KASHIYAMAでオーダースーツを作った感想・レビューとプロのアドバイス

KASHIYAMAでオーダースーツを作った感想・レビューとプロのアドバイス
KASHIYAMA(カシヤマ)を実際に利用し、オーダメイドスーツを作って感じた魅力を徹底レビュー。実際に出来上がったスーツはもちろん、オーダースーツのプロである店員さんから聞いたアドバイスやオーダーのコツもまとめてご紹介しますので、是非スーツ作りの参考にしてください!

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
1. KASHIYAMAは初心者でも気軽に利用できるオーダーメイドスーツ専門店
KASHIYAMAは、ビジネス用のスーツやオンオフ兼用のセットアップをオーダーメイドできるお店です。
価格帯は比較的リーズナブルで、ビジネススーツは33,000円~、カジュアルセットアップも33,000円~オーダーすることができます。
公式サイト | KASHIYAMA 公式サイト![]() |
---|---|
シーン | ビジネス・テレワーク・ビジネスカジュアル・就活・冠婚葬祭 |
年齢層 | 20代・30代・40代くらいの男女 |
実店舗 | 全国66店舗 |
注文方法 | オンラインまたは店舗予約 |
送料 | ■スーツ 送料1,650円 ■シャツ(6枚まで)送料850円 |
支払方法 | クレジットカード/後払い(コンビニ・銀行) |
配送期間 | 最短7日程度 |
返品・返金 | 不良品等の場合対応可(商品到着後7日以内) |
サイズ交換 | 不可 |
基本情報は上記の通りです。KASHIYAMAの取扱商品や口コミ・評判等についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で掘り下げてまとめていますので是非ご覧ください!
今お読み頂いているこの記事では、実際にビジネススーツをオーダーメイドで作成した体験談・感想を中心にご紹介していきます。
今回は、池袋パルコ店に伺い、スーツを作ってきました。
※KASHIYAMAの店舗は、全国に66箇所あります。東京だと、銀座・新宿・丸の内・虎ノ門・自由が丘・広尾・池袋・吉祥寺等です。
\今最も注目のオーダースーツ/

・1着33,000円(税込)から
・最短1週間程度で完成
・全国66店舗展開
・スマホで簡単来店予約
・2回目以降のオーダーはスマホで完結
2. 実際に利用して感じたKASHIYAMAの魅力

ここからは、当メディア「メンズファッションブランドリスト」のスタッフが実際にカシヤマを利用した体験をもとに、カシヤマの魅力を詳しくお伝えしていきます。
その前に、まずはオーダーの流れを確認しておきましょう。来店してから会計まで、大きく3つのステップで進んでいきます。
1 オーダー内容を確認(デザインを決めていきます。)
2 採寸(身体のサイズを計測します。)
3 お会計
来店からお会計までにかかる時間は、1時間程度です。
魅力1:店員さんが親切で、初心者にもわかりやすくアドバイスをしてくれる
今回伺った「KASHIYAMA 池袋パルコ店」では、店員の岡田さんが担当をしてくださいました。
「オーダースーツ」ってなんとなく敷居が高くて、専門的な用語とかを理解していないとスムーズに進まないんじゃないのか?と不安な方もいるかもしれません。
しかし、実際はそんなことはなく、私がカシヤマを利用して一番良かったと思うのは、店員さんが親切で、適宜アドバイスを貰えたことでした。
ちなみに、今回私は「色はネイビーで、仕事でも友人の結婚式でも着られる感じのスーツを作ろう。」程度のことしか考えずにお店に伺っています。
一番最初に行うのは、ベースとなる生地選び。KASHIYAMAがオリジナルで用意している生地から、有名ブランドのインポート生地まで、種類がたくさんあります。

うわー、生地の種類がたくさんあって迷っちゃいますね。とくに、初めてのオーダースーツなので、生地のサンプルを見て、出来上がったスーツを想像するのが難しいです。

わかります。そんな時は、立ち上がって鏡の前で生地をあてがってみましょう。こうやって見ると、主張が強そうな柄物も、意外と無地のように控えめに見えたりします。

なるほど!
岡田さんのアドバイスのもと、生地は「6313/エントリー/BLUE(税込33,000円)」で作成することにしました。
ビジネスシーンや、友人の結婚式でも使えるネイビー系の生地。近くで見るとチェック柄が見えますが、遠目で見たり写真に映ったときは無地に見えるくらい控えめな柄です。
ボタンの数やポケットの形等を決めていき、次は袖ボタンの素材や配置を選びます。どうすれば良いのかわからなくなってきた私・・・。

重ねボタンと並びボタン、どちらが良いでしょうか?

ここまでのオーダーの内容を見ると、イギリスっぽさが強いスーツになっています。そうすると、並びボタンの方が良いと思いますよ!

じゃあそれでいきます!
裏地にも種類がたくさんあります。ペイスリー柄にすることまでは決まりましたが、色で迷ってしまう私。そんな時は岡田さんに頼ります。

裏地はペイズリー柄にしたいと思うのですが、色は何色が良いと思いますか?

スーツの生地がネイビーなので、同色のネイビーやグレー、ブラウンなんかが良いと思います。今回は初めてのオーダーということなので、同色系のネイビーはどうですか?

そうしてみます!
こんなふうに、わからないことは「わからない」と言えば、店員さんが優しく提案してくれるので、安心してオーダー内容を決めていくことができました。
せっかくプロの方に相談できるんですから、迷ったら経験と知識が豊富なプロの感性に任せるのも一つの手だと思うんです。
嫌な顔一つせず親切に教えてくれる岡田さんに、ついつい甘えてしまう私でした。
魅力2:気になる体型をカバーする方法等、かっこ良く着られるスーツを一緒に作ってくれる
仕様が一通り決まったら、採寸に進みます。私は鏡の前に立っていればOK。店員さんが手際良く計測を進めていきます。
ちなみに、私の身長は170cm。上半身は細めですが、下半身はそこそこ筋肉があって太めです。

スポーツやられてましたか?

はい。サッカーを。

やっぱり!上半身に比べて、お尻やふくらはぎの筋肉がしっかりとされている印象です。このような方は、細身でセンタークリースが入っているパンツを穿くと、センタークリースのラインが曲がってしまいます。裾幅を少しだけ広くすると美しいラインで着用できると思いますよ。
あと、袖口はこれより5mm詰めてみましょう。その方がきれいなシルエットになると思います。
こんなふうに、体型のカバーを意識しながら、スーツをよりカッコよく着こなすためにミリ単位のアドバイスをしてくれます。
もちろん、あくまでアドバイスであって、「こうすべきだ!」と押しつけられる訳ではありません。最終的には自分の好みで判断してOKです。
私はスーツの知識が豊富ではないのと、最初のオーダーということもあり、今回は岡田さんにお任せする方針で進めています。
魅力3:自分好みのカスタマイズで遊び心を取り入れたスーツを作ることができる
好きなボタンを選んだり、裏地を少し派手にしてみたり。よく見ないと気付かないようなところまでカスタムできるのはオーダースーツの醍醐味ですよね!
具体的には、以下のようなカスタムを選択することができます。
生地 | オリジナル生地、インポート生地等 |
---|---|
型 | 2つボタン、3つボタン等 |
ベント | サイド、センター、ノーベント等 |
裏仕様 | 総裏、背抜き |
胸ポケット | 標準、パッチ等 |
腰ポケット | フラット、ナナメ、パッチ等 |
袖ボタン | 3個・4個、重ね・並び |
袖口形状 | 本開き、開き見せ |
ボタン素材 | 合成樹脂、水牛、ナット、貝等 |
裏地 | ポリエステル、キュプラ等 |
刺繍 | 刺繍の有無、ローマ字・漢字 |
それでは、完成したスーツを見ていきましょう。
これが今回作ったスーツの完成形です。2ボタンのシングル、生地はネイビーのチェック柄(No.6313/ウール50% ポリエステル50%)です。
この生地はKASHIYAMAのオリジナル生地で、価格は税込33,000円。この価格がスーツの金額のベースとなります。
遠目から見るとネイビーの無地にも見えますが、近くで見るとチェック柄がわります。主張しすぎない柄が良い感じです。
袖のボタンは、並びボタンで本開きを選択。ボタンはダークブラウンの水牛です。
着用している時には見えないものの、ジャケットを脱いだ時に見える裏地は初心者でも思い切ったデザインやカラーを取り入れることができて楽しい部分だと思います!
今回選んだ裏地はペイズリー柄のキュプラ。色は表生地と同じネイビーにしたので、主張は弱めです。今回は刺繍も入れています。
左の内側には「KASHIYAMA」のロゴが入っています。
パンツの裾はダブルに。折り返し幅は4cmで指定しました。
既製品にはないフィット感に大満足です!既製品を着ようとしたときに、パンツのサイズで合わせるとジャケットが大きくなり、ジャケットのサイズで合わせるとパンツの腿周りがパツパツになる・・・という悩みが見事に解決しました。
最後に、今回作ったスーツを着てスタジオでプロフィール用の写真を撮影してみました。スーツのサイズが体型に合っていると、第一印象も良くなりますよね!

本当に正直な感想として、今後余程のことがない限り既製品のスーツを買うことはないです。それほど満足しています。
魅力4:シワを防ぐ真空圧縮袋に入って届き、クリーニングなしで着られる
オーダーしたスーツは箱に入って届きます。箱から出てくるのは、スーツが入った真空圧縮袋。真空圧縮袋に入れた状態でスーツが届けられるのは、KASHIYAMA の特徴の一つです。
圧縮なんかしたらシワになってしまいそうですが、水分を抜きながら圧縮しているので、むしろシワを防ぐことができるんだとか。(特許も取得しているらしい)
クリーニングに出さずにそのまま着用できるのは嬉しいポイントですよね!
真空圧縮袋を開封する時の注意点
ここで、店員さんから伺った圧縮袋の注意点を2つご紹介します。
一つ目は、開封時にハサミでズバッと切り込みを入れると、中のスーツも切ってしまう可能性があること。袋の端から慎重に切るか、手で破って開ければOKです。
二つ目は、開封後しばらく吊るしてから着用すること。先に述べた通り、乾燥して圧縮されている関係で、全体的にサイズが若干縮んでいます。数時間吊るしておくことで、生地の縮みが解消し、あるべきサイズ感に戻っていきます。
開封後すぐに着用して、「思ったよりサイズが小さい!」と焦らないようにしましょう。
魅力5:次回から来店せずにオンラインでオーダーできる
オーダースーツは採寸が命。体型に合わせた細かい補正も含めて、プロの手で採寸してもらうのがベストです。
初回は店舗に行って採寸してもらう必要がありますが、その時のデータは会員ページに登録することができます。そうすることで、2着目が欲しくなった時に、来店せずオンライン上でスーツを注文できるというわけです。
オンラインからオーダーする際は、前回の記録(マイサイズ)から微調整することも可能。
1回目に作ったスーツを着用している中で、「次はもう少し身幅を太くしたいな・・・」なんて思ったときにも対応できる仕組みになっています。
ただし、体型が大きく変化した場合には、再度店舗で採寸し直してもらうことをおすすめします。
3. オンオフ兼用で着られるイージーシリーズのセットアップもかっこ良かった!
今回作ったスーツは、ビジネスシーンを前提とした「スマートテーラー」シリーズですが、オンオフ兼用で着用できるセットアップをオーダーできる「イージー」シリーズも人気。
例えば、麻テイストのポリエステル素材で作られたダブルジャケット。パンツはワイドパンツやジョガーパンツにすることも可能。そして、自宅で洗濯が可能なウォッシャブル仕様。これはかっこいいし便利ですよね!

インナーはカットソーやバンドカラーシャツ、靴はローファーやサンダルを合わせても良いと思います。

いいですねー!おしゃれ!
既に2着目の構想を始めてしまっている私。さらっとハイセンスな着こなしを提案してくれる岡田さん。
実際に店舗に伺ったことで、スーツ以外にも魅力的な商品があることを実感しましたし、何よりあれこれ悩みながらスーツを作り上げていく過程がとても楽しかったです。
4. オーダースーツをプレゼントできるギフトカードもある
KASHIYAMAでは、オーダースーツを利用できるギフトカードを大切な方へプレゼントできるサービスを行っています。
しかも、KASHIYAMAの「eGift」では、オーダーメイド仕立て券にメッセージを添えて、オンライン上で贈ることができるんです。
種類も豊富で、「セットアップが作れるギフトカード(31,000円)」「エントリーモデルのスーツが作れるギフトカード(34,300円)」など、プレゼントしたいアイテムや予算に合わせて選ぶことができます。
\詳しくはこちら!/
5. まとめ
今回、KASHIYAMA池袋パルコ店に伺いオーダースーツを作成しました。
プロの手で採寸してもらっているだけあって、サイズ感は既製品と比べれば圧倒的に良いです。非常に満足度の高い体験となりました。
ちなみに、池袋パルコ店は、30代・40代くらいの方の利用が多いそうです。また、周辺に大学があることもあって、大学生の方の利用も多いとのことです。
特にお店に入りづらいような雰囲気も無いので、幅広い年齢層の方が利用しやすい店舗だと感じました。気になる方はぜひ利用してみてください!
\公式サイトでシミュレーションしてみましょう!/
※本記事に記載している価格は、更新時点の価格です。最新の価格は公式サイトでご確認ください。
コメント