メンズレザーストアの「アドバン長財布（小銭入れ付）」をレビュー。独自のムラ染めは必見！
今回紹介するのは、メンズレザーストアの「アドバン長財布（小銭入れ付）」。
結論から言うと、特筆すべき点は以下の3つです。
①独特なムラ感のある染色
②コードバンのような革の美しさ
③日本製のクオリティの高さ
上記のポイントを踏まえて、詳しく紹介していきます。
編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
1. スペック
| 価格 | アドバン長財布（小銭入れ付） 29160円 |
|---|---|
| ブランド・品番 | FESON ／ FETB01-003ML |
| サイズ・重さ | 幅190 × 高さ97 × 厚さ29（mm）／ 135 g |
| カード入れ | 12ヶ所 |
| 札入れ | 2ヶ所 |
| 素材 | 国産アドバンレザー（牛革） 国産オイル牛革 |
| 生産国 | 日本 |
| おすすめの年代 | 20代～30代 |
2. FESONとは？
財布やバッグの販売を行う山万（YMMN）が、クオリティを追求して自ら立ち上げたブランド。”本物志向のお財布”を作っているブランドです。
3. アドバンレザーとは？
本革（牛革）をベースに、アドバン仕上げを施したもの。アドバン仕上げにより、レザー表面に美しい艶を出し、高級感の漂う独特の風合いを出すことができます。
その風合いは、”革の宝石”とも称されるコードバン（馬のお尻の革）のよう。
「それなら、コードバンのお財布の方がいいんじゃないの？」と思う方もいるでしょう。
確かに、コードバンは希少であり、独特の高級感があります。他方で、その希少さ故に、とても高額となってしまう上、引っかき傷・凹み傷や水に弱く、非常にデリケートな革でもあります。
その点、アドバンレザーは、デリケート過ぎない牛革でできています。また、コードバン同等の風合いや高級感がありながら、コードバンよりも価格が安いという点も魅力となっています。
4. 全体像
何と言ってもお財布は外見が重要ですよね。深いブルーのレザーがこのお財布の最大の特徴です。
お財布ではなかなか見ることのないカラーです。あえてムラ感のある染め方をしているので、青の濃淡によってアンティーク感のある独特の風合いを楽しめます。
革の表面は磨き上げられているので、手触りはツルツルしており、艶があります。
5. カード入れ・マルチポケット
カードの収納スペースは、全部で12ヶ所。スタイリッシュでありながら、収納力は十分です。
さらに、2ヶ所のマルチポケット（札入れと同サイズのスペース）もあります。カード以外に必要なものや、レシートもしっかり収納できそうです。
内部はブラック一色で統一されており、男性らしく仕上がっています。内部が黒いと、汚れが気にならないというメリットもあります。
6. 札入れ
札入れは、上下の2ヶ所。そのうちの1ヶ所はマチも大きく広がるので、お札の出し入れもしやすいです。
札入れ部分にも革の表面を使用しているため、革の裏面特有のざらっとした手触りもありません。
7. 小銭入れ
外見上は薄くスタイリッシュな財布なので、札入れだけかな？と思うほど。しかし、中にはしっかりとファスナー付きの小銭入れが付いています。
小銭入れ内部もしっかりとブラックで統一されています。小銭入れは、お財布の中で最も汚れる部分ですが、黒いので小銭による汚れも気になりません。
8. ファスナー
普通のファスナーはシルバーかゴールドですが、このお財布にはYKKのブラックニッケルファスナーが使用されており、カラーが統一されています。細部へのこだわりが感じられますね！
9. 日本製のクオリティ
内部に「Handmade in Japan」の刻印がしっかりと刻まれています。日本の職人が作り上げていることの証です。
コバ（革の端）はしっかりと磨き上げられ、美しく処理されています。あまり気にすることのない部分のように思いますが、安いお財布はこの部分の処理が甘く、見た目が悪いことが多いんです。
日本製の良いお財布は、このような細部の処理が綺麗である点に大きな特徴があります。縫製も真っ直ぐで問題ありません。
10. まとめ
いかがでしたか？冒頭でも述べたように、ムラ感のある深いブルーのレザーがこのお財布の大きな特徴であり、魅力だといえます。
周りと少し差をつけたい男性のメインのお財布としておすすめです。
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