カーディガンのおすすめブランド11選|選び方やメンズコーデのポイントも解説!

体温調節のためだけでなく、コーディネートのメインとして、またコーディネートのアクセントとしてなど、長いシーズンで着用可能なカーディガン。
一枚あると様々なシーンに対応でき、コーディネートの幅もグンと広がります。
ただ、サイズ感や素材、カラーなど種類も豊富なため、「どれを買えば良いのか悩む」「着方がわからず一枚も持っていない」「学生みたいなコーディネートにはなりたくない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事では、カーディガンのおすすめブランド、選び方やコーディネートのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

監修者
YUIKA

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
カーディガンの選び方|3つのポイント
お気に入りのカーディガンを見つけるためには、以下のポイントを意識して選んでみましょう。
素材サイズ感
首元のデザイン
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1. 素材
季節の変わり目や、ちょっとした体温調節などに活躍するカーディガンですが、素材も豊富なため悩まれる方も多いかと思います。
そこで、春夏秋冬のシーズン別で、おすすめの素材や着方をご紹介します。
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春はサラッとしたコットンやポリエステルがおすすめ
コットン(綿)やポリエステルのカーディガンは、肌触りが良くサラッと着ることができます。体温調節もしやすい素材です。
「なにか羽織りが欲しいけど、ちゃんとしたアウターは暑い・・・」など、何を着たら良いかついつい悩む春ですが、そんなときにカーディガンを一枚持っておくと大活躍してくれます。
夏はリネン素材もあり
リネンは吸水性や通気性に優れているため、汗をかく夏にもってこいの素材です。「室内はエアコンがきいて肌寒いけど外は暑い」などといった夏場も実用性を発揮します。
夏に着るカーディガンは薄手なものが主流で嵩張らないため、かばんの中に念のため一枚持っておくと重宝します。かばんが小さめで入らないときは、肩にかければコーディネートのアクセントにもなりますよ!
秋はアクリルやウールで季節感を演出
秋は暖かさを感じられるアクリルやウール(毛)で季節感を演出するのがおすすめ。特にアクリルは弾力性があり、チクチクもしないため、半袖・長袖どちらとでもあわせられます。厚さを抑えたものであれば、カーディガンの上に羽織りを着ても腕の部分がもたつきません。アウターを選ばす着られるのでコーデの幅も広がります。
秋物のカーディガンはデザイン性のあるアイテムも豊富です。「重めのアウターはまだ早い」と感じる方は、是非カーディガンをメインにコーディネートしてみましょう。
冬は保温性の高いウールやカシミヤが人気
ウールは保温性に優れた素材のため、しっかり防寒しながらおしゃれを楽しめます。
カシミヤはしなやかで柔らかく、肌への負担も少ないのが特徴。ウールと比べて高価ではありますが、独特の光沢もあり高級感が感じられます。
冬のコーディネートとして、少し上級者の方は、タートルネックのニットにカーディガンを合わせるなど、ニットonニットのコーディネートもおすすめです。
2. サイズ感
出典:https://sputnicks.jp/
オンオフ問わずに使えるカーディガンですが、どのようなシーンで、どのようなコーディネートをしたいのかによって、サイズ感もとても重要になってきます。
オフィスシーンでは、ジャストサイズで生地が厚くないものがおすすめです。スーツの下に着ても、スッキリとしたシルエットになるため、オフィスシーンでは特に好印象です。
また、オフィスシーンではビビットなカラーよりもベーシックで落ち着いた色味の方がおすすめ。ネイビーやブラック、グレーなどのカラーであれば、スーツにも合わせやすいでしょう。
カジュアルシーンでは合わせたいアイテムによってサイズを選ぶことをおすすめします。少しゆるっと着たいという方はワンサイズ大きめのサイズでも良いでしょう。また、「スキニーパンツを履きたい」「ダウンジャケットにあわせたい」「カーディガンをメインとして着たい」など、何のアイテムをメインにしたいか考えてからコーディネート組むこともポイントの一つです。目指したいスタイルがある方は、他のアイテムとのバランスを見て選んでみましょう。
3. 首元のデザイン
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身ごろのデザインに注目しがちなカーディガンですが、特に印象が変わる部分として「首元のデザイン」が挙げられます。
最近ではVネックだけでなく、Uネックや襟付きのデザインなども主流になりつつあり、とにかく種類は豊富です。
例えば、以下のように考えると、各アイテムを相性が良くコーディネートできますよ!
インナーがシャツであればVネックのカーディガン
インナーがタートルネックであればUネックのカーディガン
カーディガンをメインに着たいときはインナーを白Tシャツにする
また、カーディガンとあわせたときに少し物足りなさを感じるようであれば、ボーダーやチェック柄のインナーをあわせるのもおすすめです。
カーディガンの人気&おすすめブランド11選
ここからは、カーディガンを探す際におすすめのファッションブランドをご紹介します。
1. UNIQLO(ユニクロ)
エクストラファインメリノVネックカーディガン(長袖) / 参考価格:3,990円 / 出典:https://www.uniqlo.com/jp/ja/
価格帯:安い 約4,000円
シンプルかつ高品質なものを、低価格で展開するブランドでおなじみの「ユニクロ」。商品数やカラーバリエーションも豊富なところも魅力的です。
まず一枚、という方には特におすすめのブランドです。カーディガンだけでなく、インナーやボトムスもあわせて全身コーディネートを組んでみても良いのではないでしょうか。
2. URBAN RESERCH(アーバンリサーチ)
SOLOTEXドライタッチギャバカーディガン / 参考価格:16,500円 / 出典:https://www.urban-research.jp
価格帯:普通~ 約1万円~2万円
都会的なカジュアルさもありながら、大人っぽく綺麗めなスタイルが揃うアーバンリサーチ。20代~30代を中心に人気のブランドで、ベーシックで高品質なアイテムを多く取り揃えています。
価格帯は1万円前後のものが多く、少々高めの設定。ファストファッション特有のチープさから脱却したい男性におすすめです。
3. NANO UNIVERS(ナノユニバース)
「毛玉レスニット」 スーパーファインゲージカーディガン / 参考価格:14,300円 / 出典:https://store.nanouniverse.jp/
価格帯:普通~ 約1万円~
2014年3月に設立したナノユニバース。シンプルでスッキリとした印象をもたせてくれるデザインが多く、20代~40代まで幅広い層に人気のブランドです。柄物であってもあわせやすい色合いも多く、着回しがしやすいのも特徴です。
中でも、近年特に人気なのは「毛玉レスニット」シリーズ。毛玉のできにくさを示すピリング等級5.0級という最高ランクの数値を記録。ニットの手入れに面倒くささを感じる男性にもおすすめです。
4. ADAM ET ROPE(アダムエロペ)
ムラ糸コットン オーバー カーディガン / 参考価格:14,960円 / 出典:https://www.adametrope.com
価格帯:普通~高い 約1万円~5万円
「毎日に、洗練された心地よさと新しさを。」をテーマに、おしゃれに着こなすことができるアダムエロペ。素材やデザインなど、他にはない少し違ったアイテムを見つけることができるのではないでしょうか。カーディガンをメインに着たい方にはおすすめのブランドです。
5. TOMORROWLAND(トゥモローランド)
ギザコットン Vネックカーディガン / 参考価格:22,000円 / 出典:https://store.tomorrowland.co.jp/
価格帯:高い 約2万円~6万円
エレガントな大人スタイルを提案するトゥモローランド。コーディネートの主役になるものから、ベーシックに着こなせるものまで、幅広い商品展開です。
元々はニット専門ブランドだったこともあり、カーディガンは同ブランドの得意分野。カラーバリエーションだけでなく、柄物や首のデザインなどの種類が豊富です。
6. LACOSTE(ラコステ)
ハイゲージニットカーディガン / 参考価格:20,900円 / 出典:https://www.lacoste.jp
価格帯:高い 約2万円~
ラコステは、1933年に設立されたフランスのアパレルブランドです。創業者はプロテニスの選手だったこともあり、特にポロシャツで人気のブランドですが、実はカーディガンも人気。
胸元についたワニのロゴが目を引くポイントに。スポーツミックスなデザインだからこそ実現する着心地の良さも魅力のひとつです。
7. JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
メンズ 30G 長袖Vネックカーディガン / 参考価格:39,600円 / 出典:https://www.johnsmedley.jp
価格帯:高い 約4万円~
1784年創業、ファインゲージニットウェアをリードするブランドとして有名なジョンスメドレー。高品質かつ、ディテールの部分までこだわりを感じます。ベーシックな形でありながらも、着心地の良さはまさに最高級。スッキリとしたサイズ感が、オンオフ問わずコーディネートに取り入れやすいと好評です。
8. POLO RALPH LAUREN(ポロラルフローレン)
ケーブルニット コットン カーディガン / 参考価格:35,200円 / 出典:https://www.ralphlauren.co.jp
価格帯:高い 約3万円~10万円
1967年創業、胸元にあるビックポニーのロゴで有名なラルフローレン。Poloというブランド名でネクタイブランドを立ち上げたことが始まり。綺麗めでありながらも、少しカジュアル感のあるデザインのため、オフィスシーンからカジュアルシーンまで幅広いコーディネートを組むことができます。
9. BATONER(バトナー)
TROPICAL WOOL CARDIGAN / 参考価格:22,000円 / 出典:https://store.batoner.com
価格帯:高い 約2万円~5万円
1951年創業の奥山メリヤスのニットウェアブランドで人気のバトナー。古き良き伝統的なニットを新しい解釈で展開しています。シンプルでベーシックな色合いが多く、様々な系統のコーディネートにあわせることができます。
素材や製法にとことんこだわるファクトリーブランドとして、ファンション業界内での評価も高い”知る人ぞ知る”ブランドの一つです。
10. スプ(SPU)
抗菌防臭ミラノリブ編みウォッシャブルボタンレスカーディガン / 参考価格:4,950円 / 出典:https://sputnicks.jp/
価格帯:安い 約5,000円~
SPUは、株式会社シーザライトが展開する「ちょっと大人っぽいカジュアル」をテーマにしたブランドです。シンプル・ナチュラルを中心に、幅広いアイテムを取り揃えています。
抗菌防臭機能等の機能を持たせたカーディガンなど、実用的でありながらリーズナブルな価格帯のアイテムが多いのが特徴です。
11. quadro(クオドロ)
メルトンVネックカーディガン / 参考価格:19,800円 / 出典:https://quadro-web.com/
価格帯:高い 約2万円~
イタリア語で「額縁」という意味を表すクオドロ。「クオドロの作る服は中心の絵を際立たせるための額縁であり、デザインは至ってシンプル」と、着やすく飽きのこないもの、着る人を際立たせる服を提案しています。
全体的にシンプルでリラックス感のある色味やデザインが多く、着心地が良いのも魅力。コーディネートの主役にしたくなるような個性的なカーディガンも必見です。
カーディガンを使ったコーディネート
さて、ここまでカーディガン選びのポイントやおすすめのブランドまで紹介してきましたが、「カーディガンを使ったコーディネート」はイメージできましたでしょうか?
季節によっても着方や合わせ方もちがうため、よりイメージが明確になるように、コーディネートのコツもお伝えしていきます。
色数を抑えてシンプル&きれいめにまとめる
出典:WEAR
グレーのカーディガンと黒のスラックスで、シンプルにスッキリとまとめた大人スタイル。モノトーン調でありながら、首元のユーネックでぬけ感のあるコーディネートです。足元は革靴で少しかっちりとした印象に。スニーカーにするとよりカジュアルでラフ感のあるコーディネートに変わります。
ゆるめのサイズで作るカジュアルな着こなし
出典:WEAR
少しゆるっとしたサイズ感にスニーカーをあわせるとリラックス感のあるカジュアルスタイルの完成です。
少しゆるめのサイズ感を選べば、学生感も出ずおしゃれに着ることができます。
シンプル過ぎて物足りなさを感じる方はインナーに柄のアイテムをあわせたり、アクセサリーをプラスすると良いでしょう。
カーディガンで重ね着を楽しむ
出典:WEAR
ジャケットの中にカーディガンをあわせてカチッと感もありつつ、柄シャツをあわせることでこなれ感もあるコーディネート。
インナーを柄物にする日には、他のアイテムはできるだけシンプルにするのが鉄則。小物類の色をあわせるとより統一感が出てコーディネートがまとまります。
鮮やかなカラーで差をつけるコーデ
出典:WEAR
暖かい日にはカラー物で少し気分をあげてみるのも良いでしょう。アクセサリーなどを合わせなくても、十分に華やかな印象になります。
カラー物はセットアップの中に着たり、肩にかけたりなど、差し色としても活用することもできるので、おしゃれをより楽しむことができます。
おしゃれなニットonニットのコーディネート
出典:WEAR
上級者におすすめしたい、おしゃれなニットonニットのコーディネートです。インナーとして中に着るニットは、タートルネックやモックネックなど、首のつまったアイテムにするとバランスが良く見えますよ!
まとめ
長いシーズンで着ることができて、コーディネートの方法も豊富なカーディガン。
「既に持っていたけど一つの着方しかしていなかった」あるいは、「サイズ感でこんなに差があるならもう一枚買おうかな?」などと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
是非ご自身のライフスタイルや、好みにあわせてお気に入りのカーディガンを見つけて、コーディネートしてみてくださいね。