米国シェア1位 BROOKS(ブルックス)のランニングシューズの魅力とは?【レビューあり】

「ブルックス」と聞いて、ランニングシューズをパッとイメージできましたか?
ランニングシューズ事情に詳しい方はイメージできたと思います。「ん?どんなブランドだっけ?」と思ったあなたは、是非その魅力を知って、周りの人にも教えてあげてください!

最新モデルの「Glycerin20」を実際に履いたレビューもあるので是非ご覧下さい!

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
ランニングシューズのシェアが全米No.1。100年以上の歴史を持つ老舗ブランド
創業は1914年と、100年以上の歴史を持つシューズブランドであるBROOKS(ブルックス)。
アメリカ・ペンシルバニア州で創業後は、様々なスポーツ用シューズを開発してきましたが、2001年からはランニングシューズの開発に注力。
本国アメリカでは圧倒的な知名度を誇り、2011年には初めてアメリカのランニング専門店におけるシェアNo.1を獲得するなど、実力派のブランドでもあります。
そんなBROOKSですが、今、ランニングやウォーキングを楽しむ男女を中心に日本でも人気が高まっているんです。
BROOKS(ブルックス)の特徴・魅力
魅力1. ソールの技術革新に注目。最高のクッション性が生み出す柔らかい履き心地
BROOKSは、ランニングシューズの履き心地や走り心地に大きな影響を与える「ミッドソール」というパーツの開発を得意としています。
BROOKSのシューズで特筆すべきスペックは、ランナーの体格や走行スピードに合わせて適切なクッションを発揮してくれるミッドソールテクノロジーです。
BROOKSのミッドソールテクノロジーは、”BioMoGoDNA”をベースに、さらにハイクッションを追及したDNALOFTがあります。
DNALOFTは、BioMoGoDNAと比較してクッション性が30%も向上しています。
それに留まらず、直近では「DNALOFT」に液体窒素ガスを混ぜて発泡させた新素材「DNALOFT V3」が登場。
これまでの「DNALOFT」に比べ、28%の軽量化・16%のクッション性の向上・17%の反発力の向上を実現しています。

この記事でレビューしている「Glycerin20」にも、最新素材の「DNALOFT V3」が搭載されています!
魅力2. 軽いのにへたりにくい。耐久性の高さにも注目
軽くて柔らかい履き心地は、常に耐久性と引き換えになるのがランニングシューズの宿命。
そんな中、ハイクッションを追求した「DNALOFT」は、耐久性の高さにもこだわっています。
その秘密は、ミッドソールに含まれる気泡の一つ一つを、ラバーでコーティングする構造にあります。
これにより、衝撃により気泡が潰れてクッション性が失われていくことを防ぐことができるのです。
高いクッション性や軽い履き心地を追求しつつ、高い耐久性を兼ね備えている点が、ブルックスのシューズの最大の特徴です。
魅力3. 豊富なバリエーション。街履きできるランニングシューズもある
モデルの種類もカラーバリエーションも豊富なBROOKSのシューズ。BROOKSのシューズは、レベルや用途に合わせて、大きく5つのシリーズに分けることができます。
この中で、BROOKSの主力となっているシリーズは「SPEED(スピード)」と「CUSHION(クッション)」の2つです。
SPEED(スピード)シリーズ
本格的なランニングや競技に使用するランニングシューズをお求めの方には、レース仕様のSPEED(スピード)シリーズがおすすめ。例えば、最上位モデルのHYPERIONELITE(ハイペリオンエリート)は、カーボンプレートが内蔵されているなど、完全な競技用モデルとして位置付けられます。
CUSHION(クッション)シリーズ
ランニング初心者の方や、街履きにも使いたい方には、CUSSION(クッション)シリーズがおすすめ。
後ほどご紹介するようなオールブラックの配色であれば、普段のコーディネートにも取り入れやすく、一石二鳥です。
【レビュー】最新モデル「Glycerin20」を実際に履いて走ってみた!
グリセリン20は、2023年に販売を開始したニューモデル。ランニング初心者からフルマラソンを走る方まで、幅広い方が着用できるモデルです。商品情報は以下の通りです。
ブランド | BROOKS(ブルックス) |
---|---|
カテゴリ | CUSHION(クッション) |
商品名 | Glycerin20(グリセリン20) |
価格 | 18,150円(税込) |
カラー | ブラック/ネイビー |
サイズ | メンズ 25.0cm~29.0cm / レディース 22.0cm~26.0cm |
重さ | 285g(27.0cm) |
実際に足を入れてみると、足の前部分は程よい広さで比較的ゆったりとしています。窮屈感は全くありません。
他方、足の真ん中からかかとにかけてはキュッとホールドされる感じがします。
後日、天気が良かった日に「グリセリン20」を履いて走ってみました。まず実感するのは、着地時の感覚の気持ち良さ。とにかくクッション性が抜群です。
そして、体が自然と前に押し出されていくような感覚があります。ただ単にふわふわと柔らかいだけではなく、地面からの反発も感じることができます。
接地の衝撃が吸収されてから反発を貰うまでの過程がとても心地良く、初心者でも膝等を痛めず楽しくランニングできそうです。
ちなみに、今回グリセリン20の”オールブラックカラー”を選んだのは、普段から履くことを想定していたから。適度なボリューム感とブラックカラーのおかげで、意外にもコーディネートの邪魔をしません。
例えば、Tシャツにスラックス、そしてグリセリン20。そんな組み合わせでも都会的に着こなせると思います。
普段のコーディネートにランニングシューズを取り入れている方ならわかると思いますが、一度ランニングシューズの快適さに慣れてしまうと、なかなか革靴やローテクスニーカーには戻れなくなります・・・。皆さんも是非一度お試しください!
BROOKS(ブルックス)に関するよくある質問
ブルックスのシューズのサイズ感は?
BROOKSによると、基本的にはナイキやアディダス等、他のメーカーと同じサイズを選ばれる方が多いとのことです。
ただし、今回レビューしたモデル「Glycerin(グリセリン)」については、少し小さめのつくりのため、他のメーカーと比較して1サイズ(0.5cm)大きいものを選ばれる方が多いようです。
例えば、今回レビューしたスタッフの場合、
ナイキのランニングシューズ|25.0cm
アディダスのスニーカー|25.0cm
ニューバランスのスニーカー|25.0cm
コンバースのスニーカー|25.0cm
をジャストサイズで履いていますが、BROOKSの「Glycerin20」は、25.5cmでちょうど良かったです!
ランニング初心者におすすめのモデルは?
軽いジョギングから挑戦してみたい方や、ランニングの習慣はあるけどレースに出るわけではない方は、「クッション」シリーズから選ぶのがおすすめです。
今回レビューでご紹介した「グリセリン20」と「ゴースト14」は、BROOKSの「クッション」シリーズの中でも人気の高いモデル。初心者の方はこの2つから選ぶのが良いと思います!

価格:18,150円(税込) BROOKS グリセリン20
BROOKS独自のクッション素材「DNALOFT」に液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡をさせた素材「DNALOFTV3」を採用。高いクッション性と反発性を備え、初心者から中級者までの走りをサポートしてくれます。

価格:14,300円(税込) BROOKS ゴースト14
BROOKSの中でも定番モデルとなっているゴースト。ミッドソールには「DNALOFT」素材を使用し、ソフトでありながらも柔らかすぎない接地を実現。
BROOKSの中でもリーズナブルなモデルなので、初めてBROOKSのシューズを購入する方にもおすすめです。
中級者~上級者におすすめのモデルは?
レースに出場しており、記録にもこだわりたい方は「スピード」シリーズから選ぶのがおすすめです。
「ハイペリオンエリート」や「ハイペリオンテンポ」は、競技者からの支持も高い本格派のランニングシューズとなっています。

価格:29,700円(税込) BROOKS ハイペリオンエリート3
「ハイペリオンエリート」は、BROOKSのランニングシューズの中で最も高品位の機能・性能・品質を備えたフラッグシップモデルです。ミッドソールにはソフトなクッション性を実現した「DNA FLASH」を採用しつつ、ブルックス独自のカーボンプレートを内蔵。スピードと安定感のバランスに優れている点が特徴です。

価格:19,800円(税込) BROOKS ハイペリオンテンポ
ミッドソールには、クッション性と高い反発性を兼ね備える「DNA FLASH」を採用。スピードを重視した造りではあるものの、カーボンプレートは入っていないので、クセが強くないのが特徴。強度が強めのトレーニング用のシューズとしても人気です。
BROOKS(ブルックス)の店舗はどこにある?
ブルックスのシューズは、「スーパースポーツゼビオ」をはじめとする全国のスポーツ用品店等で取り扱っています。
取扱店舗は変更されることもあるので、取扱店舗の最新情報は公式サイトで確認しましょう。
\店舗の最新情報はこちら/
BROOKS公式オンラインストア: https://www.brooksrunning.co.jp
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