日本製の服や小物にこだわるファッションブランド人気&おすすめ14選

日本製の服や小物にこだわるファッションブランド人気&おすすめ14選
アパレル業界のものづくりは日々変化しています。近年は、ファストファッションを中心に低コストで服を製造・販売できることもあり、日本国内のアパレル品の国内生産比率は約2.3%と低迷しています(出典:経済産業省「繊維産業の現状と経済産業省の取組」)。
そんな状況下でも、品質レベルの高い国内生産にこだわってものづくりをしているブランドがあります。
良いものを長く使いつつ、技術のある職人や工場を守ることにも繋がる。そんな国内生産ブランドを選びたい方のために、人気&おすすめのブランドをご紹介します。

編集部
MEN’S FASHION BRAND LIST
日本製にこだわるファッションブランド|服・総合
1. quadro(クオドロ)
出典:quadro
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | トップス:約5,000円~ / パンツ:約12,000円~ |
quadro(クオドロ)は、「日本の職人が持つ技術を最大限に活かした、着やすくて飽きのこない服」をコンセプトに、こだわりが詰まった服を展開するファッションブランドです。
ナチュラルで素材感のある服は、ファッション上級者も唸るクオリティ。糸の段階からこだわって仕上げたシャツやパンツ類が人気です。

quadroは、靴やバッグ等の革製品のクオリティもハイレベル。ナチュラルな雰囲気が好きな方にはピッタリだと思います!
2. FACTELIER(ファクトリエ)
出典:FACTELIER
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | トップス:約5,000円~ / パンツ:約10,000円~ |
ファクトリエは、高い技術力をもつ工場と提携し、高品質の服やバッグを販売するショップです。
年齢問わず着られるシャツやジャケット等、主張し過ぎないデザインも魅力的。人に語れるモノを身につける楽しさを教えてくれます。
3. MARKAWARE(マーカウェア)
出典:MARKAWARE
年齢 | 20代・30代・40代 |
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価格帯 | トップス:約10,000円~ / パンツ:約27,000円~ |
MARKAWARE(マーカウェア)は、日本人デザイナーが立ち上げた国内ブランド。素材選び・縫製・加工等、洋服作りにおけるすべてのアプローチを日本国内で行い、本当の「メイドインジャパン」にこだわっています。
大人も着られるハイセンスで洗練されたアイテムが豊富。ファッショニスタも注目するドメスティックブランドの一つです。
4. JOHNBULL(ジョンブル)
出典:JOHNBULL
年齢 | 20代・30代・40代 |
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価格帯 | トップス:約5,000円~ / パンツ:約10,000円~ |
1952年にデニムの聖地である岡山県倉敷市で創業した株式会社ジョンブル。1970年からは、ジーンズを中心としたカジュアルウェアを企画・ 製造・ 販売しています。
デニムブランドということもあり、ワークやミリタリーテイストの服を得意としています。素材感のある服が好みの方は必見です。オンラインストアでは、日本製以外の服も販売されているので注意しましょう。
5. PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ)
出典:PUBLIC TOKYO
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | トップス:約6,000円~ / パンツ:約13,000円~ |
PUBLIC TOKYOは、STUDIOUS(ストゥディオス)、UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)を運営する株式会社TOKYO BASEが2018年にスタートしたファッションブランドです。オールメイドインジャパンの品質の高いアイテムを、比較的手に取りやすい価格で展開しています。
6. CRAFSTO(クラフスト)
年齢 | 20代・30代・40代 |
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価格帯 | トップス:約9,800円~ |
CRAFSTO(クラフスト)は、2020年にスタートした日本のレザーブランドです。高品質でコスパに優れている革財布やバッグが有名なCRAFSTOですが、2022年からはアパレル商品の展開を開始。
アパレル商品は、男女問わず着用できるハイセンスなデザインや、環境負荷に配慮したものづくりを徹底している点が特徴です。革小物と合わせて、高級感のあるカジュアルウェアを楽しめます。
日本製にこだわるファッションブランド|ニット編
7. BATONER(バトナー)
出典:BATONER
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | ニット:約10,000円~ |
BATONER(バトナー)は、1951年に山形県寒河江市で創業した老舗ニットメーカー“奥山メリヤス”が手がけるニット専門のファクトリーブランドです。ブランドを代表する“畔編みニット”は、使い込んでも毛玉が出来にくく、形崩れもしにくいのが特徴。ファッション関係者の中でも評判の良いブランドです。
8. YASHIKI(ヤシキ)
出典:YASHIKI
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | ニット:約25,000円~ |
YASHIKIは、古くから繊維産業が盛んであった北関東地域で生産されるニットを販売するファッションブランドです。丁寧に仕上げられた日本製ニットクオリティの高さが魅力。ニットの編み目模様で浜辺の波や畦道を表現したり、着物のパターンをオマージュするなど、日本的な要素を取り入れたデザインセンスにも注目です。
日本製にこだわるファッションブランド|ジーンズ・デニム編
9. JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)
年齢 | 20代・30代・40代・50代 |
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価格帯 | ジーンズ:約13,000円~ / デニムジャケット:約20,000円~ |
デニム・ジーンズの産地として有名な岡山県倉敷市の児島地区。その地を拠点とする株式会社ジャパンブルーが、オリジナルブランドとして2011年に立ち上げたのが「ジャパンブルージーンズ」です。
海外のバイヤーも注目するなど、その品質の高さは折り紙付きです。
10. KURO(クロ)
出典:KURO
年齢 | 20代・30代・40代 |
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価格帯 | ジーンズ:約18,000円~ / デニムジャケット:約25,000円~ |
2010年にスタートした日本国内のブランド。ブランド名の由来は日本人の髪や瞳の色である「黒」。
体型や好みに合わせ、代表的な5種類のシルエットからジーンズを選べます。
11. orslow(オアスロウ)
参考価格:29,480円 / 出典:ZOZO
年齢 | 20代・30代・40代 |
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価格帯 | パンツ:約15,000円~ / デニムジャケット:約27,000円~ |
オアスロウは、兵庫県西宮市発のデニムブランドです。メイドインジャパンにこだわり、生地の製造から加工まで一貫して日本国内で行っています。
選び抜かれたコットンから作られるジーンズやデニムジャケットは、大量生産品では感じられない風合いや素材感を持ってます。
日本製にこだわる革製品ブランド
12. sot
取扱商品 | 財布・バッグ・名刺入れ・小銭入れ・キーケース等 |
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年齢 | 20代・30代・40代・50代・60代 |
価格帯 | 約5,000円~ |
本記事でもご紹介したファッションブランド「クオドロ」の姉妹ブランドにあたるsot 。sotは、ナチュラルな雰囲気が魅力のレザーを使った革小物を展開するブランドです。中でも、表面に若干の起毛感があり、使い込むほどに色の深さと艶が増していくプエブロレザーを使った財布や小物は、sotを代表するアイテム。男女問わず利用できるデザインも魅力です。
13. CRAFSTO(クラフスト)
取扱商品 | 財布・バッグ・靴・ベルト・アクセサリー等 |
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年齢 | 20代・30代・40代・50代・60代 |
価格帯 | 約6,000円~ |
CRAFSTO(クラフスト)は、東京・浅草橋に工房兼店舗を構えるレザープロダクトブランド。2020年にスタートして以来、その品質の高さが評価され、一気に成長を遂げているブランドです。
特筆すべきは、素材そのものや仕立てのクオリティが高いにも関わらず、流通コストを削減するなどして低価格を実現している点。いわゆる「ファクトリーブランド」だからこそ実現できるコスパの高さが魅力です。最高峰のレザーであるシェルコードバンや、丈夫で強いブライダルレザーを使った革小物がおすすめです。
14. CYPRIS(キプリス)
取扱商品 | 財布・バッグ・名刺入れ・小銭入れ・キーケース等 |
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年齢 | 20代・30代・40代・50代・60代 |
価格帯 | 約6,000円~ |
キプリスは、1995年に創業した国内革製品ブランドです。米国ホーウィン社のシェルコードバンや、ベルギーのタンナーで鞣したルーガショルダー(ルガトショルダー)等、最高級の革を贅沢に使った革製品を展開します。
皮革産業の一大集積地である兵庫県姫路市のタンナーで鞣された「シラサギレザー」を使用した小物も人気です。
「高品質で低価格」を狙うなら、ファクトリーブランドがおすすめ!
ファクトリーブランドとは?
ファクトリーブランドとは、他のファッションブランドから受注して服を作っている工場(ファクトリー)が自ら立ち上げたブランドの総称です。
ファクトリーブランドを選ぶメリット
1. 高品質で低価格
工場自ら商品を企画・製造・販売を行うファクトリーブランドは、通常各過程で発生するマージンを削減することができます。
それにより、高級ブランドで売られているような品質の服や小物を安く売ることができるのです。
「高品質」というのは、生地に高級感があったり、つくりがしっかりしている、というイメージです。一つの物を長く愛用できれは、さらにコスパは良くなりますよね。
2. 日本のアパレル産業を守ることに繋がる
また、私たち消費者があえてファクトリーブランドの服を購入することで、高い技術力を持つ工場等、日本のアパレル産業を守ることにも繋がります。
もちろん、無理してファクトリーブランドの服を揃える必要はありません。
ただ、自分がこだわりたいアイテム(シャツやニット、革小物等)を買うときに、あえて日本のファクトリーブランドの商品を選ぶというのは、一つのファッションの楽しみ方ですよね!
ファクトリーブランドのデメリット
1. 大量生産品と比べると価格は高い
H&MやGU等、大規模なファストファッションブランドは、効率良く大量生産を繰り返すことで商品単価を極限まで下げています。
ファクトリーブランドは流通コストをカットできるとはいえ、一つ一つのアイテムの単価を比べれば、ファストファッションブランドよりも高くなります。
2. 知名度が低い
世界的に有名なハイブランドには、高い知名度があります。高い知名度があるからこそ、ハイブランドのアイテムを身に付けることで、ステータスを示すことができるわけです。
他方で、ファクトリーブランドにはそのような高い知名度はありません。
有名ブランドの服や小物を身につけることに価値を感じる方にとっては、ファクトリーブランドは物足りないかもしれません。
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