オーダージャケット店おすすめ17選!コスパ重視から本格派ブランドまで網羅解説


このページでは、オーダージャケットを作れる人気のお店・ブランドを厳選してご紹介しています。
好きなデザインで、自分の体にピッタリと合わせることができるオーダーメイドのジャケット。各ブランドの特徴や、オーダージャケットを注文する際のポイントも合わせて解説していますので、ぜひチェックしてみてください!

編集部

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・1着33,000円(税込)から
・最短1週間程度で完成
・全国66店舗展開
・スマホで簡単来店予約
・2回目以降のオーダーはスマホで完結

目次

オーダージャケットを作れるおすすめブランド【価格や納期を比較】

1. KASHIYAMA(カシヤマ)

カシヤマのオーダージャケット

出典:KASHIYAMA

ホームページ KASHIYAMA 公式サイト
価格 23,100円~
納期 最短1週間程度
店舗 全国60店舗

KASHIYAMAは、アパレル大手のオンワードグループが手掛けるオーダーブランド。90年を超える歴史と経験により、低価格でありながら高品質なもの作りを行っています。
ジャケットは、スーツのようなビジネス用のものから、私服でも使えるカジュアルなものまで、好きなテイストで作ることができます。
注文から完成まで自社で一貫して管理をしているため、納期も最短クラス。自社工場を持っているということは、自社のグループで多くの注文が取れるということであり、人気の証拠でもあります。
初回注文時は、フィッターによる採寸、もしくはスマホを使用しての採寸をします。完成した商品は、郵送で自宅に届きます。
低価格で機能性に優れた生地からドーメルなどの世界最高峰ブランドの生地まで、幅広い生地が用意されています。生地選びに徹底してこだわることができますよ。

2. SADA(サダ)

SADAのオーダージャケット

出典:SADA

ホームページ SADA 公式サイト
価格 32,780円~
納期 約1ヶ月
店舗 全国48店舗

SADAは、全国に店舗を有する大型のオーダースーツショップです。もちろんジャケット単体の取り扱いもあり、手頃な価格帯でオーダーが楽しめます。
初めての方でも気軽にオーダーがしやすく、20代~30代前後の若者の利用者も多いお店です。
通常納期は約1か月。ただし、有料オプションを利用することで納期を大幅に短縮することが可能です。
また、ハイグレード仕立てなど、こだわりたい方におすすめのオプションも充実しています。
2回目以降の注文はインターネット上でできます。また、生地のサンプルブックを郵送で自宅などに送ってもらうことも可能です。

3. HANABISHI(ハナビシ)

HANABISHIのオーダージャケット

出典:HANABISHI

ホームページ HANABISHI 公式サイト
価格 38,500円~
納期 約6~7週間
店舗 全国18店舗

ハナビシは、生地の裁断から縫製までを一貫して自社工場にて行い、質の高いオーダーアイテムを作っているブランドです。多くのオーダーブランドでは、縫製工場を国内外問わずいくつも経由しながら一着を作り上げますが、ハナビシは徹底した国内縫製にこだわっています。
ハナビシのジャケットは、フォーマルな見た目のものから一枚仕立てのものまで、多くのデザインから選ぶことができます。ビジネスシーンはもちろん、プライベートなどのカジュアルシーンでも活躍する一枚を作ることができるでしょう。
会員割引や、初回注文時に使用できるクーポンなどがありますので、注文する際には活用してみましょう。
店舗は関東を中心に充実しています。2回目以降は、インターネット上で注文することも可能です。受け取りも郵送が選択可能なので、忙しいビジネスマンにもおすすめです。

4. FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)

ファブリックトウキョウのオーダージャケット

出典:FABRIC TOKYO

ホームページ FABRIC TOKYO 公式サイト
価格 22,000円~
納期 約1ヶ月
店舗 全国11店舗

FABRIC TOKYOは、メンズのオーダーアイテムを全般的に取り扱っているブランドです。2012年創業と、オーダー業界では比較的新しいブランド。今までにない、インターネットを駆使したオーダーシステムが人気を博しています。
オーダーする際は、初回注文時のみ店舗へ行き、フィッターに採寸をしてもらいます。来店が難しい場合には、自己採寸の結果を送ったり、手元にある身体に合ったサイズのジャケットを郵送したりすることで、サイズを登録することも可能です。
一度サイズの登録ができれば、2回目以降の注文時にはオーダーから発送まですべてインターネット上で完結します。オーダージャケットも多数の品揃えがあり、価格帯も22,000円からとリーズナブルです。
生地は無地などのシンプルな色柄が多く、機能性に優れた素材もあるので、着用シーンに合ったジャケットを作ることができるでしょう。

5. DIFFERENCE(ディファレンス)

ディファレンスのオーダージャケット

出典:DIFFERENCE

ホームページ DIFFERENCE 公式サイト
価格 29,260円~
納期 約5週間~
店舗 全国66店舗


DIFFERENCEは、株式会社コナカが展開しているオーダースーツブランドです。店舗数が多く、行きやすいのが特徴です。来店予約のシステムやアプリ、AIを使った採寸サービスなど、高いIT技術も採用しています。
縫製工場のものとは異なる、ディファレンスオリジナルの型紙をもつなど、商品に対する強いこだわりが感じられます。ジャケットのスタイルは、パットを入れるスクエアショルダーや、それらを使用しないよりカジュアルなアンコンスタイルまでさまざまです。
生地の選択肢も、ホームページ上には載せきれないほどのボリュームを誇ります。裏地やボタンも選べるので、まさに自分好みのジャケットが作れるでしょう。
納期短縮の有料オプションサービスを利用すれば、通常の納期より10日から2週間ほど早く仕上がります。

6. Global Style(グローバルスタイル)

グローバルスタイルのオーダージャケット

参考価格:出典:GlobalStyle

ホームページ GlobalStyle 公式サイト
価格 52,800円~
納期 約3~4週間
店舗 全国31店舗


オーダースーツブランドとして高い知名度を誇るグローバルスタイル。もともと羅紗屋(生地問屋)であったことを活かし、他店では取り扱いのない生地など幅広いラインナップが用意されています。
期間限定のキャンペーンや、複数着購入することでお得になるシステムがあり、本格的なオーダージャケットを手頃な価格で手に入れることができます。
選べるモデル(デザイン)の数も豊富です。カッチリ目のトラディショナルなモデルや、柔らかいイタリアンスタイルなど、お好みのジャケットを作ることができます。
保証が手厚い点も魅力のひとつ。仕立て直しや返金保証といったサービスがあるので、完成したもののサイズが合わない、イメージと違う、といった場合には相談してみましょう。※上記保証期間は納品後3か月以内です。

7. 麻布テーラー

麻布テーラーのオーダージャケット

出典:AZABU TAILOR

ホームページ 麻布テーラー 公式サイト
価格 27,500円~
納期 約4週間~
店舗 全国26店舗

麻布テーラーは50年以上の歴史を持つ自社工場を有していて、有名スポーツチームのオフィシャルスーツも手がけている老舗のオーダーブランドです。
ヨーロッパを中心とした国々の生地を豊富に揃えています。また、バイヤーが直接生地の買い付けを行っており、麻布テーラーにしか取り扱いがない生地も多くあります。
スタッフによる丁寧なカウンセリングが売りの麻布テーラーでは、「来店」での注文が必要となります。
老舗オーダー店と聞くと敷居が高くて入りづらいイメージがありますが、麻布テーラーの店内は広々としており、ゆったりくつろげる空間となっています。オーダーが初めてという人でも気軽に楽しめます。
ホームページやSNSなどにはスタッフのコーディネートが数多く掲載されているため、イメージが掴めない場合は覗いてみましょう。

8. UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S(ユニバーサルランゲージメジャーズ)

ユニバーサルランゲージメジャーズのオーダージャケット

出典:UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S

ホームページ UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S
価格 要問合わせ
納期 約4~5週間
店舗 全国17店舗

ユニバーサルランゲージメジャーズは、スーツ量販店の最大手である洋服の青山を展開する、青山商事のオーダーブランドです。上品さをコンセプトとした既製服を展開するユニバーサルランゲージのオーダー版と言えます。
簡単な補正・寸法合わせを行うパターンオーダーのほか、ハンドメイドを取り入れた本格的なオーダーが選べます。ハンドメイドタイプはオプションとなりますが、より本格的に、体にピッタリと合うジャケットを作ることができます。
通常4~5週間の納期がかかりますが、10日ほど納期が縮まる有料オプションサービスがあります。店舗は、関東を中心に展開されています。2回目以降の注文は、インターネット上でも可能です。

9. Dandyism Collection(ダンディズムコレクション)

Dandyism Collectionのオーダージャケット

出典:Dandyism Collection

ホームページ Dandyism Collection
価格 69,800円~
納期 約1ヶ月
店舗 1店舗(大阪府)

ダンディズムコレクション、通称ダンコレは、大阪心斎橋に店を構えるオーダー店です。ジャケパンスタイルを最も得意とするという珍しいタイプのオーダー店であり、オーダージャケットをお探しの方におすすめのブランドです。

イタリアのインポート生地を中心に扱っており、上質で本格的なオーダージャケットを仕立てることができます。価格帯は、69,800円、128,000円、198,000円の3つの設定。生地・仕立てともに高いレベルが期待できるため、パーティーやここぞという時の1着としても活躍するでしょう。

「イメージが湧かない」「どのような生地を選べばよいかわからない」という人でも、知識の豊富なコーディネーターがいるため安心です。オーダージャケットの他にも、オーダーシャツなどの取り扱いがあるため、全身のコーディネートを揃えることも可能です。

10. BIGVISION(ビッグビジョン)

ビッグビジョンの

出典:BIGVISION

ホームページ BIGVISION 公式サイト
価格 20,625円~
納期 最短1週間
店舗 全国26店舗


ビッグヴィジョンは、青森県に自社縫製工場を持つオーダーブランドです。「ビジネスマンに既製服よりも安く、しかもハイクオリティーな注文服を!」をテーマに、手頃な価格帯のオーダーアイテムを数多く用意しています。
オーダージャケットも例外ではなく、比較的リーズナブルな価格で作ることができます。低価格の秘けつは、やはり自社工場での一貫した生産ライン。中間業者を介さないことで、クオリティーの高い商品をお手頃価格で作ることができています。
また、1週間という驚きの早さでオーダージャケットを手に入れられる期間限定キャンペーンなどを開催しています。
完成後にサイズなどが合わなかった場合は、初回に限り無料でお直しが可能。オーダーが初めての方でも安心して楽しむことができるでしょう。

11. ZERBINO(ゼルビーノ)

ZERBINOのオーダージャケット

出典:ZERBINO

ホームページ ZERBINO 公式サイト
価格 35,200円~
納期 約5~6週間後
店舗 都内3店舗

都内に3店舗を掲げるゼルビーノは、本場ナポリの仕立てを忠実に再現する本格派オーダーブランドです。価格に負けない、縫製レベルの高さが近年人気を集めています。予算があれば、手作業によるアイロンワークなどを取り入れた、より高級な仕立てを注文することも可能です。
取り扱う生地は、イタリアなどの本格派ブランドのものが中心です。ヨーロッパならではの発色の良い色柄は、それだけでも目を引くでしょう。
ゼルビーノでは、ジャケットに合わせるスラックスや革靴などのオーダーも行っています。オーダー店というよりはセレクトショップのような雰囲気で、全体的なコーディネートの提案も得意としています。納品後5ヶ月間はサイズのお直しが無料と、アフターフォローも充実しています。

12. FIVE ONE(ファイブワン)

FIVE ONEのオーダージャケット

出典:FIVE ONE

ホームページ FIVE ONE 公式サイト
価格 88,000円~
※BLUE LINEは店頭お問合せ
納期 約35日
店舗 全国6店舗

ファイブワンは、日本を代表するファクトリーブランドのひとつ。数々の有名ショップの製品も手掛けるOEM事業で、圧倒的な知名度を誇ります。
自社だけでなく、さまざまなブランドの既製服を手掛けているということは、多くの注文に対応できる確かな技術力があることの証しでしょう。
ファイブワンのハウスモデル(ブランド独自の型紙)は、完成度の高さに定評があります。オーダージャケット向けのファイブワンの独自モデル「SHモデル」は、ジャケットならではの良さを最大限に活かした作りになっています。
肩パットや芯地などを極力省いた非常に軽い仕上がりで、スーツのジャケットとは全く異なる着心地を再現しています。
価格は生地の違いにより分けられます。パターン・イージーオーダーとしては決して安くはない価格設定ですが、仕立ての良さは折り紙付きです。

13. Ginza Tailor CLOTHO(銀座テーラークロト)

Ginza Tailor CLOTHOのオーダージャケット

出典:Ginza Tailor CLOTHO

ホームページ Ginza Tailor CLOTHO 公式サイト
価格 66,000円~
納期 約3週間
店舗 都内1店舗

銀座テーラークロトは、フルオーダースーツを展開する銀座テーラーによる、パターンオーダーラインです。オーダーの最上級である、ハンドメイドによるフルオーダーの確かな経験を受け継いだ、本格派オーダーブランドと言えます。
オーダージャケットを作る上で命とも言える「パターン」は、長年の経験を活かした銀座テーラー肝入りです。そのため、型紙の時点で完成度が高く、簡易的なパターンオーダーとは一線を画します。
店舗は東京銀座に1店舗のみ。来店の際は予約が必要です。遠方に住んでいる場合には、一度来店して採寸を行ったのち、完成品を自宅まで郵送してもらうことが可能です。
生地・サイジングともに妥協したくない、本格的なオーダージャケットをお求めの方におすすめのブランドです。

14. 銀座山形屋

銀座山形屋のオーダージャケット

出典:銀座山形屋

ホームページ 銀座山形屋 公式サイト
価格 36,300円~
納期 約2週間
店舗 全国24店舗

銀座山形屋は、明治40年創業の老舗オーダーブランド。銀座山形屋のオーダーシステムには3パターンあり、手縫いをメインとした本格的なオーダーも手掛けます。
オーダーメイドが初めての方には、山形屋が自信を持つ型紙をベースとしたイージーオーダーがおすすめ。より本格的なオーダーをしたいときは、工程の多くを丁寧な手作業(ハンドメイド)にした「ロイヤルカスタムオーダー」がおすすめです。
取り扱い生地も幅広く、デザインもネクタイに合うかっちりとしたものや、ラフに羽織れるものなど、豊富に用意されています。
自宅や職場の近くに店舗がない場合は「ホーム&オフィス出張サービス」が活用できます。店舗と完全に同一価格で利用ができ、出張料金もかかりません。

15. MIYUKI CRAFTS SUITS(ミユキクラフツスーツ)

MIYUKI CRAFTS SUITSのオーダージャケット

出典:MIYUKI CRAFTS SUITS

ホームページ MIYUKI CRAFTS SUITS 公式サイト
価格 77,000円~
納期 約3週間
店舗 3店舗(東京・大阪・札幌)

ミユキクラフツスーツは、高級服地メーカーである御幸毛織株式会社を母体とするオーダーブランドです。1905年創業という長い歴史もあり、高品質の服地とオーダーアイテムは多くの人々から支持されています。
御幸毛織の作り出す生地は、海外の有名ブランドに引けを取らない美しさ、品質の高さが売り。まさに日本を代表する生地メーカーと言えます。日本各地のオーダーブランドへ生地の提供も行っています。
ミユキクラフツスーツでは、生地の調達から仕立てまで、すべて一貫して自社にて行っています。製造過程でほかの業者が入らないため、品質の高いオーダーアイテムを適正な価格で提供することができています。

16. SHITATE(シタテ)

SHITATEのスーツ

出典:SHITATE

ホームページ SHITATE 公式サイト
価格 22,330円~
納期 約2週間~
店舗 全国の洋服の青山店舗

シタテは、紳士服量販店である洋服の青山の店舗内で注文できるオーダーブランドです。洋服の青山は駅に近いところのほか、郊外にも多くの店舗を構えていますので、立地の良さは抜群と言えるでしょう。
オーダージャケットの価格はとてもリーズナブル。かつ、完成まで2週間と比較的早いため、気軽にオーダーを楽しめます。
生地は機能性に優れたものから、インポートの高級生地まで、豊富に取り揃えられています。
完成後1年間は修理が無償ですので、万が一の際も安心。気軽にオーダージャケットを作ることができるため、オーダー未経験の人にもおすすめです。

17. Suit ya(スーツヤ)

スーツヤのオーダージャケット

出典:Suit ya

ホームページ Suit ya 公式サイト
価格 24,800円~
納期 約35日間
店舗 なし


スーツヤは、実店舗を持たないネットオーダー専門のブランドです。ジャケット単品のオーダーも受け付けており、フォーマルからカジュアルまで幅広く選択することができます。
2回目以降ネットオーダーが可能なブランドは多くありますが、初回からインターネット上で完結するオーダーブランドは異色の存在と言えるでしょう。
注文方法は、自己採寸データを登録する方法や、気に入っているジャケットを郵送して近いサイズに仕立てる方法があります。自己採寸の方法はホームページに詳しく載っているので、初めての注文でも安心です。
実店舗を持たず、自社工場で一貫して製造するため、良質かつリーズナブルな価格設定が実現しています。完成品は自宅まで届けてもらうことができます。
全てインターネット上で完結するため、忙しい人や、スタッフとのコミュニケーションが苦手な人にもおすすめのブランドです。
完成品のサイズに不満があった場合、初回オーダー時であれば1着に限り1度まで無償修理ができるという「ジャストサイズ保証」サービスもあります。

オーダージャケットとは?既製品との違い

アパレルショップにある、既製品(完成品)とオーダージャケットの違いを詳しく解説します。理解が深まることで、より自分好みのジャケットを作ることができますので、ぜひチェックしてください。

生地や細部のデザインが選べる

自分の好きな生地が選べるのは、オーダージャケットの大きな魅力の一つです。ジャケットとして使われる生地は実にさまざま。色や柄だけではありません。生地の素材の違いによっても、見た目が大きく変わります。
以下、オーダージャケットでよく使われる素材とその特徴をご紹介します。生地選びの際に参考にしてみてください。

ウール

スーツやジャケットの定番素材として使われます。ウールと聞くと暖かいイメージがありますが、加工の違いなどによりオールシーズン使われます。油分を含んでおり、しっとりとした見た目が特徴です。

コットン

シャツやチノパン、セットアップなどによく使われる素材です。張りがあり、マットな質感が特徴的です。吸湿性、速乾性に優れるため、着心地が良いのもメリットのひとつ。ウールなどに比べ、ややシワになりやすい素材です。

リネン(麻)

リネンとは植物から採られる繊維のこと。さらりとした触り心地と、適度に硬い質感が特徴です。吸湿性に優れているため、春夏のアパレル素材として人気です。

カシミヤ

冬の高級素材として知られるカシミヤ。極細繊維による生地の柔らかさ、滑らかさは他の素材には到底真似できません。希少価値が高いため、高価な場合が多いです。見た目・着心地が良い反面、ややデリケートな素材でもあります。

ポリエステル

化学繊維であるポリエステルは、ジャケットなどの素材としてよく使われています。ポリエステルは繊維が強く丈夫なので、耐久性に優れます。機能性ジャケットなどに向いている素材です。

自分にピッタリのサイズに合わせられる

自分にピッタリのサイズに合わせられるのは、オーダージャケットの醍醐味です。オーダージャケットで調整できるポイントはブランドによって異なりますが、多くは下記のポイントの調整が可能です。

着丈(上着の長さ)

袖丈

肩幅

胸回り

胴回り(お腹周辺)

人間の体は、生まれ持った骨格や生活週間などにより人それぞれ異なります。以下に当てはまる場合は、特にオーダージャケットが向いている可能性が高いといえます。

こんな人におすすめ!

スポーツをしていて肩や胸回りが発達しており、ウエストが細い

腕が短く、あるいは長く、既製品では袖の長さが合わない

お腹周りが出てしまい、ジャケットが不格好になってしまう

身長が高く、あるいは低く、ジャケットの丈が合わない

サイズの合うブランドはあるが、デザインが気に入らない

既製品の中から、デザインもサイズも自分にぴったり合うジャケットを探すのは大変ですよね。
オーダージャケットであれば、デザインもサイズも、自分に合うようにアレンジすることができます。

オーダージャケットのブランドの選び方

オーダージャケットのブランドの選び方
オーダージャケットを作れるお店はたくさんありますが、選び方に迷いますよね。ここではいくつかのポイントに絞って解説します。

予算・納期・生地の種類

お店の選び方として、最低押さえておきたいのが予算・納期・生地の種類です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

予算

オーダージャケットと言えども、2万円ほどのブランドから10万円を超えるブランドまでさまざまあります。自分の予算と検討中のブランドの価格帯が釣り合っているかを確認しましょう。
ブランドによっては、オプションサービスの追加などによって想像以上の金額になってしまう場合もあります。金額については事前にホームページを確認し、わかりづらい場合は来店前に一度問い合わせをしてみましょう。

納期

オーダージャケットは、完成までに時間がかかります。最短で10日ほどで完成するブランドもありますが、中には6週間ほどかかるブランドもあります。
またブランド・工場によっては時期が前後する可能性もあります。あらかじめ着用日が決まっていて、納期がギリギリになりそうな場合には、事前に問い合わせをしましょう。

取り扱い生地

選べるジャケットの種類は、ブランドによってテイストや数が異なります。また、生地のメーカーや素材の違いによっても、価格や雰囲気が大きく変わります。
カチッとしたスタイルが得意なブランドでは、イタリアンな柔らかい生地の取り扱いがないなど、目当ての生地が取り扱われていない場合もありますので、こだわりがある場合は事前に確認してみましょう。

カジュアルに着られるジャケットとスーツの上着との違い

街を歩いていると、ビジネス向けのスーツ(上下セット)の上着を、ジャケパンスタイルのジャケットとして着用している方を見かけることがあります。
しかし、このような着こなしは好ましくありません。スーツにはスーツの、ジャケットにはジャケットの特徴があります。詳しく見ていきましょう。

生地の違い

スーツ

スーツに使われる生地の多くは、細い繊維を使用したきめ細かい表情が特徴的です。生地の表面に凹凸があまりなく、無地やストライプが大半を占めます。上質な素材を使った生地には、表面に上品な光沢が現れます。

ジャケット

ジャケットに使われる生地は、スーツの生地に比べ、ややざっくりとした織り方であることが一般的です。生地の表面をややカジュアルに見せることで、チノパンやデニムなどとも合わせられるようになります。
このように、スーツに使われる生地とジャケットに好まれる生地には明らかな違いがあります。スーツのジャケットをチノパンやデニムと合わせると、ジャケットが上品すぎてチグハグな印象になってしまいます。したがって、スーツのジャケットを単品で使うことはおすすめできません。

デザインの違い

芯地、裏地

スーツはシルエットを保つため、芯地と呼ばれる生地と裏地の間に芯材が入ります。また、全体的に裏地がつくことにより、ややかっちりとした印象に仕上がります。
一方、ジャケットは、柔らかいシルエットを再現するために、芯材や裏地を使わないケースがあります。なお、このような仕立ては「一枚仕立て」「アンコン仕立て」と呼ばれるので覚えておきましょう。

ポケット

ジャケットの外側、腰部分のポケットのデザインも、スーツとジャケットで異なる場合があります。スーツは蓋が付き、物を入れるための袋が内側につきます。
一方、カジュアルなジャケットほど、フタがつかず、物を入れる袋が外側につきます。こうすることで、よりラフでリラックスした雰囲気が再現できるのです。

肩周り

スーツは肩パットと言われるパットが入り、やや四角いシルエットになります。一方、カジュアルジャケットの場合は、パットが入らずシャツのような作りをします。これをシャツ袖とも言い、この違いが見た目の印象を大きく変えます。

ジャケットおすすめの着こなし方法

ジャケットスタイルが初めての方や、着こなしの幅を広げたい方のために、2つのシーンに分けておすすめの着こなしをご紹介します。

ビジネスシーン

企業や業界によって雰囲気はさまざまですが、無難なデザインから揃えていくのが良いでしょう。
まずおすすめしたいのが、ネイビーのシンプルなデザインのジャケット。ノーネクタイスタイルでも馴染む、使い勝手の良さがポイントです。
ボトムスも、グレーのスラックスであればかしこまった雰囲気に、ベージュのチノパンならリラックスしたスタイルに様変わりします。

カジュアルシーン

カジュアルシーンでは、インナーやパンツに自然に合う着こなしを意識しましょう。デニムなどのカジュアルな装いには、ざっくりしたラフな質感のジャケットが似合います。
スーツのようなフォーマルな見た目のジャケットは、かえってバランスが悪くなりますので注意しましょう。

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