ステンカラーコートのおすすめブランド15選|選び方&コーデ方法をわかりやすく解説

ステンカラーコートのおすすめブランド15選|選び方&コーデ方法をわかりやすく解説
流行を問わずにシンプルで大人っぽい着こなしができるステンカラーコート。しかし、ステンカラーコートは一歩間違えると“ただのビジネスコート”にもなってしまいがち。そのため、選び方や着こなしにはちょっとした工夫が必要になります。
そこで今回は、ステンカラーコートのおすすめブランドのほか、おしゃれに着こなすために押さえておくべき選び方やコーデ方法のポイントなどをご紹介します。

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
ステンカラーコートとは?
JOHNBULL テクノブレンステンカラーコート
ステンカラーコートはアウターコートの一種。「ステンカラー」とは「閉じても開けても着られる襟」のことで、後ろの襟が高く、前が低くなっており、折り返す形になっているのが特徴です。
このような特徴を持つコートを総称して「ステンカラーコート」と呼びます。
ゆったりとしたラグラン袖のものが多く、スーツはもちろん、デニムジャケットやパーカー、ダウンベストの上からでも羽織ることができ、比翼仕立てでボタンを留めなくてもキマる優れものです。
ステンカラーコートの選び方|3つのポイント
防水ステンカラーコート
初心者がステンカラーコートを選ぶときには、「サイズ」「色」「素材」の3つがポイントになります。それでは、一つずつ見ていきましょう。
1.サイズを選ぶ
ステンカラーコートを選ぶときに最も重要なのがサイズ感です。自分の体型を鏡の前でじっくり観察し、自分の体にフィットするサイズを選びましょう。
中でも、肩幅・袖丈・着丈が重要になります。
肩幅は少しのゆとりをもって
肩幅は、中にスーツやパーカーを着たときにも羽織れるように一回り余裕のあるものを選ぶのがベスト。肩幅がぴったりしすぎると動きづらく、また窮屈な印象になってしまいます。
袖丈は手首が隠れるくらいが◎
袖丈は、手首が隠れるくらいの長さがジャストサイズ。どうしても長くなってしまうような場合には補正をしてもらったり、中に折り返して仮縫いするなどしてもOKです。
着丈は膝上10センチが無難
そして、多くの方が迷いがちな着丈。迷った時は、膝上10センチくらいの着丈を選ぶと、コーディネートしやすいと思います。
試着してみたときにすっきりと見えるサイズがジャストサイズ。オーバーサイズのシルエットもおしゃれですが、大き過ぎると野暮ったくなり、コーディネートも難しくなってしまうので、まずは自分の体型にあったシルエットのジャストサイズを選んでみましょう。
2.色を選ぶ
次に大切なのは「色」。ステンカラーコートはコーディネートに占める面積が大きく、全体の印象を左右するため色選びも重要です。
ステンカラーコートの定番カラーは、ベージュ・ネイビー・ブラックの3色。その他、グレーやカーキ、ブラウンなども人気です。
ビジネスシーンもカジュアルシーンにもTPO問わずに使いたいのであれば、無地の定番カラーをおすすめします。
初心者におすすめなのはベージュとネイビー
色を選ぶときには季節感も大切。春先から秋口にかけては、上品でライトな印象のベージュを選ぶといいでしょう。
ダーク系のスーツの上にさらりと羽織ってもキマりますし、デニムやパーカー、スニーカーなどを合わせればたちまちカジュアルコーデに早変わりします。
また、季節問わず活躍するネイビーもおすすめ。ブラックほど重たくなりすぎず、フレッシュで若者らしい印象を作ることができます。
3.素材で選ぶ
ステンカラーコートは、素材の雰囲気も印象を左右します。ナイロンなどの化繊素材はシャカシャカしてカジュアルな印象が強いので、大人っぽさを求める方にはおすすめできません。
初心者には、カジュアルすぎずフォーマルすぎないベーシックなコットン素材や、コットンにポリエステルなどを混紡したハリ感のある素材がおすすめです。
春先にはコットン素材、秋以降はウール素材を選びたい
寒暖差の激しい春先からのスプリングコートを探しているのならば、軽快でさわやかな印象のコットン系の素材がおすすめ。カジュアルコーデにも羽織りやすく、オンオフ問わずに使用できます。
秋以降は、できれば保温性の高いウールやカシミヤを使用したステンカラーコートを選びたいところ。肉厚でしっかりとした生地感であれば、見た目の高級感や重厚感がグッとアップします。
ステンカラーコートの人気・おすすめブランド15選
ここまでステンカラーコートの選び方のポイントを見てきましたが、実際にどのようなステンカラーコートを選んでよいのか迷ってしまいますよね。
ここからは、人気ブランドとおすすめのステンカラーコートをご紹介します。
1. スプ(SPU)
参考価格:7,920円 / 出典:https://sputnicks.jp/
価格帯:安い 約3,000円~
大人の男性から注目されている通販ブランド「SPU」。幅広いスタイルに合わせやすいシンプルな服や、高機能素材を使用したアイテムを得意としています。リーズナブルなものから、品質にこだわったものまで揃っており、好みやTPOに合わせたチョイスが可能です。
冬のコーディネートに欠かせないウールメルトンを使用したステンカラーコートは、スプの人気アイテム。軽くて防寒性に優れたコートは、オフィスからカジュアルまでどんなシーンでも重宝します。価格も良心的なので色違いで揃えるのもGOOD。ワードローブに欠かせない存在になりそうです。
2. ザ・スーツ・カンパニー(THE SUIT COMPANY)
参考価格:14,355円 / 出典:https://www.uktsc.com/men/
価格帯:安い~普通 約4,000円~3万円
紳士服の大手企業青山商事が展開する20~30代の若者向けのアパレルブランド。ハイファッション・ハイクオリティな商品を最高の立地でリーズナブルな価格で提供することをコンセプトにしています。
大好評のDESCENTE(デサント)とのコラボ商品は必見。ざっくりと羽織れるシンプルなステンカラーコートは、中にスーツを着ていてもごわつきにくい「ラグランスリーブ」を採用。
脇下のマチや肘部分のタックで動きやすさも抜群です。サイズ調整が可能な袖口は風の侵入を防ぐことができ、防寒対策も万全です。
3. ナノ・ユニバース(nano universe)
参考価格:15,400円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通 約6,000円~3万円
カジュアルスタイルにヨーロピアンテイストをミックスした、おしゃれな男性に人気のファッションブランド。時代のニーズに合ったファッションを追求し、都会的で洗練されたモード・スタイルを提案します。
定番アイテムを良心的な価格で提供してくれるのが嬉しいところ。初心者にもコーディネートしやすいシンプルなアイテムが揃っているところも魅力的です。
注目したいのは、サスティナブルなトルコ産のトレーサブルオーガニックコットンを使用したアウターシリーズ。ゆとりのあるサイズ感とトレンド感のあるシルエットを兼ね備えたステンカラーコートです。ラグランスリーブでストレスフリーな着心地を実現。スーツ・デニム・ミリタリーアイテム等、幅広いアイテムにマッチします。
4. リメール(remer)
参考価格:15,950円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通 約15,000円
リーズナブルな価格で高精度・高品質なオリジナルアイテムを幅広く展開するリメール。トレンドに左右されない独自のシンプルスタイルが魅力です。
ステンカラーコートは、ビジネスシーンはもちろん、ストリートシーンにまで合わせられるデザインがGOOD。
重量感のある肉厚生地とロングすぎない丈感は、コーディネートのバランスも取りやすいですよね。パーカーやタートルネック、シャツ等のトップスと合わせれば、幅広いスタイリングを楽しめます
5. バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)
参考価格:22,400円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通 約16,000円~2万円
バナナリパブリックは、1978年にサンフランシスコで誕生したグローバルブランド。上質な素材と考え抜かれた飽きのこないデザインが特徴です。
人気のステンカラーコートは、高機能のコットン・ナイロン素材に耐水加工コーティングを施しているので、突然の悪天候にも対応可能。大き目のポイントカラー(襟)や 長袖のラグランスリーブが、ゆったりとした着こなしを叶えます。袖口はボタンタブで調整可能。フロントは隠しボタンなので、上品かつ大人っぽい印象に。
6. パーフェクト・スーツ・ファクトリー(Perfect Suit FActory)
参考価格:20,900円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通~高い 約2万円~5万円
パーフェクト・スーツ・ファクトリーは、「紳士服のはるやま」が展開するスーツショップです。メインターゲットは、20代~30代の若いビジネスマン。高品質・低価格を実現し、都心部を中心に幅広く店舗を展開しています。
定番のステンカラーコートはシンプルなデザインで、合わせるインナーを選ばずに使えます。素材は国産の綿混素材。コットンのナチュラルな高級感が魅力的です。
キルティング素材のライナーは取り外し可能なので、コーディネートの幅も広がります。撥水加工も施されているので、雨の日にも活躍すること間違いなしです。
7. アーバンリサーチドアーズ(URBAN RESEARCH DOORS)
参考価格:14,850円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通 約15,000円~23,000円
大阪に本社を置くアーバンリサーチドアーズは、1974年創業のセレクトショップ。都会的で洗練されたウエアをはじめ、コンセプト小物に至るまで、都会で生きる人々へ快適なライフスタイルを提案します。
春の定番スプリングコートは、トレンドを取り入れて身幅広めにアップデート。綿64%、ポリエステル36%の軽くてコシのある生地は、春や秋にぴったりです。こなれたカーキカラーは、カジュアルコーデに大活躍。ジーンズやスウェットとの相性も抜群です。
8. シトリー(SITRY)
参考価格:15,400円 / 出典:ZOZO
価格帯:安い 約1万円~15,000円
TOKYO発のセレクトショップ・シトリーは、時代のニーズに合った最先端のファッションを追求し、さまざまなアイテムを展開しています。都会的で洗練されたモードスタイルとストリートスタイルを融合し、誰の手にも届きやすい必要不可欠なアイテムをプチプライスで提案してくれます。
注目すべきは、1940年代に流行したハンティングジャケットをベースにしたオーバーサイズのステンカラーコート。着丈や袖、襟の形に表れた上品なこだわりが、おしゃれ度を高めてくれます。
重圧感のあるツイル素材で、襟にはコーデュロイを使用。裏地もついているので保温性にも優れています。
9. ロッキーモンロー(Rocky Monroe)
参考価格:8,800円 / 出典:ZOZO
価格帯:安い 約8,000円
ロッキーモンローは、ベーシックなアイテムからトレンドアイテムまで幅広く展開するセレクトショップ。シンプルで飽きのこない洗練されたデザイン、高品質かつ時代性を取り入れた素材を使用し、進化し続けるブランドです。若者から大人まで楽しめるこだわりのスタイルを提案します。
ゆったりとしたシルエットに軽い着心地のオーバーサイズコートは、天然素材のコットンを100%使用。素材感を大切にした一着です。
ユニセックスアイテムなので、ペアやカップルコーデにも最適。カジュアル・ストリート・きれいめ等、様々なスタイルに適応するコートです。
10. フリークスストア(FREAK’S STORE)
参考価格:12,980円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通~ 約14,000円~3万円
フリークスストアは、「10年経っても色あせない服」をコンセプトに、古き良き時代のアメリカンカジュアルのスタイルを提案するセレクトショップ。インポートブランドからオリジナルブランドまで、服・小物・雑貨などを幅広く取り扱っています。
ビックシルエットの春用コートなら、ジャケット上からでも羽織ることができます。生地は古きよきアメリカのアウトドアの代表生地である「60・40クロス」(綿とナイロンの混合素材)を使用。撥水性に優れているため、突然の雨にも対応できちゃいます。デニムやパーカーなどのカジュアルアイテムとの相性も抜群です。
11. アンパス(ANPAS)
参考価格:9,900円 / 出典:ZOZO
価格帯:安い 約1万円
アンパスは、時代の最先端を意識しながらも変わらないものを大切にすることをコンセプトに掲げたアパレルブランド。その時々の「今」を追求しながら、さらにその先への新たな一歩に寄り添えるベーシックモードを提案します。
「オーバーサイズステンカラーコート」は、程よい光沢感が目を引く高品質ポリエステルを使用。軽くてしわになりにくく、型崩れもしないという優れものです。
ミニマルデザインでどんなアイテムとも合わせられるので、ワードローブに是非とも揃えておきたいアイテム。ワイドなシルエットなら、いつものコーデが旬なスタイリングに早変わりします。
12. コーエン(coen)
参考価格:6,600円 / 出典:ZOZO
価格帯:安い 約6,000円~
コーエンは、気軽におしゃれを楽しもうというスタンスの“Easy Chic”をコンセプトにした、西海岸やアメカジスタイルのアイテムを提案する日本のブランド。ファッション感度の高い人たちに向けたカジュアルウェアを展開しています。
ラグランスリーブのハリ感のあるステンカラーコートは、身幅にゆとりがありつつも大きすぎない”程良いサイズ感”が特徴です。裾にバックスリットを入れることで、足さばきがしやすく型崩れしないデザインに。デニムからきれい目パンツまでどんなコーディネートにも合わせやすい一着です。
13. ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)
参考価格:47,300円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通~高い 約24,000円~5万円
ユナイテッドアローズは、1989年創業の日本最大手のセレクトショップ。ファッション感度の高い人をターゲットに、海外のセレクト商品の他、自社デザイナーがデザイン・プロデュースする衣類・小物を展開しています。
「OLMETEX T/Cツイルバルカラーコート」は、Aラインのゆとりのあるシルエットに、ラグランスリーブの袖、シンプルな比翼仕立てのフロントなど、飽きのこない定番スタイルが特徴。イタリアのOLMETEX社のツイル生地を使用しているので、品質の高さはお墨付き。ワンランク上の大人のスタイルを楽しみたい男性におすすめです。
14. メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)
参考価格:48,400円 / 出典:ZOZO
価格帯:高い 約5万円
ロンハーマンなどを展開するサザビーリーグの子会社として、2019年にスタートしたアパレルブランド。本当に価値のあるもの、世の中にない特別なものを見出すことをコンセプトに、先進的・機能的なデザインのアイテムを展開しています。
インパクトのあるデザインですが、形はシンプルなスタンドコートなので、自由自在のスタイリングが可能。袖は2段階に調節でき、絞り方によってデザインが変化するのがおもしろいところ。後ろ見ごろにはヨークを施してあるので、バックシルエットにもデザイン性と立体感が生まれます。個性を感じられるコートを探している方におすすめの一着です。
15. エーグル(AIGLE)
参考価格:56,100円 / 出典:ZOZO
価格帯:普通 約26,000円~8万円
エーグルは創業160年を迎える、ラバーブーツで有名なフランスのアパレルブランド。シンプルで機能性に長けたデザイン、年齢や性別を問わないスタイルで世界中のファンから今も愛され続けているブランドです。
シンプルで洗練されたミニマルデザインの「ゴアテックスオガンジャムコート」は、デイリーシーンからビジネスシーンまでどんなTPOにも対応できる優れもの。GORE-TEXメンブレンによる高い防水・防風・透湿機能を備えたポリエステル素材を使用しているので、悪天候の日にも安心の一着。ワードローブのマストアイテムとして長く着用できそうです。
ステンカラーコートのおすすめのコーデ方法
オンにもオフにも便利に使い回せるステンカラーコート。しかし、いざ購入してみたら「どうも野暮ったく見えてしまう」といったお悩みも聞こえてきます。
そこで、ここからはステンカラーコートをコーデするときのポイントをご紹介します。
春のコーディネート
出典:ZOZO
ベージュのステンカラーコートなら、ホワイトやブラックと合わせるのが定番。全体の色数を抑えれば大人っぽいコーディネートにまとまります。
出典:ZOZO
ネイビーのステンカラーコートとベージュのパンツのコーディネート。白シャツとスラックスで上品にまとまっています。
秋冬のコーディネート
出典:ZOZO
秋冬の季節感を感じさせるウールライクなステンカラーコート。ニットやデニムとの相性の良さはご覧の通り。お手本にしたい大人カジュアルコーデです。
ニット以外にも、スウェットやパーカーを着てもおしゃれにまとまります。
出典:ZOZO
デニムジャケットをインナーとして使うおしゃれなコーディネート。他のアイテムはモノトーンやベージュをベースにして、デニムジャケットをアクセントにすると、グッとおしゃれなコーデが完成します。
こんなふうに、デニムジャケットには、きれいめのアイテムを合わせるのがおすすめです!
ステンカラーコートは、さっと羽織れてオンオフいつでも活躍する万能アイテム。季節や用途にあわせて是非、自分のお気に入りを見つけてみてください!
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