FESONの「ブライドルレザー二つ折り財布」をレビュー！日本製のクオリティに迫ります。
今回紹介するのは、FESONの「ブライドル二つ折り財布」。
結論から言うと、特筆すべき点は以下の3つです。
①経年変化を楽しめるセドウィック社製のブライドルレザー
②コンパクトで使いやすさを追求したデザイン
③日本製のクオリティの高さ
上記のポイントを踏まえて、詳しく紹介していきます。
編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
1. スペック
| 価格 | ブライドル二つ折り財布（小銭入れ付） 28080円 |
|---|---|
| ブランド・品番 | FESON ／ FEST01-002 |
| サイズ・重さ | 幅113 × 高さ95 × 厚さ33（mm）／ 95 g |
| カード入れ | 4ヶ所 |
| 札入れ | 2ヶ所 |
| 素材 | ブライドル（セドウィック社製） 国産ヌメ革 |
| 生産国 | 日本 |
| おすすめの年代 | 20代～40代 |
2. FESONとは？
財布やバッグの販売を行う山万（YMMN）が、クオリティを追求して自ら立ち上げたブランド。”本物志向のお財布”を作っているブランドです。
3. ブライドルレザーとは？
ブライドルレザーとは、革をなめした後、蜜ロウなどのワックス成分を革に十分に染み込ませたものをいいます。表面に浮き出ている白い粉のようなものは「ブルーム」と呼ばれ、塗り込まれたワックス成分が浮き出たものです。
程よい硬さとハリがあることや、使用するほどにブルームが取れて艶が出てくるため、経年変化を楽しめることがブライドルレザーの特徴です。耐久性にも優れているため、長く愛用することができます。また、見た目の印象も、かっちりとした大人な印象になります。
FESONのブライドルレザーは、名門タンナーであるセドウィック社製で、品質は最高レベル。フルグレインカウハイドレザー（メスの成牛の革）を使っているので、柔らかすぎず硬すぎない、程よい触り心地に仕上がっています。
4. 全体像
ブルーム（白い粉）により表現される霜降りのような模様が素敵です。
余計なデザインはなく、革本来の良さを存分に楽しめる”大人の財布”といった印象です。
5. カード入れ
カードの収納スペースは、全部で4つ。二つ折り財布としては標準的な収納力です。カード類を大量に持ち歩く男性には少々物足りないかもしれません。
クレジットカード、免許証、保険証程度しか持ち歩かないという方には必要かつ十分だと思います。
6. 札入れ
札入れは2ヶ所あります。お札の幅に対して開き口の幅が広く、札入れの開きも良いので、お札の出し入れはかなり楽です。
二つ折り財布は、物によってはお札の出し入れがしにくい物があるので、これは嬉しいポイントです！
7. 小銭入れ
こちらのモデルは、小銭入れもしっかり付いています。最近はボックスタイプの小銭入れも多いですが、このお財布はポケットタイプの小銭入れです。
ポケットタイプの小銭入れは、小銭がやや取り出し辛いことがある反面、小銭を落としずらいという利点があります。
もっとも、このお財布については、マチをやや大きめに作ることで、小銭の取り出しをしやすく工夫しているようです。実際に使ってみても、特に問題ありませんでした。
8. コバの処理・縫製
革財布を評価する上で絶対に外せないポイントがあります。それは、コバ（革の端）部分の処理と、縫製の丁寧さです。
革製品は、安価な商品ほどこのような細部の処理が疎かになってしまう傾向があります。そして、細部の処理の甘さが、耐久性の無さに繋がってしまうのです。
このお財布のコバは丁寧に磨き上げられており、艶が出ています。縫い目もまっすぐで、丁寧に作られていることがわかります。さすが日本製、という感じです。
内部に「Handmade in Japan」の刻印があります。日本製の製品であることがしっかりと明記されています。
9. まとめ
いかがでしたか？耐久性があるため長く愛用でき、かつ、経年変化を楽しめるブライドルレザーは、革好きにも愛用者が多く、自信を持っておすすめできます。
20代～40代以上の男性まで、幅広く愛用できるお財布です。特に”本物志向”の男性にはたまらない一品かと思います。
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