冬のメンズファッション6つのポイントを整理。おしゃれなコーデはこう作る!

冬になり、何を着るかお悩みの男性のために、冬をおしゃれに過ごすためのポイントを整理。
迷った時に真似したいお手本コーデを参照しながら、今年の冬の服装のイメージを膨らませてみましょう!
冬はどんな服を着れば良いの?
冬のコーデをおしゃれに見せるポイントは?
と悩んでいる男性は必見です!
\服のプロに聞きました!/

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
まずは冬に着たい定番アイテムをチェック
1. ニット・セーター
秋・冬から春の入り口にかけて手放すことのできないトップスがニット。冬はアウターの下に隠れがちですが、室内でアウターを脱ぐことを考えると気の抜けないアイテムでもあります。
編み目の大きさやカラーバリエーション、デザインなど、各ブランドから様々なタイプのニットがリリースされています。他のアイテムの引き立て役ならシンプルな色合いやデザインを、コーデの主役にするなら高品質で個性的なデザインを選びたいところです。
2. タートルネック・ハイネック
おしゃれ度をグッと上げてくれるトップスの一つが「タートルネック」のニットやカットソーです。首元は顔に近いことから、見た目の印象を大きく左右します。
同じように首元を飾るアイテムとして「マフラー」などもありますが、つけ外しの手間を考えるとタートルネックが最も手軽。冬物のアウターとの相性も良く、防寒性・汎用性にも優れる優秀なアイテムです
ちなみに「ハイネック」とは、折り返しのないタイプの高い衿がついたトップスを指します。タートルネックが苦手な方や、すっきり感を意識したい時におすすめです。
3. マウンテンパーカー
出典:https://wear.jp/item/49746419/
マウンテンパーカーとは、その名の通り主に山などのアウトドア用として作られたアウターです。変わりやすい気温や天候に対応するため、防寒性はもちろん耐久性、機能性にも優れています。
ゆったりとしたシルエットがトレンドの今、ゆとりのあるマウンテンパーカーはタウンユースとしても大人気。着丈の長さなどのサイズ感はもちろん、カラーバリエーションも豊富なアイテムですが、着回しを考えるとなるべくシンプルなデザインがおすすめです。ブラックやダークグレーなどの暗い色ならば、どんなインナーを合わせても基本的にはマッチします。
4. MA-1(エムエーワン)
MA-1は、アメリカ軍が着用していたフライトジャケットの一種。近年ブームが定着しつつあるミリタリーアイテムの中でも、”定番アウター”としての地位を築いています。
定番カラーはセージグリーンや深い色合いのネイビー。都会的な着こなしを求めるならブラックを選ぶのもアリでしょう。
カジュアルなアイテムと合わせる定番の組み合わせのほか、あえてスラックスなどドレッシーなアイテムと合わせると今っぽさを演出できます。
5. ダウンジャケット
出典:SPU
主に羽毛を使用した防寒性抜群の「ダウンジャケット」は冬に欠かせないアウター。圧倒的な暖かさに加え、軽さの面でも優れており、アイテムによっては小さく収納して持ち運びやすいという利点もあります。
ボリュームがあり季節感満載のシルエットは、オーバーサイズがトレンドの昨今、改めて多くの人々が注目。ただし、やみくもに羽織るだけでは野暮ったく見えてしまう可能性もあるので、コーディネート全体のシルエットは特に意識するようにしましょう。
6. ステンカラーコート
出典:ZOZO
ビジネスシーンはもちろん、カジュアルな着こなしにもフィットするステンカラーコート。チェスターコートと同じく、クラシックなコートの代表格として長年愛されています。
バルマカーンコートとも呼ばれ、大きく襟腰の高い上襟が一番の特徴。余計な装飾も少なく、シンプルなデザインゆえ着回し力が高い点も人気の理由です。色柄や丈感、サイズ感によって印象が変わるのはもちろん、フロントボタンの開け閉めなどで多種多様な着こなしが楽しめます。
スプリングコートとしても人気のステンカラーコートですが、冬は防寒性を意識した素材を選ぶようにしましょう。薄手のナイロン素材などは季節感がチグハグになってしまうので、注意が必要です。
7. チェスターコート
出典:https://zozo.jp/shop/urbanresearchrosso/
クラシックコートの頂点とも言えるチェスターコート。テーラードジャケットの着丈が伸びたようなデザインが特徴的で、ビジネスシーンのスーツとも相性が良いアウターです。
昨今ではトレンドも相まって、あえてカジュアルなアイテムと組み合わせるコーディネートも人気。インナーにパーカーを合わせたり、スニーカーを合わせてみたりと、メンズの外出コーデには今や欠かせない存在となっています。
定番アイテムですが、着丈やサイズ感のトレンドは数年周期で微妙に変化しています。知らないうちに”古臭いコート”と見られてしまわないように注意しましょう。
8. ウールパンツ
出典:https://wear.jp/item/49284310/
冬に活躍するウールパンツ。厚みのあるウール素材は、保湿・保温性に優れており、そのウォーミーな見た目も冬にマッチします。周りと差をつけづらいパンツアイテムの中でも個性を出しやすいのが利点です。
センタープレスの入った正統派なウールスラックスは、ビジネスシーンでも活躍。ウエストゴムやリブ付きのデザインは休日などの力の抜けたコーディネートにおすすめです。
定番カラーは、グレー・黒・ブラウン等。冬のコーデの幅を広げたい方は、パンツのバリエーションを増やしてみてはどうでしょうか。
9. マフラー・ストール
防寒アイテムとしても冬に欠かせないマフラー。一概に「マフラー」と言っても、その素材や長さは様々ですが、プレーンな無地のマフラーはどんなコーディネートも邪魔することなく馴染みます。主張のある色柄のマフラーは、コーディネートのアクセントとして使ってみましょう。
10. ブーツ
秋冬の足元をおしゃれに演出してくれるブーツは冬の定番アイテム。面積は小さいながら、コーデ全体の印象をグッと大人っぽくしてくれます。
足首まで紐で締め上げる男らしい見た目のワークブーツや、プレーンでコンサバな見た目のサイドゴアブーツなど、デザインも豊富。自分が目指すスタイルに合ったテイストのブーツを選ぶのがポイントです。
お手本にしたい冬コーデ10選
ニットを使ったコーディネート
出典:WEAR
ホワイトをベースとしたノルディック柄のニットを使ったコーディネート。ややざっくりとした編み目と毛足の長さが冬の暖かみを感じさせます。北欧をイメージさせる雪の結晶柄などが特徴のノルディック柄も、冬らしさを演出するポイントです。
ニットは、基本的にどんなパンツにも合わせられます。素材感のあるフランネルのパンツと革靴を合わせれば、シンプルながらも季節感のあるコーディネートの完成です。
タートルネックを使ったコーディネート
出典:WEAR
タートルネックのカットソーとニットのレイヤードスタイルが魅力的なコーディネート。同じトーンの色を使ったニットを重ね着することで、こなれ感のある着こなしに。近年空前のブームとなっているオイルドジャケットとの相性も抜群です。
一枚でも様になるタートルネックですが、あえて重ね着をすれば、冬のコーデの幅が広がります。
マウンテンパーカーを使ったコーディネート
出典:WEAR
タウンユースとしても絶大な人気を誇るザ・ノースフェイスのマウンテンパーカーを使ったコーディネート。アウトドアブランドのアイテムだけあって、防風性・透湿性等の機能面も文句なしのアウターです。
カジュアル感のあるデニムライクな生地感が、リラックスしたボトムスのアイテムとマッチ。全体的にややゆったりとしたサイズ感で、キメすぎないのがマウンテンパーカーの合わせ方のポイントです。
MA-1を使ったコーディネート
出典:WEAR
MA-1を使ったレイヤードスタイルのコーディネート。スニーカーのカジュアルさと、パンツ・インナーの引き締まった黒の割合が絶妙です。
また黒のスウェットのインナーにはライトな白のタートルネックを合わせ、レイヤードをしっかりと表現。MA-1のコンパクトな衿による首元を、インナーのボリュームでうまくカバーしています。
カーキなどグリーン系のアイテムと合わせる色は、黒やグレー、白といったいわゆる無彩色が定番。色同士が喧嘩することがないのでコーディネートもしやすいですよ。
ダウンジャケットを使ったコーディネート
出典:WEAR
ダウンジャケットはちょっとした外出にも気軽に羽織ることのできる便利アイテム。スウェットなどのカジュアルアイテムとの相性も心配無用です。
ボトムスにラフなデニムを持ってきつつも、シューズをローファーにすることで上品さもプラス。バランスの良いコーディネートです。
ステンカラーコートを使ったコーディネート
出典:WEAR
重厚感のあるステンカラーコートを使ったきれいめなコーディネート。ジャケット、センタープリーツ入りのスラックス、革靴と、ドレッシーなアイテムでまとめています。
一方で、サックスカラーのニットやちらっと覗く白のソックスがかしこまりすぎない雰囲気を演出します。
クラシックなステンカラーコートは、シンプルでクセのないアイテムと合わせると上手にまとまります。
チェスターコートを使ったコーディネート
出典:WEAR
ベーシックなチェスターコートを使った冬のコーディネート。全体的にきれいめなアイテムを使いつつ、デニムパンツでカジュアルダウンさせています。ダークカラーのチェスターコートと白のタートルネックは相性抜群です。
ダークカラーの無地のチェスターコートは、ビジネスシーンでも難なく着用できます。初めてチェスターコートの購入を検討しているのなら、使い勝手の良いグレーやネイビーを選ぶのがおすすめです。
ウールパンツを使ったコーディネート
出典:WEAR
黒のウールパンツを使ったコーディネート。カーキカラーのアウター×白のインナー×黒いボトムスは、相性の良い定番の組み合わせです。
寒さの一段と厳しい冬には、保温性に優れたウールパンツがあると快適に過ごせますよ。
マフラーを使ったコーディネート
出典:WEAR
鮮やかなオレンジが目を引くマフラーをアクセントにしたコーディネート。ベージュやブラウン系のカラーでまとめたコーディネートに、同じ暖色系であるオレンジのマフラーをチョイスすれば、全体に馴染みつつもしっかりと主張も残せます。
明るいカラーが視線の集まりやすい首元にあることで、表情も晴れやかに。マフラーは、ダーク系の定番色と、アクセントに使うための色味のあるマフラーを持っておくとコーディネートの幅が広がります。
ブーツを使ったコーディネート
出典:WEAR
両サイドに伸縮性のあるゴアが使用された「サイドゴアブーツ」を使ったコーディネート。数あるブーツの中でも上品な部類のブーツです。
サイドゴアブーツにはいくつかカラーバリエーションがありますが、一足目は黒を選ぶのがベスト。いつものコーデをグッと引き締めて、大人っぽい印象に変えてくれますよ。
冬のメンズファッションをおしゃれに見せる7つのポイント
ここからは、さらに一歩進んで、冬のコーディネートをワンランク格上げするためのアイデアをご紹介します。
やや上級者向けのテクニックもありますが、是非挑戦してみてください!
1. トーンオントーンで冬も色使いを楽しむ
出典:WEAR
ホワイトや明るいグレーなどを使ったトーンオントーンのコーディネート。同じ色味のアイテムを重ねる着こなしは、おしゃれに見せるテクニックの一つです。
ダークカラーのアイテムを選びがちな冬に、あえてホワイトやクリーム系のカラーで挑戦するのもあり。春に向けた明るい雰囲気をいち早く取り入れてみましょう。
2. コートでレイヤードを楽しむ
出典:WEAR
チェスターコートはVゾーンが広い分、レイヤードのコーディネートを存分に楽しめます。レイヤードをする時は、肩周りがきつくならないようにゆったりとしたサイズのアウターを選ぶのがポイント。シャツ・ニット・インナーダウン等、様々な組み合わせのレイヤードに挑戦してみましょう。
3. マフラーの巻き方はスタイルに合わせて使い分ける!
出典:WEAR
マフラーは、色や柄だけでなく、巻き方にもこだわってみましょう。チェスターコート等のロング丈のアウターに合わせる場合は、あえて垂らすだけの巻き方もおすすめ。エレガントな印象を作れます。
4. オーバーサイズはトレンド継続中
出典:WEAR
2010年代後半から徐々に熱を帯び始めたオーバーサイズ。ゆとりの多いシルエットは今もなお高い人気を維持しています。
ただし、やみくもにオーバーサイズを選べば良いわけではありません。一歩間違うと”着させられている”印象で、幼稚になってしまうからです。
ボリューミーなアウターには、極端に細いパンツより、同じくボリューム感のあるボトムスを合わせた方が”今っぽさ”を出せます。
5. 目的に合わせたパーカーを着こなそう
出典:WEAR
長い期間着用でき、性別を問わないパーカーは、冬にもマストなアイテム。パーカーは、頭からかぶるタイプのプルオーバーと、フロントにファスナーのあるフルジップタイプの2種類に分けられます。
適度なリラックス感を出すなら、プルオーバータイプがおすすめ。冬にはインナーとして大活躍してくれます。あくまで主役はアウターなので、パーカーの柄は無地が最も無難。柄が入るとしても、ロゴなどのワンポイントに抑えるのがおすすめです。
6. ドレススタイルにも自由なエッセンスを
出典:WEAR
型にはまらない着こなしが支持されているのは、カジュアルシーンだけではありません。オフィスカジュアルなどが認められているビジネスシーンでは、ドレススタイルも自由に楽しみましょう。
近年、スーツスタイルのアウターとして大きなブームを巻き起こしているのが、バブアーのオイルドジャケット等、ミリタリーやワークテイストのアイテム。一見カジュアルにも見えますが、そのルーツは英国貴族のハンティングウェアのため、無骨ながら品格があり、ジャケットスタイルに馴染みます。
7. 深めのアースカラーを着こなす
出典:WEAR
カーキ・ブラウン・橙(だいだい)などの深い色合いのアースカラーは、冬の寒空にマッチします。起毛感のある素材との相性も良く、冬の季節感を上手に表現できるんです。
コーデ全体をアースカラーでまとめても良し、あるいは、ポイントとして使ってみるのもおすすめ。地球環境の保護が叫ばれる昨今、ナチュラルな雰囲気の装いが支持されるのは必然的な流れとも言えるでしょう。
年齢に合ったコーディネート・着こなしを学ぶ
季節に合ったコーディネートを意識するのと同じように、年齢に合ったコーディネートや着こなしを意識することも大事なポイント。
「あの人おしゃれだね!」と言われるコーディーネートをすることは、実は難しいことではありません。
以下の記事では、30代・40代・50代の年齢層に分けて、実際のコーディネート例を見ながらわかりやすく解説しています。コーディネートや着こなしをもっと学びたい!という方は是非ご覧ください!
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