フリースおすすめブランド13選!選び方とコーデもわかりやすく解説

フリースおすすめブランド13選!選び方とコーデもわかりやすく解説
秋冬のアウトドアシーンやデイリーユースに活躍するフリース。一昔前までは「イケてない服」といった扱いだったものの、最近ではむしろおしゃれに着こなしたいアイテムとして注目を浴びています。
他のアウターと比べても、軽くて保温性があり、肌触りや着心地が良いのがフリースの魅力。今回は、そんなフリースの選び方のポイント、おすすめのブランド、コーディネート例までまとめてご紹介します。

監修者
YUIKA

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
フリースとは
コロンビア ハーフジップフリース / 出典:https://www.amazon.co.jp
フリースとは、ポリエチレンテレフタラートと呼ばれるポリエステルの一種で作られた、柔らかい起毛仕上げの繊維素材のことを意味します。
100%合成繊維の起毛素材で、保温性や速乾性に優れており、肌触りが良いのが特徴。さらに「軽い」「安い」「自宅で洗濯できる」など、何かとメリットが多い素材なんです。各国のミリタリーウェアに古くから導入されていることからみても、その機能性の高さへの信頼度が窺えます。
かつては、「おじさんが着る服」のようなイメージがあったものの、最近はおしゃれアイテムとしての地位を確立。各ブランドを見ても、本当におしゃれなものが増えてきました。ぜひこの機会に、ファッション性も機能性も高いフリース素材の服をチェックしておきましょう!
フリースの選び方|3つのポイント
お気に入りのフリースを見つけるためには、以下の3つのポイントを意識して選んでみましょう。
サイズ感
カラー
毛足の長さ
1. サイズ感
フリース素材の服は、インナーとしてもアウターとしても着用することができます。コートなどのインナーとしての着用を考えている方は、ジャストサイズを選ぶことで、ごわつかず着用することができます。
一方、アウターとして考えている方は、少しゆったりとしたサイズ感がおすすめ。コーディネートの主役として存在感を放ってくれるでしょう。
2. カラー
野暮ったくなりがちなフリースを都会的に着こなしたいのであれば、まずはブラックを選ぶのが王道。着回し力にも長けており、どんなコーディネートにもマッチします。
2着目以降の購入を考えている方には、カラーものがおすすめです。フリースは、発色の良いカラーものが多く展開されているアイテムです。
また、バイカラーになっているものなど、カラーデザインも豊富です。モノトーン調になりがちな冬のコーディネートにフリースのカラーを挿して、気分を上げてみてはどうでしょうか。
黒以外のベーシックカラーでは、ベージュやアイボリーが人気。他のアイテムと喧嘩することなく、普段のコーディネートに馴染んでくれますよ。
3. 毛足の長さ
同じフリース素材でも、毛足の長さは様々。毛足の長さが違えば、コーディネートの雰囲気も変わってきます。
毛足の長いものの方が、見た目の印象から暖かさを感じることができ、柔らかく可愛らしい印象になりやすいでしょう。
フリースの人気&おすすめブランド13選
意外にも、フリースは多くのブランドから販売されています。中でもおすすめのブランドをピックアップしてご紹介します。
1. UNIQLO(ユニクロ)
フリースフルジップジャケット(長袖) / 参考価格:2,990円 / 出典:https://www.uniqlo.com
価格帯: 安い 約3,000円~
良品質なアイテムを低価格で展開するユニクロ。フリースといえばユニクロを思い付く方も多いはずです。毎年グレードアップして登場するユニクロのフリースは、同ブランドの定番品。毎シーズン購入する人も多く、フリース好きからの評価も高いアイテムです。
若干の安っぽさが拭いきれない一面はあるものの、総合力を見ればコスパはかなり高め。普段着やちょっとした外出に活躍してくれます。
2. Patagonia(パタゴニア)
メンズ・ベター・セーター・ジャケット / 参考価格:20,900円 / 出典:https://www.patagonia.jp
価格帯: 高い 約2万円~
アウトドアブランドの中でも老舗に位置付けられるパタゴニア。耐久性に優れていて長くる使える商品を多く取り揃えています。アウトドアブランドらしいハイスペックなフリースは、ファッション性も高め。アクティブシーンでも街着でも、インナーでもアウターでも着られる優秀なフリースをお探しの方は、一度チェックしておきましょう。
3. Columbia(コロンビア)
コロンビア ハーフジップフリース / 参考価格:13,652円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 高い 約13,000円~
アウトドアスポーツが盛んなアメリカ・オレゴン州で1938年に創業されたコロンビア。アースカラーやベーシックカラーであわせやすく、アウトドアブランドということもあり機能性に優れたフリースが豊富です。比較されやすいブランドであるパタゴニアよりも価格帯は安めです。
4. WORKMAN(ワークマン)
EURO(ユーロ)ボア 防風リバーシブルフーディー / 参考価格:2,900円 / 出典:https://workman.jp
価格帯:安い 約3,000円~
ブランド名が物語る通り”作業服”を主に扱うワークマンですが、近年はファッションブランドとしても商品作りに注力。作業服ブランドらしく、動きやすさなどの機能性に特化したアイテムが豊富です。中でも、ワークマンのフリースは、機能的かつリーズナブルで隠れた名品として知られている存在。安くて機能的な服をお探しの方はチェックしてみる価値があります。
ただし、オンラインストアが致命的に使いづらいのは残念な欠点。店舗が近くにある方は、直接店舗に行くのが良いかもしれません。
5. mont-bell(モンベル)
ダリオフリースジャケット / 参考価格:8,175円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 普通 約7,000円~
モンベルは、1975年設立された日本のアウトドアブランドです。日本生まれということもあり、日本人の体型にあったシルエットやサイズ感のアイテムが豊富です。
ストレッチ性のあるフリースなど、個性のある商品も展開。アウトドアシーンやスポーツシーンでも着用できます。
6. Snow Peak(スノーピーク)
Grid Fleece Jacket S Black / 参考価格:12,100円 / 出典:https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja
価格帯: 高い 約1万円~
1958年に創設された日本のアウトドアブランドです。近年は、おしゃれでハイセンスなアウトドアブランドとしての地位を確立しています。
アパレル商品は、ベーシックなカラー展開でタウンユースのコーディネートにも馴染みやすいのが強み。大人な雰囲気が出るスノーピークのフリースは、通勤や通学にもおすすめです。
7. ARC’TERYX(アークテリクス)
カイヤナイト ライトウエイト フーディ メンズ / 参考価格:18,700円 / 出典:https://arcteryx.jp
価格帯: 高い 約2万円~
カナダのバンクーバーで1989年に創業したアークテリクス。クールなデザインでありながら、機能性に優れたアイテムが豊富です。インナーとしてだけでなく軽めのアウターとして着れるフリースは、アークテリクスらしい洗練されたデザインが魅力。スタイリッシュに着こなせます。
8. THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)
THE NORTH FACE パリーフリースジャケット / 参考価格:17,700円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 高い 約15,000円~
1966年にアメリカで創業されたアウトドアブランド。ファッショナブルなデザインやベーシックな配色により、タウンユースでも高い人気を得ているブランドですよね。
フリースも例外ではなく、おしゃれなデザインのものが豊富。蒸れにくいフリースや、静電気に強いフリースなど、痒い所に手が届くアイテムにも注目です。
9. NANGA(ナンガ)
ポーラテック フリース ジップ ブルゾン / 参考価格:24,200円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 高い 約25,000円~
1941年に滋賀県米原市で誕生した寝袋メーカー。フリースは着回しの効くジップアップタイプがおすすめです。重さに対する暖かさの比率が最高クラスの素材「ポーラテック」を使ったフリースは保温性と通気性に優れており、常に快適な着心地を実現。スペック十分なフリースが手に入ります。
10. WAIPER(ワイパー)
実物 USED 米軍 U.S.NAVY フリースライナージャケット / 参考価格:14,080円 / 出典:https://www.waiper.co.jp
価格帯: 普通~ 約6,000円~
本格的なミリタリーアイテムを展開するワイパー。店舗は福岡県に1箇所で、オンラインストアにとても力を入れているショップです。
ミリタリー×ファッションの融合をテーマに、洒落たミリタリースタイルを提案。新品のオリジナルブランド品から、在庫に限りのあるU.S.NAVYのUSED品のフリースまで。古着やヴィンテージ好きには堪らないアイテムが揃っています。
11. AVIREX(アヴィレックス)
リフレクト ライン フリース ジャケット / 参考価格:22,800円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 高い 約15,000円~
1975年にアメリカ空軍のコントラクターとして創業。フリースは、ワッペンやロゴなど、ノスタルジックを感じるデザインが多いため、メインのアウターとして着るのが断然おすすめ。他のブランドにはない、ミリタリー感強めのフリースを楽しめます。
12. L.L.BEAN(エルエルビーン)
エルエルビーン・ハイパイルフリース・フルジップジャケット/ 参考価格:15,400円 / 出典:https://www.amazon.co.jp
価格帯: 高い 約1万円~
「心躍るアウトドア体験とそこから生まれる感動のために」とのテーマを掲げるエルエルビーン。1912年創業されたアメリカの老舗アウトドアブランドです。
機能性抜群のフリースはカラーやデザインがとても豊富。インナーとしてでもアウターとしてでも、あなたの用途に合わせたフリースが手に入ります。
13. TATRAS(タトラス)
NENSADO ネンサード / 参考価格:63,800円 / 出典:https://tatrasconceptstore.com
価格帯: 高い 約6万円~
タトラスは、高級ダウンジャケットを主力商品としているイタリア発祥のファッションブランドです。そんなタトラスのフリースの機能性・保温性は言わずもがな。控えめなデザインで上品さを感じられるため、綺麗めな着こなしにも難なく合わせられます。コーデのメインアイテムとして大人っぽく着用するのが良いでしょう。
フリースを使ったコーデ例
フリースジャケット×黒パンツのカジュアルコーデ
出典:WEAR
白黒のツートーンのフリースジャケットがメインのカジュアルコーデ。コーディネート全体のカラーはモノトーンで統一。カジュアルながらも都会的な印象のコーデに仕上がっています。
青のフリースジャケット×黒パンツのおしゃれコーデ
出典:WEAR
青のフリースジャケットは、ザ・ノースフェイスらしい配色。デザイン性の高いフリースなら、こんなふうにコーデの主役に。パキッとした色味とコントラストが他人の目線を奪います。
グリーンのフリースジャケット×カーゴパンツのコーデ
出典:WEAR
フリースをメインにするなら、ハーフジップタイプのアイテムもおすすめ。あえてレトロな印象で、おしゃれな着こなしを作ることができます。ビビッドなカラーに抵抗がある方は、ダークグリーンやネイビーなど、ダークトーンのカラーから挑戦してみましょう。
黒のフリースジャケット×黒パンツのモノトーンコーデ
出典:WEAR
可愛い印象になりがちなフリースも、ブラックでまとめると都会的で洗練された印象に。かといって、全身真っ黒だと印象が一気に重たくなってしまいます。インナーやシューズに白を散りばめ、抜け感を残しておきましょう。
まとめ
フリース一つでも、機能性やカラーは様々。まずは上記のブランドの中から探してみはどうでしょうか。流行りにとらわれずストレスなく着ることができるフリース。一枚持っておくと重宝しますよ!