、泥汚れが付着したり雨に濡れてしまった場合には、なるべく早く手入れをしましょう。革靴の押さえておきたい手入れ方法は、下記の3点です。
保管時にはシューキーパーを使用する
革靴は、脱いでそのままの状態で保管すると、型崩れの原因となります。また、アッパーと呼ばれる甲の指の付け根部分にも、一日中履くとシワが入ります。
保管時にシューキーパーを使用すれば、型崩れを防いでくれたり、シワを適度に伸ばしてくれたりします。革靴とシューキーパーはセットで揃えておきましょう。
こまめなブラッシング
一日履いた革靴には、たくさんのホコリや汚れが付着します。これらが靴の表面に沈着すると靴の劣化の原因になるため、こまめにブラッシングをして汚れを落としましょう。
革靴用のブラシにはさまざまなものがありますが、ホコリ落とし用には、馬毛などの柔らかい毛を使ったブラシを選んでください。ブラッシングのタイミングは、靴を履き終えた直後が理想ですが、履く前でも構いません。
定期的に靴クリームでケア
本革は、乾燥するとカサついた見た目になり、履きジワから革が裂けてしまう恐れもあるため、クリームを使ったケアが重要です。
クリームを塗ることで、上品な光沢が出て見栄えが良くなるというメリットもあります。10回程度履いたら靴クリームを使った全体的なケアを心がけましょう。
スニーカーの手入れは、簡易なものから手間をかけたものまで、さまざまな方法があります。気付いたときに実行しておきたいのは、固く絞った濡れタオルで、表面の汚れを落とすという作業。汚れは時間が経つほど沈着し、落としづらくなってしまいます。
毎日行いのは難しいかもしれませんが、靴を綺麗に長持ちさせることにもつながるので、手が空いたときにはぜひ実践してみてください。
連日同じ靴を履き続けない
最低限ブラッシングだけでも靴の手入れをする
衣類は毛玉・ヨレ・シミ・傷に注意
トップスやボトムスなどの衣類全体に総じて言えるのが、毛玉・ヨレ・シミはNGということです。
たとえばニット製品は、長年着用することでどうしても毛玉ができてしまいます。毛玉はむやみに指で引っ張らず、カミソリやハサミで毛玉の根本部分を切りとって処置しましょう。
処理しきれないほど毛玉ができてしまったときは、もったいないと躊躇せずに新しいものを購入するのがベターです。このような思い切った判断も、身だしなみを整える上では大切です。
身だしなみにおいて、シワよりも注意したいのが「ヨレ」。いわゆる「ヨレヨレ」の状態の洋服は、人前で着るのは避けましょう。
ヨレが発生する原因は、着脱時や洗濯の際に洋服が横に引っ張られ、繊維に隙間ができてしまうことです。一度ヨレてしまった服はなかなか元には戻りません。なるべくヨレが生じないような対策をしましょう。
対策のひとつは、洗濯の際に洗濯ネットを使用すること。他の衣服とのからまりを防止し、傷みの軽減に繋がります。また、衣類を着脱する際は丁寧に扱い、なるべく引っ張らないことを意識してみてください。
シミや傷がないかどうかも、着用前に一通りチェックする習慣をつけましょう。洋服に付きやすいシミの一つとして、油汚れが挙げられます。白系の洋服は油汚れが目立ちますので、シミがついてしまうとせっかくの清潔感が台無しです。
デリケートな服は洗濯ネットを使って洗濯する
毛玉、ヨレ、シミがひどい服は潔く処分する
”シーン応じた服装”も身だしなみのひとつ
「身だしなみが整っている」と言われる人は、その場に相応しい服装を理解しています。洋服は自身と他人をつなぐ架け橋であり、コミュニケーションツールなのです。
特に、冠婚葬祭や就職活動においての服装は、相手に誤解を与えないよう気をつけたいところです。
私服はシンプルな服装が好印象
私服はシンプルなアイテムでまとめると、清潔感や爽やかな印象につながります。特に、女性とデートするシーンでは、柄やブランドで主張するよりも、シンプルな服装の方が好印象に繋がりやすいでしょう。
定番のアイテムは、ジャケット(セットアップ)や、白シャツ、無地のTシャツやスラックス等。具体的にどんな服装をすれば良いのかわからない、どんなアイテムを買えば良いのかわからない、という男性は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください!
結婚式
親族はブラックスーツ(略礼服)が基本。黒のストレートチップシューズに白無地のワイシャツも必須です。ネクタイはシルバーが基本ですが、お祝いの気持ちを表すパステルカラーも良いでしょう。
友人として出席する場合はダークスーツでも問題ありません。昨今は、結婚式場ではなくレストランで行うなどのカジュアルな結婚式も増えています。そのような場合は、スーツをカジュアルダウンしたジャケパンスタイルやセットアップなどで参列しても良いでしょう。
通夜
通夜は突然の知らせのため、ダークスーツで出席します。時間に余裕がある場合でも、黒無地の喪服は避けましょう。シャツは白無地、ネクタイは黒無地が望ましいです。
葬儀・告別式
葬儀や告別式は喪服で参加します。ビジネススーツや黒以外のダークスーツもNGなので注意しましょう。
靴・靴下・ネクタイは黒、シャツは白無地を着用してください。ハンカチや数珠、袱紗などの小物も忘れずに準備しましょう。
喪服は出番が少ない分、日々のメンテナンスも怠りがち。体型変動が激しい人は、「いざというときに着られなかった」といったことにならないよう、日頃からサイズを確認しておきましょう。新しく喪服を新調する際には、流行だからと言って、スリムすぎるサイズや過度にゆとりのあるサイズは選ばないようにしましょう。あくまで標準的なサイズを意識し、わからなければ店員さんに相談しましょう。
就職活動
就活の基本的な服装はスーツです。就活は、見た目で個性を主張する場所ではありません。
スーツは紺やグレーの落ち着いた色味を、シャツは白無地を着用しましょう。
革靴も、泥汚れやかかと部分のすり減りがないよう、最低限の手入れをしておきましょう。面接では意外と足元も見られています。
学生の場合、髪の毛を染めていたり、パーマをかけている人もいるはず。就職活動は将来を決める大事なターニングポイントですので、清潔感を意識した髪型にチェンジすると良いでしょう。
ヒゲは基本的にNGです。午後の面接になる場合もありますので、当日の朝にしっかりとヒゲ剃りを行いましょう。
身だしなみに関わる小物
小物を活用して周囲への気遣いを表現することも大切です。これから紹介する3つのアイテムを常に持ち歩いておくと良いでしょう。
ハンカチ
特にスーツを着用するようなビジネスシーンでは、ハンカチを持ち歩くことはマナーとも言えます。
トイレから出てきたときに濡れた手のままだと、女性からの印象も良くありません。また、何かこぼしてしまったときなどに、サッとハンカチを差し出せる男性は間違いなく好印象です。
ハンカチは、季節に合わせて色合いを変えてみたり、その日の靴下のカラーと合わせてみたりして遊んでみても良いでしょう。
ティッシュ
ポケットティッシュも、ハンカチと同じように常に携帯したい小物のひとつ。自身はもちろん、相手が飲み物や料理をこぼしてしまったときに頼りになる存在です。スマートに取り出せれば、それだけで相手へ与える印象もアップします。
折りたたみ傘
折りたたみ傘を常備していれば、急な雨のときも安心です。スーツは、雨に濡れると傷みや臭いの原因にもなります。何よりせっかく整えた身だしなみが、雨に降られては台無しになってしまいます。
今はさまざまなメーカーから折りたたみ傘が販売されています。持ち運びに便利な軽量タイプの傘もありますので、常にカバンに入れても邪魔にならないようなお気に入りの一本を選びましょう。
身だしなみチェックリスト【男性用】
最後に、身だしなみチェックリストを掲載しておきます。自分が何個クリアできているのか確認し、できていない項目は、今日から一つずつ改善していきましょう!
身だしなみチェックリスト | |
---|---|
顔 | □肌は荒れていないか |
頭 | □フケは出ていないか |
□整髪料をつけ過ぎていないか | |
ヒゲ | □髭の剃り残しや無精髭はないか |
□ヒゲを生やす場合はトリマー等で整えているか | |
口 | □口臭はないか |
□歯が汚れていないか | |
手・指 | □爪はのびていないか |
□手先が汚れていないか | |
□手の肌が荒れていないか | |
身体 | □体毛が目立っていないか |
□ワキや足などから体臭はしないか | |
□タバコの匂いがしないか | |
服 | □靴は綺麗か |
□衣服に毛玉・シワ・ヨレ・シミ汚れがないか | |
□シーンに合った服装はできているか | |
持ち物 | □ハンカチは持っているか |
□ティッシュは持っているか | |
□折りたたみ傘は持っているか | |
□カバンや財布がパンパンに膨れていないか |
今回は、男性の身だしなみについて解説しました。ケアをするべき身体の部位や服装のマナーなど、さまざまなポイントを解説しましたが、どれも難しいことではありません。日々の生活に少しだけ身だしなみの意識を加えて、清潔感のある男性を目指しましょう。
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